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スペイン風チョリソソーセージ

キャベツのお酢炒め(パンツェッタ喜久子さんの『おいしいイタリア野菜料理教室』)に合わせるのはやっぱり肉だろうな…と思ったけど、冷凍庫に挽き肉しかない。しかたないので、北村光世さんの『わたしの唐がらし料理』にある「スペイン風チョリソソーセージ」を参考に、小さいハンバーグを作った。

豚の挽き肉に、塩、砂糖、赤ワイン、ニンニクみじん切り、粗挽き黒胡椒、クミン、パプリカ、カイエンペパーを入れてよく混ぜたら、ソーセージ型に整形して焼くだけ。平べったくしたほうが焼くのが楽そうだからハンバーグ型にしたけど、確かに味はソーセージっぽかった。

何となく食べたかったのでマカロニサラダを作る。玉ねぎ、にんじん、ハム、きゅうり。いくらずぼらでも、この辺の具は外せない。

パチョーラス

北村光世さんの『わたしの唐がらし料理』を読んでいて、そのうち作ってみよーと思っていた、パチョーラスを作ってみる。正確には、「パチョーラスのサルサ・デ・プラサ添え」で、本のテーマ的にサルサのほうが主役なんですけど、今回それは作らず、パチョーラスだけで。

パチョーラスとは、メキシコの薄っぺらいハンバーグみたいな料理なんですが、パン粉、牛乳、玉子をたっぷり使ううえ、手でこねるんじゃなくて、フードプロセッサーで粘りがでるまで滑らかにしたものがタネなので、ものすごく食感は柔らかい。タネは、ラップに包んで直径12センチほどに薄くのばし(ラップに包まないと延ばせない)、粉をはたいて両面をさっと焼きます。

ところで、Google検索で「パチョーラス」と実行すると、なぜか「もしかして:カチョーラス」というサジェスチョンがしつこく出てきます。無視して調べても、レシピを紹介しているのは、「台所劇場」と言う個人ブログを書いていた方だけで、全然出てこなくてびっくりしました。作るの簡単だし、材料費も安いし、誰もが好きそうな味なので、このパチョーラス、もっと日本でも知名度が上がればいいのになぁ、と思います。

北村先生には大変申し訳ないのですが、どう検索してもパチョーラスを紹介した記事が日本語では(台所劇場さん以外に)見つからないので、下記にレシピを記載しておきます。ご興味のある方は是非どうぞ。

牛赤身挽肉150グラム、豚赤身挽肉150グラム、パン粉1カップ、牛乳1/3カップ、玉ねぎすりおろし大さじ1、パセリのみじん切り大さじ1、卵1個、塩小さじ1/2

この上に、サルサをたっぷり乗せて食べます。サルサはカルディで売っている瓶詰(メキシチョイスサルサソース)でラクしましたが、おいしい。

奥は、ルッコラ、マッシュルーム、茹でじゃがいも(シャドークイーン)のサラダ。

黒酢唐揚げとセージの天ぷら

2018-01-22 19.42.09

鶏もも肉を解凍して、ウーウェンさんレシピの黒酢から揚げの漬け汁に漬けこんでいました。レシピは『暮らしまわりの・知恵袋(温故知新的生活Vol.7)』に紹介されていますが、うちでは、鶏もも肉1枚に、しょうゆ大さじ1、黒酢大さじ1、ジンジャーパウダー小さじ1が目安です。漬けて2時間くらいで揚げてもいいけど、10日ほど置いておいても固くならず、塩辛くもならず、美味しく仕上がるので、とても重宝しています。

ところで、このレシピ、上記のムック以外には紹介されておらず、『黒酢でおかず』などの料理本にもみられないのです。ネットも同様で、「ウーウェン から揚げ」で検索すると、レタスクラブのレシピが出てくるのですが、これはしょうゆ、酢、ごま油を1:1:1で混ぜたもの。これもおいしそうなので試してみたいですが、しょうゆ、黒酢、ジンジャーパウダーの組み合わせ、我が家では最強です。

