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豚肉の豆板醤風味蒸し

さつまいもでなんかできないかな…とパラパラ本をめくっていて、ウー・ウェンさんの『きれいなからだの基本献立』にある、「スペアリブとかぼちゃの豆板醤蒸し」が目についた。小さく切った豚スペアリブを、上新粉、酒、豆板醤、しょうゆ、花椒を混ぜたものを絡めて、カボチャの上に乗っけて一緒に蒸すという料理。

「上新粉を使うのがコツなんです」とあったけど、なかったので、しんびき粉を使ったが、悪くなかった(ただ、ここのサイトを見ると、上新粉としんびき粉はだいぶ違う)。そもそも、かぼちゃをさつまいにも、豚スペアリブを豚バラ肉うす切りにしているので、もう元ネタの雰囲気は跡形もない。それでもおいしかったし、切って、和えて、蒸すだけで、メインのおかずが作れるので、これはなかなか素晴らしいレシピ。蒸してる間に他のことできるし。

奥は、今年お初の、うど。厚めに皮をむいて、千鳥酢を入れた酢水に軽く漬け込み、味噌マヨネーズを添える(本当は、高山なおみさんの『のんびり作るおいしい料理』にある、「うどのみそマヨ」が元だけど、卵黄とオイルで一からマヨネーズを作る気力がないので、味噌とマヨネーズを混ぜて、酢、砂糖少々で味を調えるだけで済ませている)。夫の大好物なので、うどは丁寧に扱う。今年もおいしそうに食べていた。よかったよかった。あとは、高菜のオイル煮。

黒酢からあげ

鶏もも肉を解凍したら、黒酢から揚げ。普段は半日~1日近く漬け込むんだけど、今日は3時間ほど。これで味が付くかしらと心配だったけど、うん、大丈夫だった。

山盛りのキャベツ千切り、のらぼう菜の胡麻和え、この汁物は何だろう…、思い出せない(豆腐だそうです)。多分、赤味噌の味噌汁だと思う。

ネギピン

三月大歌舞伎の夜の回を見に行ってきました。

毎度おなじみの観劇弁当なんですが、ネギの青いところを刻んで炒めたものを冷蔵庫に入れていて、それを食べちゃわないとなーと、お弁当代わりに、ネギピンを作る。ウー・ウェンさんの『北京小麦粉料理』を見ながらも、もう、ほとんど自己流。

ピンの生地は、薄力粉100グラム、ぬるま湯60ml。なめらかになるまでしっかりこねたら、すぐ成型。生地は、40センチ×20センチにのばし、具を散らして巻いた後、半分に切り分けたので、2枚できました。

大量にネギを入れたので、ものすごいネギ臭でしたが(歌舞伎座のロビーで食べていいものだろうか…と思いつつ)、冷めてもおいしかったです。

夜の回は、盛綱陣屋、雷船頭、弁天娘女男白波の3本で、雷船頭と弁天娘…は、偶数日、奇数日で主要キャストが変わる趣向。特に、その影響が大きいのは、弁天娘…で、弁天小僧菊之助を、偶数日は猿之助、奇数日は幸四郎で上演するので、あえて、偶数日を狙って見に行ったのでした。猿之助ファンなので。

結論から言うと、猿之助の弁天小僧はよかったんですが、それ以上に、仁左衛門の盛綱陣屋が圧倒的でした。義太夫歌舞伎にもかかわらず心理劇なので、1階席で見るのが一番いいだろうなぁ、と思いながら双眼鏡でガン見。腕が疲れました。

盛綱陣屋には、勘太郎くん(中村勘九郎の長男)、眞秀くん(寺島しのぶの長男)も出演しており、場内は、両子役の見せ場になるたびに、大いに沸き立ったのでした。彼らが父親や祖父のようなお役をこなすようになるころには、恐らく私は70代。健康に気を付けて、コツコツ働きつつ、見続けるしかありませんな。うん、頑張ろう…。

黒酢から揚げ

お久しぶりの黒酢から揚げ。いつものレシピ(『気づいた人から実践! 暮らしまわりの・知恵袋』のウー・ウェンさんのレシピ)を参考に、今日は、皮を剥いだ鶏もも肉350グラムに、黒酢大さじ1.5、しょうゆ大さじ1.5、ジンジャーパウダー小さじ1で。何時もおいしく仕上がってくれるので、ちょっと油断があったんだけど、今日はちょっと揚げすぎた。無念。

