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サンマルクカフェ

2018-04-27 07.04.30

恵比寿に一泊して、朝ごはんにサンマルクカフェ。いちごチョコクロと、じゃがいもパイ。

泊ったのは、ドシーという、カプセルホテル。ビックリするくらいユーザービリティのない宿泊施設で、予備知識なしに行くと常にまごつくこと間違いなし…ではあるのですが、ものすごく安いので(ただし、飛び込みで泊るとものすごく割高)、そういう細かいことはいいっこなし、って感じでしょうか。あの、いわゆる「カプセル」に入って寝ましたが、なんでしょうね、あれ。何とも言えない狭苦しさが、却って心地いい。決して、布団も枕もいいものじゃないのに、ものすごくよく眠れました。また、気分転換に泊りに行こうかしら、って思ったくらい。

buri

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もう少し飲めそうな感じだったので、あてるいの近くにある、buriというバーに寄ってみる。ここはカップ酒がたくさんおいてあることで知られたお店でして、以前から行ってみたかったのだ。

店構えはちょっとクラブっぽくて、入り口付近に外国人の3人組がビール飲みながら歓談していたりして、正直ちょっとひるんだのだけど、お店の人の雰囲気はよかったのでするりと入ってみる。日本酒バーというわけではなく、ビールもカクテルもある普通のバーなのだけど、ただ壁一面にコップ酒のコップが並んでいてそれが壮観。ほとんどが紙ラベルだったけど、ガラスプリントのものもいくつかあって、その半数ほどは私が持っていないものだったので、眺めているだけで楽しくなる(私はガラスプリントされたカップを使ったされたカップ酒のカップを収集しています)。

勿論選ぶのはガラスプリントのカップ酒。とんぼの夕焼けカップ(泉橋)、豊盃APPLES & DOGS。どちらも純米酒です。どちらも可愛いデザインでうれしー。豊盃は以前から気になっていたので嬉しかったのですが、泉橋も美味しかったので、思わぬ収穫。このとんぼカップ、青バージョンもあるそうなので、そのうちお目にかかりたいものです。

で、このお店、カップ酒はみぞれ酒で出してくれます。冷え冷えのカップを持ってきて、蓋を開ける前に強く降ると、中身が一瞬で凍ります。うーむ楽しい。理屈は分かるんですが(白鶴のサイトに解説があります)、しかし、ほんとに不思議だなー。

カキンコキンに冷えた酒が大変美味しい。とくに、とんぼカップはこの飲み方との相性がいいようで、とくに美味しかった。そして、カリッと揚がったポテトフライトとの相性もよし。

会計時にお店の人に、「カップをいただきたいのですが…」と相談したら、快く応じてくれた上に、カップをきれいに洗って拭いてからビニール袋に入れて頂きまして恐縮。ありがとうございました。

あてるい

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夫が「カニを食べに行きませんか」と誘ってくれたので、仕事終わりにいそいそと恵比寿まで出かける。恵比寿駅の改札で待ち合わせねとしていたのに、示し合わせたように山手線の同じ車両に乗っていて、思わず笑った。

今日のカニは、以前にも食べた、雄武の毛蟹。前回(5月)の記事を読み返したら、「あー、美味しかった。来年も食べられるといいなぁ」と書いてあったが、来年どころか3カ月もしないうちにまた食べられることに。お店の方によると、「地域を変えて食べ頃が違うので、カニはほぼ1年中食べられるよ」とのこと。そうだったのか…。

相変わらず、切り込みの入れ方がナイスで、毛蟹とは思えない食べやすさ。そのままでもおいしいんだけど、レモンを搾って食べると、甘みが引き立って、よりおいしい。ちまちま食べるつもりでいるんだけど、ずるっと身が取れてしまうので、ばくばくと食べてしまう。もっと、ちまちまもくもくちびちびと食べたいのだが、おいしいのでゆっくり食べるのも難しい。

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お通しは白いかのマリネとなすの揚げ煮。魚介は基本日本酒派の私ですが、なぜか、カニはビールと合わせるのが好きです。エビスの樽生うまい。

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カニだけでも十分幸せだったのですが、「今日はほっけあります」と言われてしまったので、頂きます。脂が旨い。お酒は、角右衛門の特別純米 亀の尾仕込み。思ったより派手な味だった。

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お店オリジナルの、しまえびのヅケ。夫が「いかの沖漬けみたいな感じ?」となかなか言い得て妙なことを言っていましたが、まぁそんな感じ。えびのたるっとした甘さがたまらないです。これは美味しい。これも、案外、ビールとよく合う味だった気がする。

というわけで、しっかり食べて飲んでごちそうさま。今日のカニも美味しかったー。

おいしいものいろいろ

あてるい

夫に美味しい物をご馳走して貰ったので、そそくさと、写真をアップ。お仕事の会食の予定だったのがなくなっちゃったのだけど、予約をつぶすのももったいないから来る? 的な感じだったのですが、まぁそれでも、美味しいものが食べられるのはありがたい。

