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キッシュロレーヌ

クリスマスだからねと、夫の好物のキッシュロレーヌを焼く。

いくつかレシピを持っているんだけど、結局、いつも小嶋ルミさんのレシピ(『知りたがりの、お菓子レシピ』)で作ってしまう。本で紹介する手順や勘所が分かりやすいのと、材料に納得感があるし、出来上がりも間違いなくおいしいので、どうも他に浮気しにくい。今年もおいしくできました。

昨日の残りのローストビーフに、ルッコラ、パプリカ。簡単なものばかりだけど、色味が華やかなので、なんか気持ちが明るくなる。

食後にクリスマスケーキ。メインがバターたっぷりなので、1/8サイズでも十分。やっぱりクリスマスにはケーキがあると嬉しいものです。

トーストとカスタードクリーム

自家製いちごジャムのある季節のうちに…と思っていたのだけど、ようやく今年もカスタードを作れた。小嶋ルミさんのレシピ(『知りたがりの、お菓子レシピ』)で作るこのカスタードクリームは、本当においしい。

材料は本当にささやかなものばかりなのだけど、何が大変って、とにかく、腕が死ぬ。しかし、食べると、頑張ってよかったなぁとしみじみと思う味なのです。本当はもうちょっと頑張ってシュー皮も作るべきなんだろうけど、いつもカスタードで体力切れ。でも、それでいいの、シュークリームはオーブンミトンに買いに行くから…。

パンにたっぷり載せて、ジャムをトッピング。至福の味。

コーンブレッド

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昨日の残りのコーンブレッドを温めなおして食べる。ちょっとパサっとしてしまったが、でもおいしい。

夫が、コーンブレッドのレシピをネットで検索していて、「小嶋ルミさんのレシピもあるみたいよ」というのですが(2007年12月5日の朝日新聞「おいしさ発見」に掲載されたもの)、今食べてるのもね、小嶋ルミさんの本(『シンプルテクニックのお菓子』)を見て作ったものなの…。見比べると、基本線は変わりませんが、全体的に分量が微調整されています。

コーンブレッド

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コーングリッツで何か作りたいな…と思っていろいろ探していたのだけど、やはりコーンブレッドだろうと思って、小嶋ルミさんのレシピ(『シンプルテクニックのお菓子』)で作る。

ベーキングパウダーで膨らませる、いわゆるクイックブレッドと言われるタイプのパンのようなもので、砂糖もバターもとっても少なくて、実に素朴な味わい。このまま食べてもいいし、アメリカ南部らしい煮込み料理などに添えてもいいし、はちみつやサワークリームをたっぷり乗っけておやつに食べてもいい。これはかなり好きだな。

カスタードクリームパン

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無性にカスタードクリームが食べたくなって、小嶋ルミさんのレシピでカスタードクリームを作っていました。だから、今日の朝ごはんは、パンにたっぷり乗っけて食べる。

このカスタードクリームの教科書は、『知りたがりの、お菓子レシピ』にあるミトンズシュークリームのカスタードのレシピ。一般的なカスタードクリ―ムのレシピよりも手間がかかるし、力のいる作業もあります。普段なら問答無用で、上腕筋を使うようなレシピは避けるのですが、これは頑張った分だけとっても美味しい仕上がりになるのを知っているので、頑張っちゃうのね。

シューも作れればいいのだけど、いつも、カスタードを作るところで満足して終わってしまう。もう少し暖かくなったら、オーブンミトンに買いに行こうかなぁ。

キッシュロレーヌ

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夫からリクエストがあったので、クリスマスディナーは、今年もキッシュを作りました。レシピは、例年通り小嶋ルミさんの(『知りたがりの、お菓子レシピ』)で。毎年、渡辺麻紀さんの『キッシュ』のレシピと迷うんだけど、いつもぎりぎりになって、渡辺さんのレシピで推奨している型(15センチの底取れタイプのジェノワーズ型)を持っていない! と気づいて断念する。もういい加減、買いないさよ…と思う。

そういうわけで、今年も小嶋さんレシピ。案外お手軽だし、1回で2台分作ってしまうレシピなので、ひとつは本番、ひとつはつくおき用にできる(冷凍できるの)ところも気に入っています。

いろいろ具のバリエーションを買えるのも楽しいと思うんだけど、夫はとにかく、キッシュロレーヌが好き。飴色玉ねぎ、ベーコン、ハム、グリュイエールチーズ。これに、牛乳を少し加えた生クリームベースのアパレイユ。今年はベーコンをカットし、その分ハムを増量しましたが、思ったよりもあっさりした仕上がりになりました。薫香のアクセントも欲しいし、やはりベーコンはカットすべきではないな、来年はちゃんと入れよう。