ご飯は食べずに、キャベツの千切りをたっぷりと、昨日の残りの揚げじゃがいもの甘辛煮。

麻婆モロッコいんげん

2018-07-07 12.32.31

たっぷりのモロッコいんげん、天ぷらにしてもまだまだたくさん残ったので、今度は麻婆に。うちの麻婆はウー・ウェンさんレシピ(『豆腐料理日韓中の100レシピ』にある麻婆豆腐)を参考にしたものだけど、なんかもう、だいぶ適当になってしまった。

ただ、このレシピの何よりもいいところは、香味野菜なしで、調味料だけで麻婆味を作ってしまうところと、豚肉の臭みをしっかり取ってから調理する手順なので、そのエッセンスはしっかりと守って作っているのであります。

中華鍋に油を薄くひき(使う肉が豚バラ肉だったら油はひかない)、火にかけて、鍋がカンカンに温まる前に叩いた豚肉を入れて、ゆっくりと火を通す。豚肉から出る水分に濁りがなくなったら(炒めている最中に出てくる水蒸気に生臭さが感じられなくなったら)、酒とドウチ(お好みで刻んで使ってもよい)を加えて水分が蒸発するまで炒める。火を弱めて、脂の部分に豆板醤を加えて豆板醤の水けが飛んだら、甜面醤を加えて全体になじませる。刻んだ具(ここではモロッコいんげん)を加えてなじませたら、鶏がらスープを解いた湯を加えてふたをして、火を弱めて、具が柔らかくなるまで煮込む。適当なところで水溶き片栗粉を加えてとろみをつけながら、好みの濃さに煮詰めてから、器に盛る。

調味料の目安は、酒大さじ1、ドウチ大さじ1/2~1、豆板醤小さじ1/2~1、甜面醤小さじ1~1 1/2、鶏がらスープの素小さじ1/2(100mlの湯で溶く)、片栗粉小さじ1(大さじ1の水で溶く)。

きゅうりごはんと一緒にもりもり食べました。

豚の生姜焼き香味ソースのせ

2018-05-03 20.30.54

黒鯛の切り身の残り半分は、たけのこと一緒に煮付けにしていたのですが、独特の風味があるので夫は食べられないだろうなぁ…と思い、夫用に、簡単なしょうが焼を作る。

お手本にしたのは、ウー・ウェンさんの『きれいなからだの基本献立』にある「豚肉のしょうが焼き、りんごの香味ソース」。しょうゆとおろししょうがを軽く揉みこんでおいた豚肉を焼き、すりおろしりんごに長ねぎの粗みじん切り、しょうゆ、ごま油をまぜたソースをかけるだけ、なんですが、これはすごく好き。この香味ソース、本では、りんご1/4の一のすりおろし、長ねぎ1/2の粗みじん切り、しょうゆ大さじ1、ごま油大さじ1ですが、しょうゆは半分にしてもいいと思います。果物を使ったソースだからか、豚肉によく合う。

お昼に食べておいしかったので、かぶとたけのこの焼いただけを、もういっちょ。ただ焼いただけなのに、しみじみ美味しい。

豚ヒレ肉のカレー衣揚げ

2018-04-30 19.56.41

ウー・ウェンさんの『きれいなからだの基本献立』をぱらぱらめくっていたときに、あー、豚ヒレ買ったらこれつくろーと思っていた、カレー揚げを作る。この本は、ごく普通の材料を使って、さっと作れる料理が多いので、なかなか便利です。献立形式で紹介しているので、主菜、副菜、汁ものがバランスよく載っていて、いいんですよね。

お肉は切るだけでほかに何もせず、衣にしっかり味をつけて、それをお肉に絡めて揚げるだけなので、ラクちん。衣は、薄力粉、コーンスターチ、カレー粉、塩、卵白。お肉に下味をつけないので、さっぱりした味わいで、夏にいいなぁという感じ。

昼食べたスモークサーモンが夫の好みと違ってたとのことなので、口直しにと、王子サーモンの切り落としを買ってきて、ルッコラ、アボカドと一緒にサラダに。やっぱり、こっちのほうが好き、だそうです。よかったよかった。