タグ別アーカイブ: 北京小麦粉料理

麻婆甘長とうがらし

麻婆甘とう by nekotano

「とうがらしとおじゃこの炊いたん」でも作ろうかと、伏見甘長とうがらしをたくさん買ってきていたのですが、グダグダしている間になんだかそんな気分が吹っ飛んでしまい。揚げ浸しにしようかな、でも、麻婆にしてみるのもアリかな…と。

作り方は、いつもの麻婆の作り方で(『豆腐料理日韓中の100レシピ』のウーウェンさんの麻婆豆腐のレシピ)。今回は、豆腐を種ごとざく切りの甘とうに変えて作りました。合わないはずないなと思いましたが、実際、想像通りの美味しさでした。ところどころ混じっている激辛甘とうのおかげで、いつもよりも刺激的な味になった気がします。

麻婆と並行してピン(『北京小麦粉料理』にある「ターピン」)を作る。

いつもは、本にある分量の1/2で2枚作っているのですが、よく考えたら、1/2の分量で作っているのだから2枚焼くのっておかしいじゃない? と思って、1枚で作る。当たり前だけど、普段作っているのよりもグッと分厚い仕上がりになって、これでいいのか…と不安になりましたが、いいどころか、この分厚さのほうがむしろ正解なのよね…。

本に忠実に6分かけて焼きましたが、いつも作っているのと全く違う味わい、食感で、驚く。いつも作っているのはもっと薄く、チャパティに近い食べ心地なのですが、今日作ったのはもう少しパンっぽい感じ。こんな単純な粉ものでも、いろいろ奥が深いわ…。

ゆでモロヘイヤ、プチトマトの麺つゆ漬け、なすの田舎煮。ビール。

麻婆いんげん

麻婆いんげん by nekotano

昨日からの予定通り、麻婆いんげんとピン。「いつもどおりうまいわー」と、夫ガツ食い。

麻婆は、『豆腐料理日韓中の100レシピ』にある、ウーウェンさんの「麻婆豆腐」のレシピのうち、豆腐をさやいんげんに変えたもの。

麻婆というと、にんにく、しょうが、ねぎと言った香味野菜を用意しなければならないイメージが強いですが、このレシピは、豆鼓(大さじ1)、豆板醤(小さじ1)、甜麺醤(大さじ1/2)、鶏がらスープの素(小さじ1/2+水100cc)、酒(大さじ1)と、常備している調味料だけで作れるので、思い立った時に作れて有り難いのです(本当は、仕上げに花椒をかけますが、うちでは普段はパスしてます)。あとは、お肉と野菜と水溶き片栗粉だけ。本だと牛肉と豆腐ですが、うちは豚バラといんげんの組み合わせで作ることが一番多いです。

ターピンは、やはりウーウェンさんの『北京小麦粉料理』にあるレシピを1/2にして作っています。最近ようやく、箸だけで生地をまとめるってのが、出来てきたような気がする。焼き加減がイマイチ掴み切れてないので、今後はそちらが課題かなぁ。

あとは、枝豆ゆでて、残り物のピーマンとかぼちゃの煮もの(の、かぼちゃだけ)、ひじきと厚揚げの煮物。ビール少々。

回鍋肉

回鍋肉 by nekotano

疲れてて、時間がないときには、手が慣れてて確実に夫が喜ぶ麻婆を作るのがベストなのだが、色々都合(食材消費の順番)もあるので、そうそう麻婆ばかり作ってられん。じゃぁ、何にするかな…と考えて、キャベツとピーマンがあることを思い出したので、回鍋肉を作ることに。

