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秋川渓谷に行ってきました(2日目)

朝ご飯を食べに食後に行ったら一番乗りだったので、誰もいない食堂をパチリ。ついさっきまで猿が5匹ほどで喧嘩をしていたそうで、お客さんが来る時間までに終わってよかったわと言っていました。こんな施設のすぐそばまで来るんだなぁ。

朝ご飯は、いつもの通り。いつも、ご飯と味噌汁を配膳してくれる女性が、メニューを簡単に説明してくれるんですが、今回は「もう、説明はいいですかね」と言われてしまった。

でも、いつものじゃが丸君かなと思っていたお料理(写真右上の椀に入ったもの)は、実は違っていて、タラのすり身が入った真薯風の蒸し物だったそうです(となりの人に説明しているのを漏れ聞いて知った)。かかっていた餡も、ちょっといつもとは違う感じだった。やっぱり、もうええわと思ってはいかんな。

ところで、今回はレイトチェックアウトを利用したけど、すごくよかったなぁ。1時間遅くできるだけで、こんなにゆったりできるとは。ありがたい。

いつもなら、瀬音の湯からバスに乗ってしまうが、今日は頑張って歩く。秋川の水量は少な目だったけど、釣り人はいた。何が釣れるんだろう。

私たちが秘かに「心臓破りの坂」と呼んでいる急坂。なぜ、ひいひい言いながらこんなに苦しい坂道を歩いているかと言えば、お焼き屋さん(乙訓おやき店)に行きたかったから。

にもかかわらず、お店は無情にも、お休みの札。どうも、寒い時期は開けたり開けなかったり見たいです。仕方ないですね。お焼き店の駐車場から見える景色をぼんやり眺めながら、少し休む。次来たときは、満開の桜だろうなぁ。

 

バスを待つ間、近隣のお宅の庭先の立派な梅を見る。昨日とは一転、いい天気なので、青空に梅が映える。

今回の旅のシメに、五日市ほうとう佐五兵衛で、お昼。いつも、美味しそうだなーと思いながら、通り過ぎていたのです。ようやくタイミングが合いました。

ほうとうと掲げるだけに、ルーツは当然、甲斐。武田氏滅亡の折、八王子方面に落ち延びた人たちがもたらしたのが根付いて、五日市ほうとうとして今に至る、とされています。小上がりの木の食卓が、なんだか落ち着く雰囲気です。

ぎりぎりまで納豆ほうとうを食べる気満々だったのですが、メニューに「五日市ほうとうきのこ入り、きのこほうとうには、天然いくち茸が入っています」の文言につられて、あっさり撤回。きのこほうとうを注文。夫は野菜ほうとう。

いくち茸とは、検索してみると、アミタケともいうそうで、キノコ界では比較的ポピュラーなキノコのようです。

いくち茸ってこれかな? 意外と大きくて、なめこときくらげを足して2で割った感じでした。しゃきしゃきしたじゅんさいって感じでもあり、不思議な食べ物でした。

おつゆは味噌ベース。ほうとうは、ほうとうというよりも、うどんに近くて、食べやすい。あっさりした汁によくなじんで、美味しかったです。

食後は、自家製アイス(キンカン)でシメ。いかにも自家製って味わいで、素朴でおいしい。

メニューもパチリ。実は、もつ煮ほうとうも悩んだんだよね…。豆乳ほうとうも気になるし。そういう私を夫は、「色々悩みがあっていいね」と言います。それっていいことなのかな。

ちょい飲みメニューも充実。こういうお店が近所に欲しいんだけどなぁ。

佐五兵衛は、もともと割烹のお店で、ほうとうのお店の奥にお店があります。入り口から、なんだか雰囲気あるなぁ。

メニューが出ていたので見たら、とっても春っぽい。こうやって季節をいっぱい盛り込むのが、日本料理ってことなのかもしれないなぁ。