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お弁当

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私のお弁当は、おおむね日曜日に一気に作り、5日間ひたすら同じものを食べ続ける…というのが定番。おかずは、土曜日の買い出しで適当に買ってきたものから、4~5品ほどひり出します。

今週のおかずは、以下の4品。

  • かじきとジャンボなめこのオイスター炒め
  • ドライマンゴーとにんじんのサラダ
  • ピーマン焼いただけ
  • 玉子焼き

かじきの炒め物は、ウーウェンさんの『大好きな炒めもの』にある「切り身魚のオイスターソース炒め」を参考に作りましたが、これは、弁当のおかずに最適。本では生鮭を使っていましたが、もちろん、かじきでも問題なく美味しい。余ったたれにジャンボなめこを絡ませて一緒にソテーしましたが、ご飯によく合う。

「ドライマンゴーとにんじんのサラダ」は、『わたしのとっておきサラダ』の瀬戸口しおりさんのページから。作ってすぐの頃は甘み(ドライマンゴー)よりも塩気(ナンプラー)のほうが優っていて、「サラダ」という感じだったけれど、時間が経つにつれて、ドライマンゴーの甘さが全体に強く広がって、「なます」みたいな味わいに変わってきた。

弁当のおかずでひとつだけ決めていることがあって、それは、必ず甘い玉子焼きを入れる、ということ。甘い玉子焼きにさほど思い入れはないと思うのですが、ただ、分厚い厚焼き玉子には、子供の頃から強い憧れがあって、どうしても自分の手で作れるようになりたい…という希望は持っていました。私個人の好みとしては出し巻きなんですが、夫は、寿司屋の「ギョク」みたいなのが好きなので、どうせだったら、夫が好きなものを作れるようになるか…ということで、毎週最低1回は玉子焼きを焼くことを自分に課しております。なので、もちろん、今週も焼いてます。

最初の頃は、『飯島風』にあった「少し甘い卵焼き」を参考に作っていましたが、だんだん、もっと甘く、もっと分厚く、と思ううちに、だいぶ自己流に変わりました。今は、『dancyu 2014年11月号』で紹介されていた、「山さき」のご主人の作り方を参考にした分量で作っています。凄く甘いです。だけど、お弁当の最後に食べると、ホッとします。ご主人は、修行先で5年間毎日焼いて納得の美味しさに到達したそうなので、気長に頑張ろうかな…と思っております。玉子焼き、難しいです。

玉子焼きの分量(21センチ四方の玉子焼き器)

  • 玉子(L玉)…4個(おおよそ200グラム)
  • 出し…卵液の分量の約半分(100cc前後。卵液と出しが1:2)
  • 砂糖(グラニュー糖)…大さじ2
  • 濃口しょうゆ…小さじ1
  • サラダ油…大さじ1

中身のないロールキャベツ

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あれだけ朝ごはん食べれば当然ですが(前の晩も相当食べてるし)、お昼はなかなかお腹が減らなかったので、お昼は近所のスーパーで果物(ぶどう)買ってきて、それつまんでおしまい。

夜は、土曜日に作っておいた、中身のないロールキャベツに、瓶詰のトマトソースをかけて温め、モッツアレッラチーズにパルミジャーノをかけて、200度のオーブンで20分ほど焼いたものを出す。

お手本は、上野万梨子さんの『パリのお惣菜屋さんのレシピ』にある、「中身のないロールキャベツのミートソース」。ただ、本では、ベーコンでくるりと巻いたロールキャベツをバターで軽くソテーしてから、ミートソース缶を加えて煮込み、さらに仕上げにもバターを散らすのですが、今回は、このバターをすべてカットして作ってみました。多分そうだろうなぁーと思いましたが、想像以上にあっさり味。すでに、ミートソースではなく、トマトソースを使っている時点でどこかでコクを補わねばならんのですが、それだけに、バターをカットしたのは無理があった。ま、これも、十分おいしいっちゃ美味しいですが、夫の反応は、「のほうが美味しかったなぁ」という顔だったので、今度はもうちょっと丁寧に作ろうかな、と。