参考にしたのは、『眠れない料理人久田大吉の 家庭の中華料理』にあるレシピ。ただ、豆板醤、豆鼓、甜麺醤、醤油、清酒が各大さじ1、砂糖小さじ1、という分量に恐れをなして、豆板醤、醤油は1/3に、甜麺醤は1/2に減らしています。また、レシピの脇にある「ひとくちメモ」に「砂糖の代わりに甘酒小さじ2でも」とあったので、そうしました。分量は違いますが、使用する調味料は『よくわかる中国料理基礎の基礎』にあるレシピと全く同じ。家庭料理向け…と銘打っているものの、やはり、プロのレシピなのだなぁ、と思いました。

作り方は、途中までは、かなり自己流。まずは、中華鍋に湯をわかし、ごま油小さじ2を入れて野菜を7割ほど火を通したらザルにあける。中華鍋の水けをとばしたら、豚バラ薄切りを入れ、澄んだ脂が出るまで炒めてから、豆板醤、豆鼓、甜麺醤の順にしっかり炒め、野菜を戻して、醤油、清酒、甘酒を加えてざっと炒めておしまい。

野菜の水切りが甘かったせいもあると思いますが、ちょっとぼわっとした味になってしまった。調味料はレシピ通りに入れればよかったかなぁ。回鍋肉をおいしく作るのって、ホント難しい。

「米よりピンがいい」というので、今日もウーウェンさんのレシピ(『北京小麦粉料理』)で焼く。だいぶ慣れてきたけど、なんだか、今日のは焼き過ぎた。難しいなぁ。

私は、作り置きの、ひじきと厚揚げの煮物、昨日の茶豆の残りで、ウーロンハイを飲む。

麻婆いんげん

麻婆いんげん by nekotano

今日はノイフランクのイートインで簡単に済ませちゃおうぜ…とか言っていたのに、夕方に外に出たらぽつりと大粒の雨。やっぱり家で食うか、と引き返して、もともとの予定だった料理を作る。

いつもの、ウーウェンさんのレシピ(『豆腐料理日韓中の100レシピ』)で麻婆。きょうの具はいんげん。直売所で買ってきたものなのでみずみずしさが段違いで、美味しい。慌てて作ったので豚肉を炒めた際に脂をぬぐうのを忘れてしまって、器にギトギトの脂が広がっているが、案外嫌な感じではなかった。といっても、麻婆の大半は夫が食べるので、本当のところはよく分からない。夫は、いつも通りにオイシイと言っていた。

最近しつこく作っている、ターピン(『北京小麦粉料理』)。ようやく、少し、コツらしいものがつかめたような気がしてるけど、どうだろ…。

奥の副菜は、『薬膳だから。』の「くらげとセロリの梅しそ和え」のセロリをきゅうりに変えたもの。和え衣は、梅干しの叩いたの、しそのみじん切り、白ワイン、砂糖、薄口しょうゆ、削り節。夫は麻婆に専念していたので、こちらはほぼわたし一人で平らげましたが、本当は小鉢にちょんと盛って出すのがお似合いの料理のような気がします。不思議なことに、やたらとビールによく合う味でした。

麻婆豆腐

麻婆豆腐 by nekotano

数日水切りしていたチン豆腐があったので、これで麻婆豆腐を作る。

レシピは、いつもの『豆腐料理日韓中の100レシピ』にある、ウーウェンさんので。最近は、本を見返さずとも作れるようになってきました。

これまたウーウェンさんのレシピ(『北京小麦粉料理』)で、ターピンも。箸だけで粉を丸めるのがなかなかできないのですが、材料は薄力粉と塩とぬるま湯だけで、混ぜてのばして焼くだけという手軽さは、夏には本当にありがたい。本格的に暑くなる前に、なんとか上達したいものです。