やはり、サラダくらい添えたいね…と、ルッコラとマッシュルームのサラダ。やはり皆同じことを思うようで、クリスマスの直前からサラダ用の野菜が品薄&急激な値上がりっぷり(レタス1玉500円くらいしてた)。そんな中、ルッコラはいつもとほぼ同じ価格だったのがありがたい。チーズのすりおろし、オイポンドレをかけています。奥は、私用に、白菜とリンゴのサラダ。レモン汁とマヨネーズで和えました。

オーブンミトン

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オーブンミトンで買ってきた焼き菓子たちを朝ごはんに。パウンドケーキ、フィナンシェ、ヴィエノワ。どれもこれも美味しい。パウンドケーキはほろりと口溶けがよく、それでいてしっとりとした食感もある不思議な味わい。ヴィエノワのさくさくシュワッと溶ける感じも好き。フィナンシェも、バターの香ばしさと生地のしっとり加減のバランスがよくて、しみじみ美味しい。

パウンドケーキとヴィエノワは『知りたがりの、お菓子レシピ』(シュークリームも)、フィナンシェは『おいしい!生地』にレシピがあるのですが、しかし、完璧に再現できるわけはなく…。本物を買いに行ける環境ってありがたいなぁ…と思うのでした。

チーズパン

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久しぶりにチーズパン。パスコのイングリッシュマフィンに溶けるチーズで。

昼から来客。お昼はお客さんの希望で喜三郎でうどん。帰宅しておやつ食べながらお喋りし、晩ご飯を一緒に食べる。

  • 揚げかきとせりの和え物
  • 文旦とうどとクレソンのサラダ
  • 牛すじと豚肩ロースとゆで卵のナンプラー煮
  • マントウ
  • モロッコインゲンの麻婆
  • カスタードクリーム いちごジャム添え

揚げかきとせりの和え物は、有元葉子さんの『シンプルにおもてなし』に載っているレシピ。かきに塩味を付ける部分だけ省いてあとはレシピ通り。よく洗って水気をしっかり拭き取ったかきに薄力粉をまぶしてオリーブオイルで揚げ、ざく切りのせりの上に並べて盛る。食べる際に、揚げかきにレモン汁、胡椒、しょうゆ少々をかけ、全体にオリーブオイルを回しかけてざっと混ぜてから頂きます。

なんの練習もせずに作ってみましたが、これは、かなり美味しかった。シンプルながら、見栄えもするし、味わいが華やか。今日はお酒を飲みませんでしたが、泡のお酒との相性はいいと思います。確かにおもてなしにうってつけ。

今が旬の柑橘を使ったサラダを何か作りたいな…と思って、一番サラダにしやすい文旦をチョイス。柑橘と相性のいいうど、うどと相性のいいクレソンを組み合わせて、ただ盛るだけのサラダに。ドレッシングはいろいろ考えたものの、結局、ポン酢とオリーブオイルを混ぜたものに。うどは立川うど(東京うど)を使いましたが、あくがなくて爽やかな味わいがお客さんに大好評でした。

牛すじと豚肩ロースとゆで卵のナンプラー煮は、これまた有元葉子さんの『家族のごはん作り1』にある「豚肉のナンプラー煮込み」を参考にしています。というか、ほぼ作り方はレシピに忠実ながら、牛すじも加えているだけ。

なぜ異質な牛すじを加えたかいうと、本当は豚肩ロースだけじゃつまらないから、パイカもいっしょに煮込もうと思っていたからです。というか、そもそもはパイカをメインにするつもりだったのですが、それじゃ夫が食べられないからじゃぁ肩ロースも入れるか…と思ったのが正解。が、この日に限ってパイカが売り場にない。しかし、内心パイカで盛り上がっている自分としては、豚バラ肉じゃ代用品にならないわけで…、だったら、同じくゼラチン質な牛すじを入れれば気分が収まるのでは? と思ったのでした。

しかし、パイカと違ってアクの多い牛すじを豚肩ロースと同じ鍋で煮るのは結構面倒でした。湯でこぼしは1回しかしませんでしたが、その分、しつこくアクをすくい、何度も濃してきれいな煮汁の中で柔らかくなるまで煮ます。その後、食べやすい大きさに切り、豚肩ロース塊と一緒に鍋に入れ、ナンプラー大さじ4.にんにくしょうゆ大さじ3、黒胡椒粒大さじ1、レシピはこれだけですが、私は長ネギの青い部分をたっぷり入れ、ひたひたの水を注いで煮込みます。

途中でナンプラーの匂いがリビング中に拡散し、そもそもナンプラーの匂いが苦手な夫が「なに、この匂い、臭い」と騒ぎ始めたので、やばいな…と思いましたが、お肉が柔らかくなるにつれて、ナンプラー臭さはいつしか消えていました。

ナンプラーがうまみに変わってくれたおかげでしょうか、豚肉に関しては大好評でした。ちなみに、牛すじも相当美味しかったです。お客さんも夫も牛肉が苦手なので、微妙な反応でしたけどね。しっかりとろとろになるまで煮込んだ牛すじは、私にとってはなかなかのごちそうでした。

