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豚ひき肉とはすの煮物

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れんこんが安かったので2パック買って、これをメインに出来るおかずはないか…と探して、有元葉子さんの『家族のごはん作り (1)』にあるレシピを参考に、炒めものにする。

ホントは少し多めの煮汁で煮込んでから、時間をおいて味がしみたものを出すのだけど、そこまで時間をかけられないので、少し調味料を多めにして、炒め煮にしました。出汁を使わず、酒、酢、みりん、しょうゆだけで作るので、気楽。豚肉をしっかり炒めて、水分(臭み)を抜いてから煮込むのがコツです。

私は、れんこんは、少ししゃくっとした歯ごたえが残る方が好きなので、こういう料理はたいてしゃくしゃくな食感に仕上げてしまうし、今回もそういう風に作っているのだけど、夫に「もう少し、火を入れると、むっちりとした芋っぽい食感になって、それもまた美味しいよ」と話したら、「芋っぽい食感」という部分に興味を持った様子だったので、今度はむっちりで作ってみようかな。

あとは、きゅうりもみに、白すりごまかけて、オイポンドレ。

トマトパスタ

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冷凍ご飯のストックが切れたので選択肢は麺料理。簡単に作れるパスタを何種類か挙げたら、結局「トマトパスター」と返ってきたのでそれを作る。

しかし、トマト水煮缶だけじゃ、日ごろの野菜不足を補いきれない。さっさと食べたい気持ちを抑えて、パスタを作る前に、ブロッコリーのオイル煮を作る。

オイル煮はしょっちゅう作っていますが、ブロッコリーで作るのは初めて(でも、有元葉子さんの『家族のごはん作り 1』にはブロッコリーのオイル煮も紹介されているから、オイル煮としては定番の野菜のようです)。すぐ火が通るのかな…と思ってかなり大ぶりに切り分けたら、案外火が通らなくて難儀する。今度はもうちょっと小房にして作ろ…。

水煮缶はあまりきつく煮詰めずにさらっと作ったので、いつもより酸味の強い仕上がり。ただ、トマトソースは甘いよりは、酸っぱいほうが好きな夫からは好評でした。

チーズパン

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久しぶりにチーズパン。パスコのイングリッシュマフィンに溶けるチーズで。

昼から来客。お昼はお客さんの希望で喜三郎でうどん。帰宅しておやつ食べながらお喋りし、晩ご飯を一緒に食べる。

  • 揚げかきとせりの和え物
  • 文旦とうどとクレソンのサラダ
  • 牛すじと豚肩ロースとゆで卵のナンプラー煮
  • マントウ
  • モロッコインゲンの麻婆
  • カスタードクリーム いちごジャム添え

揚げかきとせりの和え物は、有元葉子さんの『シンプルにおもてなし』に載っているレシピ。かきに塩味を付ける部分だけ省いてあとはレシピ通り。よく洗って水気をしっかり拭き取ったかきに薄力粉をまぶしてオリーブオイルで揚げ、ざく切りのせりの上に並べて盛る。食べる際に、揚げかきにレモン汁、胡椒、しょうゆ少々をかけ、全体にオリーブオイルを回しかけてざっと混ぜてから頂きます。

なんの練習もせずに作ってみましたが、これは、かなり美味しかった。シンプルながら、見栄えもするし、味わいが華やか。今日はお酒を飲みませんでしたが、泡のお酒との相性はいいと思います。確かにおもてなしにうってつけ。

今が旬の柑橘を使ったサラダを何か作りたいな…と思って、一番サラダにしやすい文旦をチョイス。柑橘と相性のいいうど、うどと相性のいいクレソンを組み合わせて、ただ盛るだけのサラダに。ドレッシングはいろいろ考えたものの、結局、ポン酢とオリーブオイルを混ぜたものに。うどは立川うど(東京うど)を使いましたが、あくがなくて爽やかな味わいがお客さんに大好評でした。

牛すじと豚肩ロースとゆで卵のナンプラー煮は、これまた有元葉子さんの『家族のごはん作り1』にある「豚肉のナンプラー煮込み」を参考にしています。というか、ほぼ作り方はレシピに忠実ながら、牛すじも加えているだけ。

なぜ異質な牛すじを加えたかいうと、本当は豚肩ロースだけじゃつまらないから、パイカもいっしょに煮込もうと思っていたからです。というか、そもそもはパイカをメインにするつもりだったのですが、それじゃ夫が食べられないからじゃぁ肩ロースも入れるか…と思ったのが正解。が、この日に限ってパイカが売り場にない。しかし、内心パイカで盛り上がっている自分としては、豚バラ肉じゃ代用品にならないわけで…、だったら、同じくゼラチン質な牛すじを入れれば気分が収まるのでは? と思ったのでした。

しかし、パイカと違ってアクの多い牛すじを豚肩ロースと同じ鍋で煮るのは結構面倒でした。湯でこぼしは1回しかしませんでしたが、その分、しつこくアクをすくい、何度も濃してきれいな煮汁の中で柔らかくなるまで煮ます。その後、食べやすい大きさに切り、豚肩ロース塊と一緒に鍋に入れ、ナンプラー大さじ4.にんにくしょうゆ大さじ3、黒胡椒粒大さじ1、レシピはこれだけですが、私は長ネギの青い部分をたっぷり入れ、ひたひたの水を注いで煮込みます。

