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オクラのサブジ

オクラが安かったので2袋買ったはいいけど、どうやって食べようかな…。本当は、『アメリカ南部の家庭料理』にあるオクラ&トマトを作りたいけど、ベーコンがない。自分ひとりだったら、さっとゆがいてフードプロセッサーで細かく砕いてトロトロにして、ご飯に乗っけて食べたいなぁと思うところだけど、夫はそういう丼ご飯は好かんし、そもそも、湯がいて砕いてってちょっとめんどくさい。

やはりベストは、刻んで、炒めてだろうと考えて、サブジにする。ミラ・メータさんの『はじめてのインド料理』をさっと読み返してから、チャチャっと作る。本当はオクラのとろみが消えるまでくたくたに煮るらしいのだけど、ちょっと時間がなかったので、火が通ってなじんだところでさっと火からおろす。あっさり味の蒸し煮で美味しかった。意外なことに、夫が結構気に入ってくれて、結局全部食べ切ってしまった。

奥は、なす、玉ねぎ、豚バラ肉で「はるみ炒め」(『ごちそうさまが、ききたくて。』にある「オイスターソースでなすと豚肉のケチャップ炒め」)。オイスターソース、ケチャップ、しょうゆを混ぜたソースは、やはりご飯によく合う。

私は玄米ご飯、夫はコープで売っていた冷凍ミルクパン。

豆カレー

レンズ豆を戻したので、その半分を使って、シンプルなスパイスカレーを作る。お手本は、ミラメータさんの『はじめてのインド料理』だけど、今日のは思いっきり自己流です。

フライパンに、油とクミンシードを入れて香りが出てきたら、玉ねぎのざく切りを加えて、しんなりしたら、にんにく、しょうがのすりおろし、トマト缶を加えてぼってりするまで、水分を飛ばす。そこに、クミン、コリアンダー、ターメリック、クローブ(全部パウダー)に塩を入れて、カレーペーストに。そこに、ゆでたレンズ豆と水少々を加えて蓋をして、なじむまで軽く煮る。最後に、ガラムマサラを加えて、味を調えて、出来上がり。

スパイスカレーには、玄米がよく似合うと思います。今日は普段はあまり使わないクローブを使ったので、心なしか、薬っぽいような、ちょっと苦みのあるカレーでした。

タピオカを茹でていたので、きび砂糖で甘みをつけたココナッツミルクで食べました。今はやりのタピオカミルクもいいんですけど、タピオカは、ちっちゃめのほうが食べやすくて好きかなぁ。

久しぶりにゆでたんですけど、しかし、めんどくさいです(小粒だが、90分くらいかかった)。タピオカの原価は相当安いそうですが、それでも、たまーに食べたいと思う程度だったら、外で食べるほうが経済的合理性は高いと思う。

この日は夕方にやたらとお腹が減ってしまったので、出先のイートインコーナーでかっつりパンを食べてしまった。空腹の紛らわせ方が、まだちょっとよく分かってない。

ラムとオクラとピーマンのカレー

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今日は肉の日だから、冷凍庫のお肉を食べきってしまおうと、ラムの切り落とし(焼き肉用)を解凍していました。なんとなく、プルコギなんかいいかな…と思いつつ、夫に「プルコギとカレーどっちがいいですか?」と聞いたら、「カレー」と帰ってきたので、急遽、ミラ・メータさんの『はじめてのインド料理』を開き、「ラムのカレー」を見ながら作る。ただし、本だとカレーのベースは玉ねぎとトマトなんですが、トマトがなかったのでパス。野菜はピーマンだけなのですが、私はオクラも加えました。オクラを入れると、いい感じにとろみがついて、ご飯とよく合うのよね。

ミラ・メータさんのレシピは気軽に作れるものが多くて、うちにあるインド料理の本の中でも一番出番が多いと思うのですが、その理由は、玉ねぎペーストを作らなくても作れるレシピも多いこと、パウダースパイスでさっと仕上げるレシピが多いこと、の2点に尽きると思う。しかも、使うスパイスも、ターメリック、コリアンダー、チリ、黒胡椒(すべて粉)と、いずれも入手しやすいものばかり。これもその手合いで、予想よりも手早く作れました。煮込んでいる間に皿も洗えて大助かり…。

昨日残ったクレソンとゆで玉子で何となくサラダ。

サグパニール

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私の数少ないクイックメニューのひとつが、サグパニール。

別に私のレシピではなく、ミラ・メータさんの『はじめてのインド料理』に載っているものですが、特にこのカレーはめちゃくちゃお手軽。なんと言っても、飴色玉ねぎを用意する必要がなく、そもそも玉ねぎを使うことがなく、にんにく・しょうがも一切不要、スパイスはクミンシードの他は全部パウダーで、クミン、コリアンダー、ターメリック、チリパウダーだけ。本では、ほうれん草と鶏肉のカレーとありますが、鶏を厚揚げに変えてパニールもどきに。ホウレンソウも、本当はゆでてフードプロセッサーでピュレにしますが、めんどうなのでただざく切りに。塩は最後に、慎重に。

冷凍していたタイ米を解凍し、中途半端に残ったぎょうざの皮と具で、少しだけ餃子を作る。

サグパニール

サグパニール by nekotano

牛乳が少し溜まってしまったので、1本はパニールにしてしまう。となると、晩御飯は自動的にサグパニールになる。パニールを美味しく食べるレシピを他に知らないのです。

鍋に牛乳1リットル、酢大さじ2を入れて火にかけ、たんぱく質が固まり、水分が透明になってきたら火からおろし、さらしを敷いた小さいざるにあけて、全体をさらしで包み、重石を乗せてしっかり水けを切る。1.5センチ角に切り分け、素揚げする。サラダ油で十分だけど、可能ならば、ちょっとコクのある油(ごま油や菜種油など)を使うと、なおいい。

