タグ別アーカイブ: 有元家のおせち25品

ピーマンと牛肉の炒めもの

ピーマンと牛肉の炒めもの by nekotano

ピーマンがずっと冷蔵庫にいらっしゃって、何とかしなければ…と思っていたのだけど、なかなか出番がなく、ずっと気になっていた。もう、絶対に今日こそは食べちゃるもんね…と決めて、青椒肉絲風の味付けの炒め物にする。

牛肉の切落とし100グラムは解凍し、食べやすい大きさに切り分けて、下味(オイスターソース小さじ1、しょうゆ小さじ1、酒小さじ1、片栗粉小さじ1)をもみ込んで置いておく。中華鍋に気持ち多め(大さじ2ほど)のごま油を注ぎ、低い温度の状態で肉を入れて火を通し、別の皿に置いておく。綺麗にした中華鍋に火をかけ、油を引き、千切りピーマンをしんなりするまで炒めたら、肉を加えてざっと炒め合わせる。

肉にしっかり味を付けているので、野菜の味付けはなし。それにしても、ピーマンが美味しかった。直売所で買ったものだけど、肉厚で、皮が柔らかい。シンプル炒めでもよかったなと思うくらい美味しかった。

昨日の餃子を作った際に残った皮で、餅風に伸ばして両面を焼く。今回のはかなり発酵が進んだ生地だったのですが、それがいい風味になっていて、なかなかでした。

夫は、「おれは、あったかくてズルズル食べられるものがいい」というので、ラ王の豚骨味を。下手に具をのせると逆に嫌がるので、袋に入っているものだけで。それにしても、めちゃくちゃ細麺だったなぁ。「マルタイのラーメンみたいな味で、美味しい」、とのことでした。

常備菜用に作った、れんこんの炒め煮(有元葉子さんレシピ)が、思いの他うまくできて、ちょいちょいつまんでしまった。

れんこんの炒め煮

れんこんの炒め煮 by nekotano

れんこんと海苔の落とし揚げでも作ろうと思っていたけど、何だかめんどくさくなってしまって、お手軽な炒め煮に。

あとは、作り置きのひじきとピーマンの炒め煮、昨日の残りのポテサラ。みそ汁の具は、玉ねぎとえのき。

カリフラワーとじゃがいもマッシュ

カリフラワーとじゃがいもマッシュ by nekotano

一応、午前中に起きたのですが、すぐに猛烈に眠くなってしまって、夕方まで寝てました。決して、二日酔いではないと思います。夫は、「金曜日に、(慣れんことに頭を使って)仕事頑張りすぎたんちゃう」とからかうのですが、私は犯人は花粉だと思うのです。

私は一応、花粉症歴17年で、最初の10年ほどは病院に通っていましたが、副作用のほうが辛かったので医者に行くのを止めちゃったんですね。所詮、その程度の症状なんです。ですが、今年はツライ。これはキツイ。私はあんまり長時間寝れないたちなんですが、10時間以上昏々と眠りつづけた自分に愕然としました。おそろしや、花粉…。市販薬を飲むのもあんまり好きじゃないのですが、今年は、比較的評判のよさそうな、アレグラでも買ってみようかと思っております。効くといいなぁ。

さすがに、何も食べずに1日終えるのもさびしいので、冷蔵庫の野菜を使って2品作りました。高山なおみさんのレシピでカリフラワーとじゃがいもマッシュ。有元葉子さんのレシピで、れんこんの炒め煮。

夫にはハムを添え、ビールを飲む。ああ、今日は何もしてないのに、お酒飲んでるよ。週末だから、まぁ、いいか。

カリフラワーとじゃがいもマッシュはことに夫がお気に入りなのですが、じゃがいも3個、カリフラワー1/2個で作っているにもかかわらず、一気食い。これはホントにおいしいんですよねぇ。

おせち

おせち by nekotano
おせち by nekotano

あけましておめでとうございます。
今年も無事に、おせちを作って食べることができました。よかった…。
今年もどうぞよろしくお願いします。

以下は、追記です。来年用にメモ…。

● 一の重
八幡巻 A
きんとん A
数の子 (干し数の子/ 塩漬け数の子) A
かまぼこ (山上蒲鉾店の「極(赤)」
玉子焼き (松露
昆布巻 (ソフト鰊 / たらこ) A
田作り A
れんこんの炒め煮 A
叩きごぼう A
五色なます B
黒豆 B

