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Selection Box 〈Nature〉

サロンデュショコラで買ってきたセレクションボックスをとうとう開封。今年のセレクションボックスは4種類で、2019年のテーマである「Tous les gouts sont dans la Nature! ショコラは自然の贈り物」からイメージした「Nature」(16個入り)のほか、「Fruit」(12個入り)、「Hakko」(8個入り)、「World Chocolate Masters」(7個入り)。最終的に、「Nature」を買いました。

セレクションボックスの楽しみは食べ比べ。でも、今回のセレクションボックスは、比較的、味の組み立てが似通ったものが多かったように思います。その分、ブランドの違いがよくわかるともいえるような気がしますが、お菓子は素材勝負だから、ある一定の値段を超えると、あんまり味の違いって、よく分からないのよね…。お菓子で独創性を出すのって、本当に難しいと思う。

記録もかねて、16種類を下記に一覧しておきます。

全体的には余韻を長く残すよりは、パッと広がってシュッと消える後味のショコラが大半で、それが今の流行りってことなのかもしれません。どれもおいしかったけど、好みだなーと思ったのは、ティムット、キャラメル、フェルベールのヴァニーユ、キャラメル・パリのミエル、かな。

普段はわが家で一番寒いところに置いておくのですが、そこから持ってきてすぐに食べると、美味しさはイマイチ。食べる2時間ほど前に、リビングに持ってきて置いておいてから食べるのがちょうどいい塩梅だったのですが、つくづく、チョコレートとは繊細な食べ物だと思いました。温度でおいしさが大違いなんだものねぇ。

セレクションボックス GÂTEAUX & DESSERTS des régions

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昨日、チョコレートの祭り(サロン・デュ・ショコラ2017)で買ってきたセレクションボックス。夫がそわそわしているので、早速朝ごはん代わりに少し食べました。

まず開けたのは、「お菓子とデザート GÂTEAUX & DESSERTS des régions」 がテーマのセレクションボックス。10人のショコラティエがそれぞれに工夫を込めた一粒を詰め合わせています。言ってしまうと、この一粒は、チェーン店の牛丼(並)よりも高いです…、でも、やっぱり、それだけの価値があると思うんですよ、わたしは。

12時の場所から時計回りに、次いで真ん中の上下、の順に。

  • ミス・ミラベル(フランク・ケストナー)
  • オペラ(オテル・デュ・キャップ・エデン=ロック)
  • 桜餅(ル ショコラ ドゥ アッシュ
  • フォレノワール(クリスティーヌ・フェルベール
  • 松の実のプラリネ(ユーゴ・アンド・ヴィクトール
  • ガレットショコラミエル&シトロン(ブルーノ ルデルフ)
  • ノネット(オリヴィエ ヴィダル)
  • タルトタタン(モリ・ヨシダ)
  • タルト・シトロン・メレンゲ(クリスチャン・カンプリニ)
  • ポムタタン(ダヴィド・カピィ)

このセレクションボックスは、ドレを食べてもおいしかったですが、ことに、ノネット、ミス・ミラベル、タルト・シトロン・メレンゲ、松の実のプラリネ、が気に入ったようです。あと、オペラも良かったな~。来年は、この辺のお店を忘れずにチェックしておこう…。

もちろん、凝れ全部を一気に食べたわけじゃありません。1回で食べるのは2粒が精一杯(二人で半分こしながら食べるので、実質1粒か…)。ケチケチ食べてる…のもありますが、どれもものすごく余韻が強いので、そう、ぱかぱか食べられないのが正直なところです。すごいよなぁ、この一粒に強烈な満足感を詰め込むんだから。