あとは、超熟6枚切りをトーストし、お弁当用に作ったおかずを少し放出。ゆでほうれん草、玉子焼き、ドライマンゴーとにんじんのサラダ。

にんじんサラダは、『わたしのとっておきサラダ』にある、瀬戸口しおりさんのレシピです。せん切りにんじんに、ドライマンゴー、すりおろしにんにく、青唐辛子みじん切りに、酢、レモン汁、ナンプラー、砂糖を加えて和えるだけ。弁当に使うのでにんにくはパスし、青唐辛子は大分昔に輪切りにして焼酎につけておいたものを、レモンはかぼすで代用して作りましたが、だいたい近い感じに仕上がったと思います。

作っている途中で気づきましたが、味がソムタムっぽいなぁ、と思いました。辛口の白ワインに合いそうな味。

なすの田舎煮

なすの田舎煮 by nekotano

乱切りして、半日ほど陰干ししたなすを使って、田舎煮を作る。

ごく軽くだけど、水分を飛ばしてあるせいか、煮崩れが少なかった気がする。あと、調味料はいつもと同じ量だと思うのですが、微妙にいつもより、薄かった気がする。それは、半干しなすだからなのか、汗をかきすぎていていつもより濃いめの味を欲しているからなのか、なのかはよくわからない。とりあえず、次回は、干さずに作ろうと思う。

お昼に残ったゆでつるむらさきは、フードプロセッサーで細かく砕いてねばねばペーストにして、ごはん代わりに食べる(私が)。先日作って美味しかった、長野のやたらをもう1回(レシピは、『わたしのとっておきサラダ』の飛田和緒さんのを参考にしてます)。清水森ナンバが入っているからこその美味しさだと思いますが、しかし、これは、無性に美味しいです。かなり辛いんですけどね。

水切りチン豆腐に、にらジャン(『豆腐料理日韓中の100レシピ』のジョン・キョンファさんのレシピを参考にしています。ざっくりした作り方は、コチラ)。

夫はご飯を食べるというので、じゃ、私は八戸に行った際に駅で買ったりんご柄が可愛いワンカップ(六花酒造のじょっぱりカップ。多分、中身は「本醸造津軽じょっぱり」だと思う)でも飲むかな…と思ったのですが、先にビールを飲んだら、なんかそれで満足しちゃって持ち越しに。

やたら

やたら by nekotano

わたしのとっておきサラダ』に、「長野のやたら」というレシピがあって(飛田和緒さんレシピ)、本を開くたびにいつも目に留まりつつも、「ふーん」で終わっていたのですが、なぜか今日は「よし、作ってみよう」という気分になったのでした。暑いからですよね…。

本では、きゅうり(刻んで塩揉み)、なす(刻んで塩揉み)、えのきだけ(茹でる)、オクラ(茹でる)、ししとうがらし、みょうが、きゅうりの味噌漬け(もしくは、奈良漬け、たくあん漬け、しその実の塩漬けでもよい)を、大きさをそろえて刻み、混ぜる…とありまして、山形の郷土料理「だし」と似ていますが、どうなんでしょう。

で、作ってみようと、重い腰を上げた割に適当でして、今回は、なす、きゅうり、しょうが、青じそだけで、これらを刻んで塩ひとつまみ。出てきた水分は絞らずに、だいぶ昔に仕込んでいた青唐味噌を小さじ1/4ほど加えてよく混ぜました。この青唐味噌がいい仕事しまして、素晴らしいアクセントに。

せっかくなので、瓶に貼ってあったラベルを転記しておきます。やっぱり、保存食はちゃんとこういうの貼っておかないとね、記憶なんてアテにならんよ…。

  • 青唐辛子(清水森ナンバ) 40グラム
  • にんにく 1片
  • 味噌 45グラム
  • みりん 大さじ1
  • さとう 大さじ1
  • しょうゆ 大さじ1

日付しか入っていませんでしたが、多分、仕込んだのは3~4年前だと思います。なんでそんなにほったらかしにしていたかというと、仕込んですぐに味見した時にベラボーに辛かったので、寝かせたほうが食べやすくなるんじゃないかと冷蔵庫の奥に押しやったら、そのままになってしまった…のだと思います。相変わらずベラボーに辛かったですが、しかし、作りたてよりも段違いに美味しくなっている! 清水森ナンバは、新富町の方のアンテナショップ(青森県特産品センター)では扱っているようなので、数年後のために買いに行こうか…と思ったくらい。

ねばねばトリオ(大和芋の叩いたの、モロヘイヤをゆでて刻んだの、納豆)と一緒に玄米ご飯に乗せて食べましたが、美味しかった。夏にぴったり。

あとは、なすとさやいんげんの揚げ浸し、海苔と卵の味噌汁。味噌汁作ったの久しぶりだけど、無性に飲みたくなったのは、やっぱり、汗をたくさんかいているから…なのかなぁ。