あとは、いつもおなじみの麻婆とマントウ。

食後のデザートに、小嶋ルミさんのレシピ(『知りたがりの、お菓子レシピ』)のカスタードクリームにイチゴジャムを添えたものを出す。もともとこのカスタードは、小嶋さんのお店「オーブンミトン」の人気メニュー、「ミトンズシュークリーム」用のカスタードクリームで、ほっくり濃厚な味わいがたまらなく美味しいのです。本ではもちろんちゃんとシュークリームのレシピとして紹介していますが、私の体力的には、カスタードを作るだけで精いっぱい。これだけでも十分おいしいので、なんだかクリームだけで満足しちゃってます。

イチゴジャムを添えるのは春の定番。イチゴは適当な大きさに切り分け、イチゴの重量の25%の砂糖、レモン汁1個分を加えてよく混ぜ、半日ほど置く。イチゴから出てきた水分ごと鍋にかけ、強火で一気に煮詰める。

このカスタードはお客さんに大絶賛でした。よかったよかった。

アーモンドクリームのタルト

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大分ご無沙汰しておりました。

色んなことが重なりまして、だいぶ記事を貯め込んでいたのですが、まず1つ目の問題がクリアできたようなので、ご挨拶がてらに記事を1本更新します。

私は普段、携帯からフリッカーに写真を投稿すると、自動的にワードプレスに写真入りの新規記事が投稿される……という仕組みで、先に写真だけ更新しているのですが、夏ごろから急に原因不明のまま更新できなくなってしまっていました。

未だに原因は不明なのですが、ようやく、また、携帯から更新できる手筈を整えたので、とりあえずはこれまで通り、写真だけ先に投稿しようかな、と思っております。

 

で、その際に、スパムコメントの整理もしたのですが、その中に、思った以上に皆さんからのコメントも混じっておりまして、大慌てで引っ張り出して、お返事を書かせていただきました。

コメントによっては2年近く前のものもあって、大汗かきまくりなのですが、本当にごめんなさい。今更…と思われると思いますが、心を込めてお返事を書きましたので、ご覧いただけますと幸いです。

あまりにもスパムコメントがすごかったので、ものすごく強力なフィルターをかけたのですが、強力過ぎましたね……(反省)。コメントのフィルター、少し変えましたので、これに懲りず、いろいろ話しかけていただけると嬉しいです。

 

 

更新が滞ったもう一つの理由が、私、8月半ばより、会社員になりまして。

これまでは、のんべんだらりと自宅で仕事して暮らしてきましたが、今はお弁当を持って満員電車に揺られながら都心のオフィスに通う毎日を過ごすようになりました。
最初の1カ月半ほどは時間の使い方で右往左往しましたが、今ではだいぶ慣れてきて、出来る限り家で作って食べるようにしています。

最近は、週末限定ですが、粉ものやお菓子を作る余裕も出てきました。

写真のタルトは、11月の三連休に作った、アーモンドクリームのタルトです。
小嶋ルミさんの『知りたがりの、お菓子レシピ』にある「バナナとパイナップルのタルト」を参考に作りました。

元ネタは、パートブリゼにアーモンドクリームをたっぷり敷き、バナナ、生のパイナップルのスライスを並べて共焼きで焼くものですが、パイナップルの代わりに、焼き上がり10分前にルバーブのジャムを乗せて、代用しています。というか、そもそも、ルバーブのジャムをタルトに使いたくて、これを作ってみたのですが、なかなかいい組み合わせでした。

ちなみに、ルバーブのジャムは、軽井沢の旧軽銀座の裏通りにある、中山農園というお店のものです。
このお店のジャムはどれも美味しいのですが、ルバーブのジャムも期待通りの美味しさでした。本当は、もっとたっぷり乗せて焼くつもりでいたのですが、パンに塗ったり、ヨーグルトに乗せたりして美味しく食べているうちに、思った以上に減っていたようで、思うほどの量が乗せられなかったのが少々残念ではあります。
しかし、甘くてコクのあるアーモンドクリームに、甘酸っぱく、ごく微かに青臭さもあるジャムの取り合わせはグーでした。来年はもっとデカい瓶で買おう…。

昨今深刻なバター不足に見舞われているにも拘らず、とんでもない量のバターを使ってリッチに焼いていますが、実は、今回は「よつ葉DS」という、材料、製法はほぼバターと同じながら、区分上はマーガリンになっているものを使っています。
今回のタルトは、そのお試し…という側面もあったのですが、若干軽い焼き上がりになったかな…という以外は、ほぼバターと変わらない印象(お値段もほぼバターと同じ)。バタラーの夫も、「ブラインドテストされたら多分わからん」と言っていたので、十分イケそうですね。

こんな感じで、相変わらず、食べたいものを作って食べる生活をしております。
変わり映えしない写真ばかりですが、よろしければ、またしばらくお付き合いください。