● 二の重
黄金くわい B
八つ頭の含め煮 B
椎茸の煮しめ B
日の出人参 B
ごぼうの煮しめ B
粟麩の煮しめ C

● 珍味
お刺身(たこ、本まぐろ赤身2種)
蒸しあわび B
合鴨の照り煮 B

今年参考にした本も、ほぼ例年通り。A「有元家のおせち25品」(有元葉子)、B「祝いの料理」(土井義晴)、C「きょうの料理 2006年12月号」(村田吉弘の基本のおせち)。有元さんのおせち本は、甘みはほぼメープルシロップを使用している新版よりも、みりんを使用している旧版のほうが好みです。ただ、八幡巻だけは、新版で紹介している手順のほうが作りやすいので、そちらを参照しました。

今年の新顔は、五色なます、合鴨の照り煮、粟麩の煮しめ、です。どれもすごくよかったです。たぶん、来年も作ります。

例年、なますは持て余し気味なので、お試しがてらに五色なますを作ってみたのですが、こっちの方が好みでした。いわゆる炒めなますですが、レシピ通りだと二杯酢を使いますが、土佐酢にしました。ガチガチに酸っぱいのは苦手なので、ちょうど良かったです。ただし、味がなじむまでに一昼夜かかったので、早めに作るのがいいのかも。

粟麩の煮しめは、これも物は試しと作ってみたのですが、もんのすごくよかった。揚げてから煮るので、味なじみがよい。めんどくさがらずに揚げるべきだな、と。煮しめはこれだけ、村田吉弘さんのレシピで作りましたが、いい味付けだったので、来年は煮しめ全部をこのレシピで作ろうかな、と今のところは思ってます。

正月と言えば、わたしにとっては、やっぱり鶏肉だろう…という気持ちがあるのですが、夫が一切手を付けないので、今年は思い切って鴨ロースにチャレンジしてみました。脂がスゲェ…と思いましたが、思ったほど難しくなく、しかも夫も喜んで食べていたので(結構レアに作ったのに)、ナイスでした。よかったよかった。和辛子と実山椒のしょうゆ漬けを添えましたが、いい感じ。

反省点は多々ありますが、筆頭は昆布巻の昆布を真昆布で作ったことでしょうか。柔らかい仕上がりのほうが好みなので、やっぱり日高にしようと思いました。ほか、叩きごぼうをゆですぎたこと。夫が「今年は酸っぱい」というのですが、理由はごぼうをゆですぎたからとしか思い当たりません。ごま酢が染み込み過ぎたのね…。八幡巻の具を下煮する際、味付けするのを忘れたのも失敗のひとつかな。うっかりミス。あとは、煮しめ用に買っておいたこんにゃくを忘れた。大晦日に気づいたんだけど、「もう知らん」と無視してしまった。なので今年の煮しめは6品になってしまい、マズイなぁ、と。来年はちゃんと奇数にしよう…。

今年抜群に上手にできた! と思ったのは、黒豆、きんとん、八つ頭。きんとんと八つ頭に関しては、よくできた理由はひとつしかなく、それは「豪快に皮をむくこと」でした。6回目のおせち作りにしてつかんだコツがそんなこと…ってのも情けない話ですが、年に1回しか作らないのだからしょうがない。黒豆に関しては、土鍋とストーブがある限り、もう大丈夫だと確信しました。逆に言えば、この2つがないと上手に作れないわけですが、まぁ当分は大丈夫でしょう…。

これをせっせと食べて、テレビ見ながらソファで寝落ち。文字通りの寝正月でした。

鶏の塩麹焼き

鶏の塩麹焼き by nekotano

鶏を解凍したはいいが、使う当てがなかったのでとりあえず2日ほど塩麹に漬けこんでおいたのを、フライパンでじりじり焼く。夫はもも肉、私は、手羽元2本。簡単でおいしい。やっぱり塩麹便利だな。自家製は使いきっちゃったから、また仕込もうかなぁ。