なすの煮浸し

なすの煮浸し by nekotano

昼間出ていたので、作り置きのおかずでラクちんに。全部、冷やして美味しい系。というかお酒によく合う系。

なすとさやいんげんの煮びたし。漬け汁は、麺つゆにみりんを加えて少し甘めに。

大和芋の叩いたの、モロヘイヤのゆでて刻んだの、長野のやたら(『わたしのとっておきサラダ』飛田和緒さんのレシピ、作り方はコチラ)。カリカリ豆鼓豆腐(『豆腐料理日韓中の100レシピ』ウーウェンさんのレシピ)。

もちろん、ビール飲みました。

じゃがいものサラダ

じゃがいものサラダ by nekotano

シャドークイーン(紫色のじゃがいも)で、千切りサラダを作ったら、ちょっと色の綺麗な料理ができるんじゃないか……と思って、やってみる。ところが、肝心の作り方を書いた本が、どの本だったかをすっかり忘れてしまい、あれやこれやと引っ掻き回しても見つからないので、仕方なくうろ覚えで作る羽目に。

シャドークイーンは皮を剥いて、目の細かいスライサーでせん切りにし、水を張ったボウルに入れて、でんぷん質がなくなるまでよく洗いザルにあげて水けをきる。沸かした鍋の中に入れ、さっとかき回して1分弱ほど茹でたら、冷水にとってよく冷やし、ざるにあけてしっかり水けをきって器に盛り、ドレッシング(オリーブオイル+ポン酢)をかけて食べる。

で、食べ終わった後に、ハタと思いだしたのですが、元ネタは、大村しげさんの『京暮し』にある「じゃがいものお浸し」でした。

改めて読み返すと、(当たり前だけど)大村さんはスライサーを使わず、包丁1本で丁寧に千切りしていますが、そこから洗って、ゆでて、水にとってザルにあけるまでの文章の、テンポのいいこと。思わず読みふけってしまう。

ちなみに、味付けは、「白ごまをいって、すり鉢でようすりつぶし、うすくち、濃口のおしたじを半々ぐらいか、うすくち六分くらいに合わし、味の素も少うし入れて、…」とある。私は、シャドークイーン2個分を、どんぶり鉢にもりっと盛っているけど、本当は「…小鉢にちょっとつけるくらいが、珍しいてよろし。」だそうです。今度は本の通りの味付けでやってみよう。

これだけ作ったら、あとはありもの。作り置きの、なすの田舎煮に、カリカリドウチ豆腐(『豆腐料理日韓中の100レシピ』にある、ウーウェンさんの「カリカリ豆鼓のくずし豆腐」)。昨日の残りのケッカソースに、だいぶ昔の残りのバジルアーモンドソース(『わたしのとっておきサラダ』にある、カノウユミコさんのレシピ)。

私はこれで日本酒をちびちび、夫はなすの田舎煮でご飯を2膳。

じゃがいもにんにくオーブン焼

じゃがいもにんにくオーブン焼 by nekotano

聖蹟桜ヶ丘の京王ストアをぶらぶらしていたら、べーべ工房のモッツアレッラチーズに赤札が貼られていたので、およよ…と思って、買って帰る。

賞味期限ぎりぎりだから、加熱して食べるほうがいいかな…とも思ったが、でも、生で。手でちぎって、オリーブオイルをかけ、塩をふる。もっちり、みゅっとしまった食感。もうちょっとフレッシュなら、もっとミルキーだったろうと思う。今度は、赤札じゃないのを買おう。

手前は、じゃがいもとにんにくとローズマリーのオーブン焼き。皮ごと一口大に乱切りしたじゃがいもと、つぶしたにんにく、枝ごとのローズマリーを少し多めのオリーブオイルで炒めて7割ほど火を通したら、パラッと塩を振って、200度のオーブンで15分。表面カリカリ、中ほっこりの仕上がりは、オーブンならでは。うまい。

前も作って美味しかったので、『わたしのとっておきサラダ』にある、「焼きなすのバジルアーモンドソース」(カノウユミコ)をもういっちょ。これは、私的には、相当お気に入りです。美味しいよー。アーモンド、バジルをフードプロセッサーにかけ、オリーブオイル、白ワインビネガー(私はりんご酢を使う)、バルサミコ酢、しょうゆ、塩、粉とうがらし、を混ぜるだけ。このソースだけで、お酒のおつまみにもなります、私は。

