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納豆ご飯

夫はお昼付きの仕事に出かけて行ったので、ひとりで簡単に。納豆ご飯、ターサイのオイル煮、おでん。納豆は、登喜和の日本の農(みのり)。結構好き。

玉子焼きサンド

夫は歯医者に行ったまま帰ってこないので、ひとりめし。超熟に半端野菜(主にねぎ)を刻んだものを混ぜ込んだ玉子焼きを挟んで、てけとーに食べる。ケチャップをたっぷりかけて食べるのがよし。

夕方に、コープベーカリーのイートインで、コーヒーとくるみあんぱん。

グラノーラ

グラノーラとヨーグルトで朝食。

ほどなく夫が帰ってきたので、おみやげのあゆの和菓子を食べる。

もう一つのおみやげは、由比缶詰所のツナ缶でした。えっ、夫が、(人からもらったものを持ち帰ってきたのではなく)自分でおみやげを選んで買ってきたですって!? と内心ものすごく驚きましたが、このツナは、ナイスチョイスですよ。おいしいよねー。

キャベツのチーズ焼き

なんやかんやで買い物に行きそびれたので、冷蔵庫にあるもので適当に。

キャベツをざっくり切って、チーズをのせて、オーブンに放り込む。冷蔵庫に入れっぱなしだった、いつぞやのまるぱんをアルミホイルにくるんで、オーブンの上段に放り込む。

夫がいたら絶対こういう食事は作らないけど、ひとりだったらアリ。焦げ目の付いたキャベツは甘くておいしい(私は好きなのだが、夫はあまり好かん)。ひとりはええなーと思いつつも、ただ、あんまり酒を飲みたい気分にならないのが、不思議。

鶏皮煮込み

朝の9時半に家を出て、夜の10時半に帰宅。もうへとへと。しかし、昼も夜も軽く済ませた上に、すごいものを見て興奮冷めやらぬ状態。ここは1杯飲むしかないでしょうと、日本酒に、鶏皮煮込み。

夫は鶏皮が苦手なので、鶏肉を買うたびに皮だけ剥いで冷凍し、ある程度溜まったら、それで出しを取るんですが、その出し殻を具にしています。

鶏皮の出しは、大昔に、飛田和緒さんがどこかで紹介されていたのを読んで頭に残っていて、ふとやってみたら、ホントにいい出しが取れたので、それ以来定番となっています。不思議なことに、皮は大っ嫌いな夫もこの出しは大好きで、たいていはカレーの煮汁で使います。これで煮ると、じんわりおいしいんです。

出し殻の皮は、食べやすい大きさに切って、大根、にんじん、ごぼう、れんこん、干ししいたけ、こんにゃくと一緒に炒めて、味噌でこってり煮ます。なんというても出し殻なので、しょうゆベースより、味噌ベースのほうが、食べ応えが出る感じがします。

お弁当2つ持って

歌舞伎「風の谷のナウシカ」を観に、新橋演舞場へ。

普段は、中日から後ろで見ることが多いのですが、新作は人様の感想を聞く前に観てしまいたいというのもあって、出来るだけ早めの日にちで取ることが多いです。今回は、題材が題材だけに、発表の段階から普段歌舞伎を観ない人からのあれこれがいろいろやかましかったので、初日に取ってしまいました。取れてよかったなぁ…。私は3階席でしたが、全体的に年齢層は高め。初日ということで、大向さんが集団でいらっしゃっていて、すぐ後ろだったので、結構な威圧感がありました。

それにしてもこのポスタービジュアルはよい。なんといっても、ダブルヒロインなのがよい。ジブリが絡んだ企画らしく、グッズも色々販売されていましたが、(テトのぬいぐるみを除いて)正直どれもイマイチ。よくわからんグッズを売るくらいなら、どうしてこのポスターを売ってくれないのか…と、思ったものでした。

昨日作ったチキンサンドがおいしかったので、1部の幕間用に同じのを作ってお弁当に。低糖質イングリッシュマフィンに、チキンなので、食べ応えはあるのに眠くならなくてよい。

お芝居は、昼の部3幕、夜の部4幕で、全7幕。開演11時、終演20時40分なので、昼夜通しで観ると、9時間40分の長丁場です。幕間を除いた正味で考えると6時間ですが、それでもやっぱり長い。ただ、結論から言えば、この6時間は、全然辛くなかった。きちんと予習をしていったからということもありますが、そもそも脚本がすごく良くて、原作の見どころをきちんと整理したうえで過不足なく盛り込んでいるし、台詞がいい(正直、台本を売って欲しいと思いました)。原作には時代がかったものいいをするキャラクターが存外多く出てきますが、それが歌舞伎の世界観に合うのかもしれません。

映画でおなじみのストーリーは序章でまとめられ、2幕、3幕は、原作の4巻までのエピソードを中心に構成されていました。序章のナウシカ菊之助もよかったんですが、特に3幕のクシャナ七之助が圧巻でした。「妾(わらわ)」という人称がこれほど似合うキャラクターがあるか? ってほど、大ハマりでした。同じくらいドハマりしていたのが、クロトワ片岡亀蔵で、似合いすぎ。