私は、カポナータにゴーダチーズのスライスで、ちみっとワイン。

ターピン

ターピン by nekotano

この日の昼の写真が全然なく、何を食べたか全く思い出せない。

この日は、郷土の森にあじさいを観に行っているのは覚えていて、そのあとバスで分倍河原駅まで出て、MINANOにあるモスバーガーでコーヒーとフライドポテトをつまんで帰宅…したのは記憶にある(詳細に)。なのに、昼の記憶がスッカラカンなのでした。自宅のリビングで、「昼飯食ったら、郷土の森に行くか」と夫に言われたのは覚えているのに、その前後の記憶があやふや。このブログは、数カ月前の記事ですら、あたかも昨日のことのように書いているものが沢山あるのですが、それが可能なのは、写真のおかげなのだなぁ…と、つくづく思います。

まぁ、晩ごはんなんですが、夕方にポテトなんぞつまんでいるので、気持ち的には作るのは億劫だなーという気分が支配的。ただ、麻婆を作ったならば、何か粉ものは添えたい…しかし、マントウはもう面倒だぞ…。

ということで、マントウのレシピが載っている『北京小麦粉料理』の中にある、「ターピン」を作ってみたのでした。

大分昔に、ウーウェンさんの別の本でツォンホワピン(葱花餅)を何度か作ったことがありましたが、どうもうまくできん…ってことで、まだマシだった発酵生地のほうに興味が向いてしまい、ピンは大分にご無沙汰。数年ぶりに作りましたが、こんな感じかなぁ…という出来上がり。もうちょっと、層になってもいいんじゃないか…と思いましたが、こんなものかもしれん…とも、思ったり。おずおずと出してみると、夫の反応は案外悪くない。じゃぁ、もうちょっと、練習してみようかなぁ。

麻婆は、いつものレシピ(『豆腐料理日韓中の100レシピ』)の豆腐を、モロッコいんげんで。昨日の豆入りカチャトゥーラの残り、スライストマトにポーチドエッグのマリネ(『ごちそうマリネ』)のマリナードを乗っけたもの。

生きくらげと卵とにらの炒めもの

生きくらげと卵とにらの炒めもの by nekotano

生きくらげが安かったので、炒め物にするんだと心に決めて2パック買う。最近、カルシウムの豊富な食材ってなんだろ…と日々探しているので、きくらげはマスト食材なのでした。お相手は定番の卵…のほかはどうしようかと思ったけど、にらにした。

きくらげは石づきを切り落として大ぶりに切り分け、30秒ほど、さっとゆでてざるにあける。中華鍋に少し多めに油を引き、溶き卵2個分を入れて炒り卵を作って、器にあける。同じ鍋にスープ(水100cc、鶏がらスープの素小さじ1、豆板醤小さじ1/2、砂糖小さじ1、酒小さじ1、しょうゆ小さじ1、片栗粉小さじ1)、刻んだにらを入れてしっかり沸かし、にらに火が通ってスープにとろみが出てきたら、きくらげを入れてしっかり炒め、卵を戻してざっくり混ぜて器に盛る。

きくらげには味が入らないので、もう少しスープ多め、味もしっかり付けて、よく絡むようにすればよかったかも。ただ、生きくらげ特有の、ソフトなコリコリ感をたっぷり堪能できたので、それは大満足。

もうひとつは、万願寺唐辛子の炒め煮。ところどころピリッと辛くて油断ならん。今日はざく切りにして、ごま油でざっと炒め、昆布だしで柔らかくなるまで炊いたら、火を強めて水けを飛ばしつつ、薄口しょうゆ小さじ1/2を加えて、しっかり炒める。

今日も冷えるので、心置きなく蒸し器が使えるからと、マントウ。今日は、ウーウェンさんの『北京小麦粉料理』のレシピで。材料に油脂が入らないので、味わいが素朴。今日はちょっと、一次発酵も二次発酵も発酵させすぎました。夫は、それでも十分おいしいと言ってくれたので、まぁ良かったです。

マントウ

マントウ by nekotano

ごはんもパンも切らしているけど、うどんという気分じゃないし、パスタにしても、ちょうどいい具がないので、マントウを作ることにする。

先日好評だった『KOBEで極める! 世界のパン』のレシピで作りたかったが、ちょいと手間なので、サクサク作れるウーウェンさんの『北京小麦粉料理』に載っているレシピで作る。

