タグ別アーカイブ: 三好野本店

鯖威張る弁当

夜も、駅弁大会で買ってきた駅弁を食べます。私は、銚子電鉄の「鯖威張る弁当」。地元の居酒屋さんが作っているそうですが、味付けご飯の上に焼きサバが乗っているだけのシンプルなのが、すごくいい。パッケージに「経営状態はまずいけれど これはウマい!」とありますが、実際、かなりおいしかったです。

夫には、「サンライズ出雲・瀬戸弁当」(三好野)を。ベーシックな幕の内風の弁当ですが、沿線の名物を詰め合わせて、旅情を誘う構成になっているのが憎い。量も程よくてグー。これが、下りのサンライズに乗る前に買えたら、サイコーなのにね。

弁当だけじゃあれかと、ほうれん草のごま和えも添えてみる。

鯖威張る弁当は(駅弁にしては)小ぶりな方だったので、これも食べられるかなと、中央軒の「長崎街道 焼麦弁当」を。かしわめしが好きなので、ついつい買っちゃいました。中央軒名物の 焼麦(しゃおまい)は、崎陽軒を食べ慣れている関東民からすると、ちょっと独特な味わいですが、おいしい。いつかは、駅で出しているかしわうどんも食べてみたいもんです。結局肝心のご飯は食べきれず、翌日に持ち越す羽目に。

パッケージはこんな感じ。鯖威張る弁当の掛け紙は、かなりお遊び感が強くて、中年オタクの心をくすぐる感じです。

食後に、萩の月。駅弁大会の時に萩の月も買うのはなんだか通例になっています。

駅弁

東京駅に出て、駅弁屋祭で駅弁を見てから帰宅。夫は、和光で食べたフレンチトーストが結構ヘビーだったそうで(バターが惜しみなく使われていてすごかったそうです)、もう晩御飯はいらんとのことで、私用に「醤油めし」(三好野本店)をチョイス。

長らく松山駅の名物だったんですが、2018年にもともと製造販売していたお店(鈴木弁当店)が辞めてしまい、その後、「桃太郎の祭すし」などでお馴染みの三好野本店がレシピを教わって、継承してくれたといういきさつがあります。以前は、いつか松山に行ったらこれを食べるんだ…と思っていましたが、三好野が手掛けることで、東京でも買えるようになりました。

しょうゆ味の炊き込みご飯に、素朴なおかずが添えられたシンプルなお弁当で、旅情を誘います。お弁当を食べる野望は達成できちゃいましたが、松山には行ってみたいので、ささやかに野望は継続中です。

あと、夫もちょいちょいつまめるように、相撲茶屋のやきとりを。

松山弁が印刷されたパッケージもまた、駅弁っぽくていい。