今日は、から揚げを揚げた後、少し残っていたセージも揚げました。こちらは、小麦粉+水で、天ぷらに。セージの天ぷらは、私にとって、いい思い出がよみがえる料理のひとつでして、これを食べると、ほんわかとした気持ちになります。

寒かったので、今日は熱燗で。ちょっとキツめにつけました。

ピザ

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ムサカを作ったときに使った加熱用モッツァレッラがまだ残っていたので、チーズを使う料理ってなんかないかなーと探していたところ、夫が「ピザがよい」というので、久しぶりにピザ生地から作ることに。ピザ生地は、北村光世さんの『粉から作るパスタとイタリアパン』にある「野菜のピッツァ」のレシピを参考に、分量を半分にして作ってみる。

本だと、一次発酵後にすぐ成形して焼きますが、それだとタイミングが難しいので、前の晩(つまり、昨日の晩)に捏ねて冷蔵庫に1日おくことに。ただ、今朝見た段階でもう十分に発酵しており、夕方帰宅してから見たら発酵臭が軽く出ていたので、うわー、これ、焼いたらどんな感じなんだろうーと、ドキドキしながら成形する。具は、なすのソテーとベーコン、ピーマンとアンチョビのハーフ&ハーフ。トマトソースは、カゴメの「濃厚あらごしトマト」をそのまま使いました。

そう、ここまでは順調だったのですが、焼き時間の設定で躓きました。本だと、250度で30分焼くとあったので、結構高温やなぁーと思いつつもその温度に設定し、30分はやり過ぎなのでまぁ25分かなとセットして、風呂に入り、あー、風呂から上がったら熱々のピザが完成かー、楽しみだなーとウキウキだったのですが、まさかの焼き上がりに騒然。チ、チーズが…。そして生地も、「クリスピー」というには憚られるほどのカリカリ感に(耳の部分はピザじゃなくて、グリッシーニになっていました。グリッシーニだと思えばかなりいいデキでした…)。

焼くまでが順調だったので、ふたりともあまりの結末に声も出ず、無言でもそもそ食べました。見た目ほど食べられないわけじゃなかったのですが、「こんなはずじゃ…」というショックが大きかったです。あぁ…。

ししとうの肉詰め

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ししとうの酢漬けを作るために、調子に乗ってししとうを大量に買い込んだはいいものの、週末を迎えてもなお1袋余ってしまったので、窮余の策で、肉詰めを作ってみる。あんは、鶏むね挽き肉、しょうが、にんにくのみじん切り、薄口醤油。

元ネタは、だいぶ大昔にテレビで観た、北村光世さんのししとうレシピ。肉詰めといったら、普通豚肉なところで鶏肉を使っているのはそのためです。でも、確か、北村さんは、あんにハーブやレモンを入れていたような気がする。もちろん、しょうが、にんにくでも美味しいけど、そういや、もう少しスパイシーに作った方が美味しいかもしれないなぁ…とは、後で思った。あと、今日は挽いてあるものを使ったけど、もう少しお肉感があった方が美味しいので、粗く叩いたものを使った方がいい感じ。今度はそうするか。

あとは、なすの田舎煮、ししとうの酢漬け、きゅうりとかにかま、切っただけ。ビール。

ピザ

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強力粉を使い切ってしまいたくて、無理やりピザ生地を作る。

一応、『粉から作るパスタとイタリアパン』にあるレシピを参考にしつつ作りましたが、しかし、生地に塩を入れ忘れて作ったうえに、昨晩仕込んで冷蔵庫に入れて一晩おいて置く形で作ったので、お手本とはだいぶ違う作り方。お手本よりもだいぶクリスピーな感じの生地になった気がします。

具は、トマトソース煮、輪切りにして塩振って水けをふいてからオリーブオイルでソテーしたナス、ベーコン、新玉ねぎ、オリーブ、ドライトマト、モッツアレッラチーズ。

大分あっさりした味わいでしたが、うん、まぁまぁの出来。