途中でナンプラーの匂いがリビング中に拡散し、そもそもナンプラーの匂いが苦手な夫が「なに、この匂い、臭い」と騒ぎ始めたので、やばいな…と思いましたが、お肉が柔らかくなるにつれて、ナンプラー臭さはいつしか消えていました。

ナンプラーがうまみに変わってくれたおかげでしょうか、豚肉に関しては大好評でした。ちなみに、牛すじも相当美味しかったです。お客さんも夫も牛肉が苦手なので、微妙な反応でしたけどね。しっかりとろとろになるまで煮込んだ牛すじは、私にとってはなかなかのごちそうでした。

あとは、いつもおなじみの麻婆とマントウ。

食後のデザートに、小嶋ルミさんのレシピ(『知りたがりの、お菓子レシピ』)のカスタードクリームにイチゴジャムを添えたものを出す。もともとこのカスタードは、小嶋さんのお店「オーブンミトン」の人気メニュー、「ミトンズシュークリーム」用のカスタードクリームで、ほっくり濃厚な味わいがたまらなく美味しいのです。本ではもちろんちゃんとシュークリームのレシピとして紹介していますが、私の体力的には、カスタードを作るだけで精いっぱい。これだけでも十分おいしいので、なんだかクリームだけで満足しちゃってます。

イチゴジャムを添えるのは春の定番。イチゴは適当な大きさに切り分け、イチゴの重量の25%の砂糖、レモン汁1個分を加えてよく混ぜ、半日ほど置く。イチゴから出てきた水分ごと鍋にかけ、強火で一気に煮詰める。

このカスタードはお客さんに大絶賛でした。よかったよかった。

マッシュルームとベーコンのソテー

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翌日のお客さんの準備があるので自分たちのご飯はまぁ適当に。

大袋に入ったブラウンマッシュルームの半分を使ってベーコンとソテー。ベーコンの脂で貝割れ菜をさっと炒めて一緒に盛る。塩軽くふって、黒胡椒をたっぷり。

新玉ねぎの上半分に十字に切れ目を入れ、アルミホイルでくるんでオーブンに。琺瑯バットに、大きく乱切りしオリーブオイルを回しかけて塩を振ったにんじんを入れて、同じくオーブンへ。200度で40分くらいだったかな。お風呂入っている間に2品完成。

あとは、水切りしていたとうふを耐熱皿に入れてふたをしないでレンジでチン。オリーブオイルかけて塩ふってわさび添えました。

にんじんのオーブン焼きは長尾智子さんの本で繰り返し出てくる料理で、もう本当に手持ちの本のほとんどに載っているんじゃないかと思いますが、それでも実際にやってみたのは今回が初めて。で、しかも、なんだか美味しい…。わぁ、美味しい! って感じじゃなくて、「おいしい…」って感じ。さしてにんじんが好きではない夫も同じことを言いつつぱくぱく食べていたので、本当においしいのだと思います。ようやく、長尾さんがしつこくお作りになっているわけがわかった気がします。

とうふのチンは、有元葉子さんの本(『家族のごはん作り1』)で覚えたもの。でも、本当はチンじゃなくて、蒸し器で蒸すの…。だから真似しているのは、温めた豆腐をオリーブオイル、塩、わさびで食べるという部分。これだとワインにも合うのが不思議。

豚肉とさつまいもの蒸し煮

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通勤の行き帰りに『家族のごはん作り1』を読んでいて、「豚肉とさつまいものロースト」のレシピを見て、ふと、ああ、これ、材料全部揃ってる! と気づいて、帰宅してさっそく作る。

ただ、全部揃っているのは事実なのですが、決定的に違うのは、レシピだと豚肉は肩ロースの塊なのですが、私のは肩ロースながら切り落としだったということです。レシピだと、それを無水鍋で1時間近くローストし、食べる際に切り分けるのですが、まぁ、組み立ては同じなのだから、なんとかなるだろう…と楽観的にやってみることに。

厚手の鍋にオリーブオイルをひき、豚肉、にんにくスライスを炒め、火が通ったら塩をふる。肉を鍋の脇に寄せ、輪切りにしたさつまいもを鍋底に並べ、その上に肉をかぶせ、その上にさやいんげんを乗せ、ローズマリーを1枝。水50ccほどを注いで、ふたをして15分弱、蒸し煮する。

合間に、着替えたり、パン切ったり、皿出したりできるので、煮物は気楽だな。ものすごく簡単ながら、なかなか美味しかったです。私は、じゃがいも、ローズマリー、にんにく、塩、油の組み合わせは大好きなのですが、さつまいもに変えても美味しいとわかったのは嬉しい収穫。

パンは会社の近くのパン屋さんで買ってきたレーズンパンとミルクフランス。このミルクフランスは、なかなかのめっけものでした。レーズンパンもレーズンたっぷりで美味。

今日は花粉を無防備に大量に吸い込んでいたようで、食後に猛烈なめまいに襲われて、早々に寝る。そんなひどくないんだけどね、シーズン最初だけは、やっぱり、少ししんどいのです。