知り合いと2人だけでお茶するはずだったのが、なぜかめぐりめぐって共通の知り合い総勢4人で花見をすることになってしまった。いずれも実際に会うのは3年ぶりだったのだけど、皆、職場以外、何も変わってなかった。たぶん、私も何も変わっていないのだろう。
弁当は、そもそも2人分を想定して準備したもので、しかも、当初は2人きりの気楽さで「私が食べたいものだけを作る」と言うテーマだったので、とても偏っている。以下メニュー。
- 手羽先揚げ1
- 手羽先揚げ2
- だし巻き玉子(『飯島風』)
- 鶏レバー入りひじき煮(『ごちそうさまが、ききたくて。』)
- 砂糖さやのゆでたの
- 根菜(さつまいも、にんじん、たまねぎ、れんこん)のレッドカレーペースト煮
メインディッシュは手羽先揚げ。なぜなら、ここ数日やたらと「世界の山ちゃん」に行きたいと思っていたのだが、夫は唐揚げは好きだが手羽先には興味がない。かといって、一人で国分寺まで行くのも寂しいし、自分一人用に手羽先を揚げるのもなぁ…、揚げたことないし。そもそも、手羽先を自分で料理したことがない。ということで、これはちょうどいいと、実験の場に使わせてもらったのだった。
ざっと検索してみると、手羽先揚げを作るには、3つのポイントがありそう。骨の下処理、下味の有無、揚げ方、というところ。最終的に参考にしたのは、レタスクラブの小林まさみさんのレシピと、ガッテン流(このサイトが一番わかりやすかった)と、白ごはん.comだったのですが、それらのいいとこどりで作ったので、備忘録としてメモしておきます。
手羽先揚げ1
- みりん 大さじ1
- しょうゆ 小さじ2
- 赤味噌 小さじ1
- はちみつ 大さじ1/2
- 酢 大さじ1/4
- ごま油 小さじ1/2
- 薄力粉
- 黒胡椒、白胡椒、白ごま
下味なし、下処理ははさみで骨と骨の間に切れ目を入れるだけ、低温で長時間揚げる(160℃で7分、3分おき、190℃で2分)
手羽先揚げ2
- しょうゆ 小さじ2
- 砂糖 小さじ2
- みりん 小さじ2
- はちみつ 小さじ2
- 塩、片栗粉
- 白ごま
下味あり(塩)、ガッテン流で骨を1本抜く、高温でさっと揚げる(180℃で3分、4分置いて、200℃で1分)
結論から言うと、手羽先揚げ1のほうが、圧倒的に名古屋っぽかった。骨を抜いたほうが食べやすいし柔らかくておいしいのだけど、ジューシーさと名古屋的甘辛味はあんまり相性が良くないんだなぁ…と感じました。なんかちょっと、バランス悪いの。ガッテン流の場合は、もっとシンプルに塩から揚げにしたほうが良かった気がする。いろいろ勉強になりました。
友達が持ってきた紙皿。桜は、最後の散り際で、風が吹くたびにものすごい花吹雪で、なかなか良い風情でした。
お花見したのは日比谷公園です。何だあの建物はーと、驚いて思わず写真を撮ってしまったのですが、あれが、つい最近オープンした東京ミッドタウン日比谷なのですね。花見の後少し覗きに行きましたがまぁすごい人でした。が、隣にある日生劇場を思わせる不思議なRに包まれた形状は、結構好きかも。
お弁当を食べたらすぐに帰るつもりでいたのだが、なぜか、夜までご一緒に…となり、KHANHのベトナムキッチン 銀座999で鶏肉のフォーを食べてから帰る。あっさりしたスープがお腹にしみた。