レタスが残っていたので、同じ本にある「サニーレタスのヨーグルトドレッシング」(牧田敬子)も作る。美味しかったけど、ダンチュウ2014年4月号)で紹介していたケッパー入りのほうが、私は好みかなぁ。ってことで、あとで、ケッパーを足しました。

去年作ったなすのオイル漬けがまだあったので、それも出す。ワインを飲みながらちびちびと食べる。

お食事会

友人のnawomayoさん、どうもわたしです。さんをお招きして、お食事会。いつも、人柱になってくれてありがとうー。

どうもわたしです。さんは、糖質制限をされておられまして(ダイエッターじゃなくて、ほんとにしなきゃいけないの)、何を作ったらいいかちょっと悩んだんですが、「炭水化物と根菜を使わなければ、だいたい大丈夫! 甘いものに関しては食べる量でコントロールするから」と言っていただいたので、その辺だけに気を付けて献立を作ってみる。

野菜だったら、芋系以外はなんだって大丈夫かな…と思っていましたが、根菜類は総じて糖質高めと聞いてびっくり(大根は意外に糖質高いと聞いて驚く)。糖質制限されている方は、大豆製品はよく召し上がっているようですが、豆も、種類によっては糖質が高いものもあるので、一概に豆なら何でもいいってことではないそうです。あと、調味料も、甘味料系がアウトなのはもちろんですが、盲点なのがソースだそうです。確かに、あれ、かなり甘いよね…。

そう考えると、うちは、結構、糖質高いものばかり食べてるなぁ、と。パン、麺はもちろんですが、野菜にしても、じゃがいもを筆頭に、根菜類が多い。血糖値測る機械で簡易測定してもらって、「まぁ、標準値」でしたが、わたしも家系的に因子は持っているので、気を付けないとなぁ…と思いました。

で、作るの必死で、今日は写真撮ってません。記録だけってことで、作ったものだけメモ。

● ラムチョップのオーブン焼き
● ブロッコリーのカポナータ (『おいしいイタリア野菜教室』パンツェッタ喜久子)
● パセリ風味のおからサラダ (『わたしのとっておきサラダ』カノウユミコ)
● ブロッコリーととろとろ卵のカレーマリネ (『野菜たっぷり、の週末ビール会おつまみレシピ』藤井恵)
● ピーマンときのこのオーブン焼き (『デイリーフード』長尾智子)
● たらのフライ、タルタルソース添え

食後に、ふたりが持ってきてくれた、デメルのキルシュショコラトルテ(ちょーおいしかった!)を食べ、夕方ごろに、簡単アップルパイ。合間に、ミレービスケット、御池煎餅、アーモンドを出す。

こうやって書き出してみると、ちょっと量が少なかったかも。だって、13時半に食べ始めて、ふたりが帰宅したの22時ごろだもん。晩御飯も用意しなきゃいけなかったよねぇ…。

作る人間はそんなにおなか減らないので(料理してるとあんまりお腹減らないのよ…)そこまで気が回らんかった…、ごめん! 今度は、もうちょっとフィンガーフードも用意しておくねー。

ふたりとも優しいので、何度もおいしいと言ってくれましたが、色々反省点が多くて…。使った野菜も偏ってたし。今度はもうちょっと勉強しておきますので、また懲りずに来てくださいねー。

パセリ風味のおからサラダ

パセリ風味のおからサラダ by nekotano

お昼ごはんがヘビーだったので、夜は軽めで。『わたしのとっておきサラダ』にある「パセリ風味のおからサラダ」(カノウユミコさんレシピ)を作ってみる。

おからって、にんにくのみじん切りと一緒に炒めると、なぜかチーズみたいな香りがするんだなぁ…というのが発見でした。材料から察するに、タブーレみたいな感じかなと思っていたのですが、食べてみると全然違う。不思議なサラダでした。ちょっと塩をきつめに入れたので、妙にお酒に合う一品に。

あとは、里芋のロースト。皮ごとストウブで蒸し煮した後、オーブントースターで5分ほど焼いて表面の水分を飛ばす。ほこっとして、おいしい。

パルミジャーノのブロックに、オリーブで、ワインを飲む。今日はなんだか、いい休日でした。