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栗と鶏肉の炒めもの

栗といえば鶏肉と合わせる料理が定番ですが、一度、上野万梨子さんの『小さなフランス料理の本』にある「のワイン蒸し煮」を作ってみたいと思っていたので、ちょっとやってみる。

本当はあらかじめ、塩とナツメグをふってワインでマリネしておくんですが(できれば一晩)、今日はバタバタでそれをやっておらず、小さく切った鶏もも肉に軽く揉み込んで、栗、玉ねぎ、マッシュルームと一緒に炒めるという体で作る。

見た目がだいぶお手本と違い、全く美しくないのが大問題なのですが、味は、まぁこんなもんかという感じにまとまりました。ただ、最後にブランデーをふって香りづけという工程もカットしているので、本とはだいぶ違うだろうなぁ。今度作る時は、もっとちゃんと作ります。

奥は、春菊のサラダ。葉だけ摘んで、クルミと一緒に生で食べます。これにブルーチーズをちぎって入れたら、もっと合っていたかも。イチジクも合いそうだな。

いかのプロヴァンス風

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昼間の食べ過ぎダメージが大きく、全く食欲がないものの、昨日買ってきたいかを捌かなくてはならんと台所に立つ。立ったら立ったで調子づいて、「いかのプロヴァンス風」(上野万梨子『小さなフランス料理の本』)を作る。食べられる状態じゃないのに。

プロヴァンス風と言いながら、中華っぽい皿に盛ってるし、そもそも、きちんと皮を剥いて白く仕上げなきゃいけないのに無精しているし、エシャロットの代わりに玉ねぎだし、グリーンオリーブの代わりにケッパーだし、タイム使ってないし、イタリアンパセリの代わりに普通のパセリだし、お手本無視しすぎ。それでもね、これ、おいしいんです。捌いて、食べやすい大きさに切ったいかを、オリーブオイル、塩、にんにくのすり下ろしに漬け込んでから炒めるんだけど、この漬け込みがポイント。しっかり、15~20分漬け込んでからさっと炒めると、柔らかくて、メリハリの利いた味に仕上がる。ひとつだけ味見して、にんまり。食べられないのが無念。

ししとうを素揚げして、大根おろし、めんつゆを薄くのばしたものをかけたもの。大根おろしくらいだったらイケるかなぁ…と思って作ってみたけど、ダメだった。昼、どんだけ食べたんだ、私…。

夫からは、一人で食べるのさびしいしおいしくないと。うー、そうかもしれんな、ヘンに待たすよりも、ラーメンでも食べさせておけば良かったか。

鶏肉のバスク風

鶏肉のバスク風 by nekotano

おかずは、エスカリバーダに合うのがいいな…と、冷蔵庫の中身と相談した結果、上野万梨子さんの『小さなフランス料理の本』にある「鶏肉のバスク風」を作ることにする。

これ、以前も作ったことがあるのだけど、その時に、一番のコツはお肉をしっかりマリネ(塩、こしょう、パプリカ、カイエンヌペパー、にんにくすりおろし、オリーブオイル、レモン汁)しておくことだな…と痛感したので(本だと「最低30分」とあるけど、むしろ1日以上漬け込んじゃってもいいと思う)、今日はちゃんと解凍し、しっかり半日漬け込んだ。

常温に戻してバターで焼く。大事なのは、強火で焼かないということ。理由は、お肉が硬くなっちゃうからってのもあるけど、このお肉を焼いた後のフライパンで、ピーマン、玉ねぎ、トマト、米を炒めて、炒めライスサラダみたいなものを作るから(パプリカが焦げやすいので強火で焼くと焦げが出てフライパンが汚くなる)。今日は注意深く作ったから、なかなかいい仕上がりだった。あまり鶏肉の料理を好まない夫が珍しく「これうまい、また作って」と言っていて、ちょっと嬉しい。

そういえば、この「鶏肉のバスク風」のレシピは、「ソロモン流」のホームページにも「鶏肉のスパイシーマリネソテー バスク風炒めご飯の付け合せ」として紹介されています。

外した鶏皮は、別のフライパンでカリッとするまでじりじり焼いて塩こしょう(これは、私の)。エスカリバーダに、ヴィネグレート、プチメックのライ麦パン。ワインを少々。

鶏肉のバスク風

鶏肉のバスク風 by nekotano

鶏肉を解凍し、『小さなフランス料理の本』(上野万梨子)にある「鶏肉のバスク風」を参考にマリネしてからソテー。

お肉の分量がレシピの半分以下だったので、なすをプラス。マリネ液を絡めながら鶏肉と一緒にソテーして付け合せにする。どっちが主役かわからないけど、おいしかったので、まぁよし。パプリカの効果で色は強烈ですけど、辛くはないのです。不思議な苦みが、けっこう癖になる。

レシピでは肉を焼いた後のフライパンで、ご飯、玉ねぎ、ピーマンを炒めて付け合せにするとありましたが、今日は押し麦で代用。ごはんよりぱらっと仕上がっていいかも。

お昼に作っておいたヴィネグレート(ロシア風サラダ)、味が(色も)なじんでいい感じ。2度目のサラダもおいしくできてほっとする(私は2回目に作る料理は、どんなに簡単な料理でも大失敗することが多いので…)。

それにしても、このサラダは美味しい。ビーツ、じゃがいも、ピクルスの組み合わせって、ビックリするくらい後を引く。もっと頻繁にビーツを食べたいんだけど、ビーツはうちの近所では高級野菜なんだよね。また安売りしてくれないかなぁ…。