順調だったけど、蒸し上がってビックリ。なんかマントウにデカイ穴が…。6キレ中3切れに大穴があいており、理由が思い当たらない…。ただ、マントウの生地自体は、きめ細かく、よくできていたと思う。

おかずは、ピーマン、長ねぎ、豚ばら肉で、オイスターソース味の炒め物。

ギョーザ

ギョーザ by nekotano

昨日お客様用に作った餃子の、残った皮と具で、ささっと水餃子を作る。

皮は常温で半日ほど置いておいたあと、冷蔵庫に保存していたのだけど、どうやら、荻野恭子さんの本(『1つの生地で餃子も、めんも、パンも!』)で言うところの、微発酵の状態になっていたようです。皮はいつものウーウェンさんのレシピ(『北京小麦粉料理』)の強力粉100%のやつなのですが、ちゅるんとした食感はなく、薄力粉ミックスした生地のようなみっしり食べごたえのある雰囲気に変わっていました。フシギー。

昨日はアツアツすぎて食べるのに苦戦した、羊肉+トマトですが、ほんの少し片栗粉を入れたら、ぐっと食べやすくなりました。もう少し包むのがうまくなれば、これ、もっとおいしく作れるかも。

奥も昨日の残りの、ブロッコリーの脇芽のさっとゆで。クリームチーズ+たまごのディップで食べます。

讃岐うどん 喜三郎

喜三郎 by nekotano

今日は、お昼から、山本直味さんに我が家に遊びに来ていただいて、ビデオ観たり、おしゃべりしたり。

で、お昼は、ここのところずっと練習していた水餃子をメインに。で、よせばいいのに、いつも作っているノーマルな具の他に、アレンジを2種(ラムとトマト、きゅうりと炒り卵と桜海老)。といっても、いずれもウーウェンさんの『北京小麦粉料理』に載っている組み合わせなのですが、初めて作るので勝手がわからず四苦八苦しながら作ったうえに、出来上りはややイマイチ…。山本さんには何度もうちに来ていただいていますが、その度に、人柱になっていただいて申し訳ない…と思いつつ、何を出しても気持ちの良い食べっぷりで平らげてくれることに、感謝なのです。いやー、あんた、ええひとや…。

お客さんに出すからには…と、何回か作って練習していたんですが、練習し過ぎたせいで少し慣れが出てしまって、一番肝心な時に、一番雑に作ってしまったような気がしてならない。美味しかったとは思うものの、なんだか、普段のほうが、もうちょっとおいしく作れているような気がして(気のせいだとは思うのですが)、やや、消化不良的な気持ちは否めないのでありました。山本さん、そのうち、もう一回、食べに来てください。

餃子がメインなので、後はさっぱりとね…ってことで、バーニャカウダ(パプリカ、ラディッシュ、スナップエンドウ、ブロッコリーの脇芽、セロリ)。デザートは、マーラーカオ(『よくわかる中国料理基礎の基礎』)、マチェドニア(いちご、ハネジューメロン、はるか、キウイ。レシピは『うちの食卓 イタリア主婦のおいしい家庭料理』)。

散々っぱら喋っていたら、晩ごはんの時間になったので、麺喰いの山本さんもぜひ…と、一緒に喜三郎に行く。夜に行くのは初めてで、飲み屋風に雰囲気チェンジしているのかなぁ…と思ったら、お昼の雰囲気のまんまでホッとする。

うどんが来る前にセルフのおでん。私はたまご、山本さんは大根をつつき、私はいつもの桜海老かき揚げぶっかけ(あったか)、夫と山本さんは青さのりと竹輪天ぶっかけ(ひやひや)。

うどんはいつも通り美味しいんだけど、おでんがまた、期待以上に美味しかった。今度はゆっくり飲みに行きたい。