配役を聞いたときは、若すぎるのでは? と思ったユパ松也も2枚目に演じていて、すごくかっこよかったです。ところで、ほとんどの衣装が歌舞伎に寄せたデザインなのに、ユパ様だけ、ハットにマント、ブーツで、原作寄りです。確かにユパ様が「和」に振れた衣装だったら、大分違和感があっただろうなとは思います。

昼の部が終わって、夜の部まで1時間40分間が空いています。ずっと劇場内にいることもできましたが、気分転換もかねて、いったん外に出る。

お腹は空いてないのでお茶はしたいけど、なんとなくチェーン店じゃないところがいいな…ということで、カフェ・ド・ランブルに行く。2016年以来なので、3年ぶり。相変わらず混んでいたけど、1人だったのでサクッとカウンターに座れた。

あまーいのが飲みたかったので、ブラン・エ・ノワール。やっぱりおいしい。だけど、以前飲んだ時のような感動がなく、こんなもんか…と思ってしまった。好みが変わってしまったのかもしれない。

キュッと飲み終わってしまったので、カフェ・ノワールを追加。おいしいんだろうけど、全体的にせわしない雰囲気で、なんかあんまりゆっくりコーヒーを楽しむ感じじゃなかったのが、ちょっと残念でした。

そういえば、コーヒーを飲みながら筋書を読んでいたら、隣の人に、「僕、ナウシカがものすごく大好きなんですが、あなたが読んでいるそれ、なんですか?」と尋ねられたので、ナウシカは歌舞伎化されて、チケットは完売で、今日が初日なんですよ、ナウシカ役は尾上菊之助さんですよ、と答えたのですが、ピンと来てない感じでした。かなりの熱狂的ファンっぽかったですが、そういった方に歌舞伎化の話題が全く届いていなかったというのは、ちょっと考えさせられました。

ちょっと早めに劇場に戻って、館内をぶらぶら。これは2階にある、平櫛田中の六代目尾上菊五郎の頭部です。国立劇場にある「鏡獅子」のための習作ですが、これはこれで完成されてる雰囲気。見飽きないので、ゆっくり見てたいのですが、ゆっくり見られる場所じゃないのよね、ここ。

本公演のために制作された、タピストリー幕。この柄のグッズを作ってくれたら、買ってたなぁ…。昼の部も、夜の部も、幕が上がる前に狂言回し役の役者さんが出てきて、これを使って世界観の説明をしてくれます。昼の部は尾上右近、夜の部は道化役の種之助が行いましたが、特に種之助の狂言回しっぷりは素晴らしかったです。

夜の部の白眉は、やっぱり庭の主 芝のぶと、ヴ王歌六に尽きますね。最高でした。だもので圧倒的に夜の部のほうが好きなんですが、実際、話も昼の部よりこなれていて、夜の部だけ見ても、十分楽しめたと思います。

夜の部の幕間に、持参した鶏皮煮込みを食べる。さすがにぬるくなっていましたが、脂を徹底的に除き、根菜がたっぷり入った汁物なので、身体の負担が少ない。おかげさまで、大詰まで居眠りもせず、乗り切ることが出来ました。

ラストのあのセリフ、シンプルがゆえにとても難しいと思いますが、すごくよかった、説得力がありました。

こんな話題作で、初日なのに、カーテンコールはあっさりしていて、それだけにここまでこぎつけるのは本当に大変だったんだろうな、と。初日に見られて、本当に良かったです。

グラノーラ

グラノーラにヨーグルト、コーヒー。

小僧(黄)が、家に人間が一人しかいないことに不信感を持っていて、ちょっと部屋に人がいなくなると、大きな声で啼き叫ぶのでした。今日はこれから1日お留守番だよ…。

ゆでモツ

夫がいないということは、食事の支度をしなくてもいいわけで、まぁなんというかその分の時間を違うことに振り分けられるチャンスなんだけど、なんかいつも結局、台所に立ってなんか作っている。夫がいたら食べにくいであろう料理を一人で作って食べるわけです。結果的には、いつもよりも多い時間を台所に費やしている気がする。ひとりで食べられる量なんてたかが知れてるのに。

今日は、Twitterで見かけて以来、大分前から一人の時に作ってみようと思っていた、ゆでモツを作る。

鶏レバーを、一口大に切り分けて塩を入れたお湯でゆでたら、よく水を切って、ごま油、塩、刻んだねぎでよく和える。今日はレアに近い感じに仕立てたけど、ガッツリゆでちゃったのもいいかも。塩を入れた湯で煮るのは、多分臭み取りの意味もあるのだろうけど、レバーって結構、短時間ですぐに塩が回るので、その点は注意かなと思いました。あんまり塩味にし過ぎちゃうと飽きちゃうので、この辺の塩梅は何回か作ってコツをつかむしかないなという感じです。

自分しか食べないからと手早く作ったこともあって、レバーの癖が残った仕上がりになりました。といっても私には問題ないレベルで、とてもおいしかったのだけど、これは夫は絶対に食べられないなぁ。なるほど、私は普段は、相当丁寧に料理しているんだなというのが分かって、妙に自分に感心してしまったのでした。

鶏皮ポン酢にわかめ。青ねぎのチヂミ。