カレーは毎度のミラメータさんのレシピ(『はじめてのインド料理』)。玉ねぎも、香味野菜も全く使わないので、とにかくお手軽ラクちん。でも、美味しいの。

まずはサラダ油とクミンシード、赤唐辛子を加熱して香りをだし、茹でて刻んだほうれん草を入れてしっかり油を吸わせたら、パウダースパイス(ターメリック、コリアンダー、クミン、レッドチリ)を加えてざっと混ぜ、水ひたひた、パニール、トマトペーストを加えて水分が飛ぶまで軽く煮込む。塩で味付け。

奥の小鉢は、切り干し大根の帆立サラダ。瀬尾幸子さんの『おつまみ横丁』にあるレシピです。マヨネーズとホタテ缶で作るお馴染みの大根サラダを、切り干しで作ります。

切り干しは帆立缶の汁で戻し、ソースは、マヨ+オリーブオイル+レモン汁。じわっと美味しい、なかなかシブい味わいの一品でした。

サグパニール

サグパニール by nekotano

ほぼ1か月ぶりのサグパニール。夫は、以前作った、ほうれん草をゆでて刻んで作るパターンが気に入ったようで、今回も同じように作ってとリクエスト。

前回も書いたけど、茹でて刻んで作るほうが、蒸してペーストにするよりもあっさり仕上がる感じがあって、何だかこっちの方が好きだな。今回は香りだし用のスパイスはクミンシードを使いましたが、さっぱり仕上げることを考えると、マスタードシードで良かったのかも。

今日は初めて玄米を買ってみましたが、さすがにいつも使っている小さな土鍋で炊くのは難しそうなので、ものすごく久しぶりに炊飯器を使う(玄米炊き機能もある)。3合炊くのに2時間かかるとは思いませんでしたが、炊きあがりは拍子抜けするほどふっくら柔らかで、最近の炊飯器(言うほど最近のじゃないけど)ってのはほんと凄いな…とつくづく思いました。

夫も100%玄米ご飯は全く苦じゃないそうで、「白米より栄養豊富なんだから、こっちでいいじゃないか」と、むしろ積極的に好印象でありがたや。

エビのカレー

エビのカレー by nekotano

今日は私どもの結婚記念日。籍を入れて丸7年になりました。3年目くらいまでは、おー今年もこの日を迎えたなと感慨深いものを感じていましたが、それ以降は「そういえば、今日は記念日だったな」くらいになってしまい、今年に至っては、夫は「まだ5年くらいじゃなかったっけ?」とか言う始末。かくいう私も「6年目じゃないの」とか間違って答えてたし。それくらいどうでもいい日になったというのは、ある意味めでたいことなのでしょう。

いつだって夫の好物を作ってますけど、今日はとりわけちゃんとリクエストを聞いておこうと尋ねると、「カレーがいい」という。カレーですか、よっしゃよっしゃ。

かといってこの日のためにスペシャルな食材を買うということはせず、冷凍庫のエビを解凍して、ミラ・メータさんのレシピでえびのカレーを。思った以上にさくっとできてしまったので、もう一品とナタラジのレシピでベイガンブルタ(なすのカレー)も作る。どっちも、オイル控えめのあっさりカレーで、たっぷり食べてもちっともしつこくない。手前味噌ですが、おいしかったなー。

「ナン食べたい」というリクエストが出てましたが、ナンを家で作るのは無理。なので、無印良品のミックス粉でさっと作る。なんていうか、丸パンに近い風味。これだったら、丸パンを作ればよかったかな、とは思いました。

記念日よろしく、いただきもののシャンパン(Deutz、ドゥーツ)を開ける。カレーと合うかな…と思いましたが、とってもドライな味わいのシャンパンだったので、ことにえびのカレーとの相性はなかなかよろし。とってもおいしかったです、ごちそう様。

● www.champagne-deutz.com

レンズ豆のカレー

レンズ豆のカレー by nekotano

朝ごはんを作ったついでに、昼ごはんもついでに仕込む。皮なしのレンズ豆(レッドレンティル)だから、ささっと作れてありがたい。作り方は、『はじめてのインド料理』(ミラ・メータ)を参考にしながら、なんとなーく、適当に。

レンズ豆はさっと洗って、水につけておく。鍋にサラダ油をひき、セロリの上の部分(固い軸と葉っぱの部分)をみじん切りにしたもの、しょうが、にんにくのすりおろしを入れて、焦がさないように炒める。何となくペースト状になってきたなと思ったら、ターメリック、クミンパウダー、コリアンダーパウダー、チリパウダー(適当に入れたけど、目安はターメリック2:クミンパウダー1:コリアンダーパウダー1:チリペッパー0.5)加えて、焦がさないように混ぜ合わせたら、トマト缶1/2、水200cc、水けをきったレンズ豆、ローリエを入れて、中火で煮込む。レンズ豆に火が通ったら、塩で味を調え、バター大さじ1でテンパリングしたクミンシード小さじ1を加えてさっと混ぜ、火を止める。細切りにしたピーマン1個分を加え混ぜ、しばらく置いてなじませる。

ご飯は、タイ米に、ローリエ、カルダモン、サフランを入れて炊いたもの。

結構もりっと食べたけど、ほぼベジカレーだからか、さほどもたれず。