生ひじきとにんじんの煮物、有元さんレシピのれんこんの炒め煮。ちょっと醤油を控えたら、ピクルス風味みたいな味になってしまったが、肉の付け合せだと思えばちょうどいい。

あとは、何となく食べたいなぁと思って大量に作ってしまったにんじんのグラッセを少々。結構しっかり甘く作ってしまったので、むしろおやつって感じになってしまった。

叩きごぼう

叩きごぼう by nekotano

お昼のラーメンがまだ残っているのか、胃が重い。ご飯はパスして野菜だけで。

新ごぼうで叩きごぼうを作っていたので、メインはそれ。有元葉子さんレシピでこれでもかっってほどのごまをつかいます。しみじみうまい、もっと作ればよかった。あとは、夫用に、きゅうりとカニカマのサラダ。

この2品で、ビールを少々。

おせち

おせち by nekotano
お刺身 by nekotano

あけましておめでとうございます。

まだ、年末の数日分の記事を書いていませんが、先にこっちから。

今年も無事、自作のおせちで新しい年を迎えることができました。作っている時は、「なんでこんなことしてるんかなぁ…」と一度二度は思うのですが、作ってしまえば清々しいもので、今は「今年もやりきったな」という(自己)満足にたっぷり浸っております。

毎年、何かしら新作を入れているのですが、今年は去年とほぼ同じもののみ。その代り、メモ帳を見返しながら、ていねいに作ることを心がけてみました。とはいえ、製作日数はおおよそ1.5日。おせちを作り始めた頃よりは、だいぶ手際が良くなっているのは実感しており、亀の歩みではありますが、少しは上達しているのかなぁということが実感できて、いい年明けを迎えられた気がします。

あと、ほぼすべての料理の甘みを、みりんではなくメイプルシロップに置き換えてやってみたのですが(有元葉子さんの真似)、モノによっては、みりんや砂糖で作ったほうが好きだな…というものもあり(メイプルシロップを使うと、キレのある甘さになるので、コッテリした甘辛味が好きな人にとっては、若干物足りない感じになる)、意外と自分は、クラシックな味付けが好きなんだなということがよく分かったのでした。

上の写真は、一の重とお雑煮。下の写真は、二の重とお刺身類。

一の重は、紅白なます、卵焼き(松露)、叩きごぼう、昆布巻(たらこ、身欠にしん)、かずのこ(干し数の子を出し漬、塩蔵数の子をしょうゆ漬け)、かまぼこ(鈴廣の古今)、八幡巻(ごぼう、金時人参)、田作り、黒豆。

雑煮の具は、餅、菜の花、鶏もも肉のグリル焼き、せり、柚子皮。

二の重は、煮しめ(八ツ頭、さといも、ごぼう、こんにゃく、干ししいたけの含め煮、黄金くわい)、れんこんの炒め煮。

刺身類は、蒸しあわび、本まぐろの赤身、平目のこぶ締め(えんがわ付きでラッキー)。偶然ですが、まぐろもひらめも、どっちも大分産。スモークサーモンの手まり寿司。

お酒は、加賀鳶。単純に、今月「加賀鳶」観に行くから…という理由だけで買ってきましたが、きりっとした味でおいしかったです。

これ食べながら、ニューイヤー駅伝、全日本女子サッカー、サッカー天皇杯と、スポーツ中継をハシゴ。いつもと変わらない正月を過ごせて、ありがたいことです。

贅沢だしの大根雑炊

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大根おろしとじゃこの雑炊。夫が「うちの定番にしてください」というぐらい、気にいってくれた一品。

おせちを作るときに覚えた”贅沢だし”が基本。水2リットルを張った鍋に昆布10センチ×20センチ2枚を入れ、蓋をして一昼夜放置。静かに昆布を引き上げ、火をかけシッカリ沸騰させる。火を止めて、鰹節70~80グラムを投入。4分ほど中火で煮出し、漉す。

こうやって作った”贅沢だし”400CCを土鍋に張り、大量の大根おろし、じゃこ1掴み、ごはんお茶碗1杯分を入れ、白醤油で味を調え、雑炊を作る。

※写真のいくらはたまたまあったから乗せただけ。