サロンデュショコラで買ってきたセレクションボックスをとうとう開封。今年のセレクションボックスは4種類で、2019年のテーマである「Tous les gouts sont dans la Nature! ショコラは自然の贈り物」からイメージした「Nature」(16個入り)のほか、「Fruit」(12個入り)、「Hakko」(8個入り)、「World Chocolate Masters」(7個入り)。最終的に、「Nature」を買いました。
セレクションボックスの楽しみは食べ比べ。でも、今回のセレクションボックスは、比較的、味の組み立てが似通ったものが多かったように思います。その分、ブランドの違いがよくわかるともいえるような気がしますが、お菓子は素材勝負だから、ある一定の値段を超えると、あんまり味の違いって、よく分からないのよね…。お菓子で独創性を出すのって、本当に難しいと思う。
記録もかねて、16種類を下記に一覧しておきます。
- ティムット(ジャン=ポール・エヴァン JEAN-PAUL HÉVIN)
- ヴァニーユ(クリスティーヌ・フェルベール Christine FERBER)
- ミエル タン(フィリップ・ベル Philippe BEL)
- ヴェルヴェーヌ(フランク・ケストナー Franck KESTENER)
- ミエル(ニコラ・ベルナルデ Nicolas Bernardé)
- アマンド(クリスチャン・カンプリニ Christian CAMPRINI)
- サラザン(オリヴィエ・ヴィダル Olivier Vidal)
- バディアンヌ(フレデリック・アヴェッカー Frédéric HAWECKER)
- ジャンドゥージャ キャラメル(ダヴィド・カピィ David Capy)
- クリオロ(パティスリー・サダハル・アオキ・パリ pâtisserie Sadaharu AOKI paris)
- タンデム(アンリ・ルルー HENRI LE ROUX)
- 日本酒とほうじ茶のガナッシュ(パスカル・ル・ガック Pascal Le Gac)
- プラリネ トゥルヌソル マイス(オテル・デュ・キャップ・エデン=ロック HOTEL DU CAP-EDEN-ROC)
- キャラメル(フランソワ・ジメネーズ François Gimenez)
- ヴァニーユ(カンタン・バイィ Quentin Bailly)
- ミエル(キャラメル・パリ Karamel Paris)
全体的には余韻を長く残すよりは、パッと広がってシュッと消える後味のショコラが大半で、それが今の流行りってことなのかもしれません。どれもおいしかったけど、好みだなーと思ったのは、ティムット、キャラメル、フェルベールのヴァニーユ、キャラメル・パリのミエル、かな。
普段はわが家で一番寒いところに置いておくのですが、そこから持ってきてすぐに食べると、美味しさはイマイチ。食べる2時間ほど前に、リビングに持ってきて置いておいてから食べるのがちょうどいい塩梅だったのですが、つくづく、チョコレートとは繊細な食べ物だと思いました。温度でおいしさが大違いなんだものねぇ。