ただ、私、この日は、カニを食べる気満々でした(ホームページに「毛蟹が入荷しました」とあったから)。なのに、席について、メニューを見たら「要予約」の文字。そうだよね、普通、予約するよね…、なぜそんなことを思いつきもしなかったのか、と思いつつ、もう、今日という日は終わったな…という気持ちで一杯で(店に行く前に、寒空の下で長く待たされたというのと、最初に頼んだお酒の量が少なかったというので、余計に気分は暗かった)、もはや今日は何を食べたいのかよく分からなかったのですが、とりあえず、最初に来たお刺身盛り合わせ一人前を食べて、ようやくエンジンがかかりました。

手前から、ほっけ、いか(種類忘れた)、自家製しめさば、まぐろ、大助のルイベ(サーモン。「おおすけ」と読む)。最近、生ものにさほど有り難みを感じなくなってきているので、一人前を2人で半分こするくらいでちょうどいいよ。しめさばがやたらと美味しかった。

焼きホッキガイ
焼きホッキ貝

貝類は注文が入ってから、シメて調理するそうで、頼んでから出てくるまでに結構かかります。どれくらいかかるかというと、あんまりお酒が強くない私ですら、一合飲み終わってしまうくらい待ちます。これもだいぶ待ってから出てきました。でも美味しかったので、いいです。身が甘く、歯ごたえよく、ダシもいい。最近は、牡蠣よりも好きかな。あああ、ますます「母恋めし」(ホッキ貝の炊き込みご飯のおにぎりが入った室蘭の有名駅弁)への憧れが募ります。

焼きガキ
焼きガキ

昔は偏愛に近かったけど、今はそうでもない、牡蠣。やっぱあれだ、愛が薄れたのは、5年前に松島で一斗缶1缶分の焼きガキを食べてからだと思う。あそこで一生分の牡蠣欲を満たしてからは、メニューに「牡蠣」とあってもあまりときめかなくなったし、ことに日本物の生牡蠣はほとんど興味もなくなってしまった。もう今の私には、うまみも塩気も強すぎる。…とかいいいながら、「おすすめ」とあるので意地汚く注文し、焼きガキで貰ったが、美味しかった。うーん、久しぶりに、オイスターバーも行きたいなぁ…などと思いながら、しっかり汁まで飲み干したのでした。

つぶ貝刺
ツブ貝刺

ツブ貝は夫の好物。夫は魚介類は嫌いなくせに、貝だけは割に好んで食べる。とはいえ、何でも言い訳ではなく、大喜びで食べるのは、帆立、赤貝、ホッキ貝、ツブ貝、アワビ…くらいかなぁ。高級なのばっかりね。歯ごたえがよく、甘みがある物が好きってことなのかなぁ。

他の貝類と同じく、だいぶ待ちましたが、待った甲斐があった。甘くてこりこりして美味しい。普通のワサビ+しょうゆ、レホール(西洋ワサビ)+しょうゆ、塩と、3種類の食べ方をご提案。おすすめするだけあって、レホールが一番合っている気が。次は塩。わさびしょうゆって万能そうにみえて、案外、相手を選ぶんだなぁ…と分かって面白い。

ホッケ焼き
ホッケ焼き

北海道と言えば、ほっけとにしんと鮭でしょ…と言う強い思い込みを持っている本州人としては、北海道の美味しい物をウリにしているこの店に来て、ほっけを頼まないわけにはいかない。当たり前だが、チェーンの居酒屋にあるような、冷凍のニセほっけとは訳が違う(あれはあれで美味しいんだが)。背骨以外全部食べて大満足。味が濃いのにさっぱりしている脂が最高。もう最初からこれでもよかった。

カニチャーハン
カニチャーハンと自家製明太子

もはや、シメご飯をする年ではないのだけど、カニを食べはぐった無念を少しでも解消するために、「カニ身がたっぷり入った」チャーハンを頼む。夫は明太子と白ご飯を頼もうとして、お給仕の男の子に「チャーハンだけでも2人前ありますが」と止められ、明太子だけで我慢していた(正解だった)。しかし、このチャーハン、ご飯はふんわりしているのに、ちゃんとぱらっとしている。しかも、脂ぎってない。かにの風味も食べる毎にちゃんと感じられ、カニが食べられなかった無念さを癒やしてくれました。あー、おいしかった。

今日のお酒は、豊盃2杯(「ん」と特別純米)に男山。私にしてはたくさん飲みました。ごちそうさま。

あてるい

あてるい by nekotano

夫の仕事が一段落したので、まぁよかったわね、お疲れ様的な外食を。恵比寿にある「あてるい」というお店に連れて行ってもらいました。生ものの嫌いな夫ですが、ここの生ものは大変美味なんだそうです。

好きなものを頼みなさいというので、遠慮しながらも、結局は、(生ものに関しては)上から下まで順繰りに頼む…という、結果的には暴食に近い食べっぷり。ツブ貝とほっき貝のお造りを口開けに、サクラマス、しめさば、ボタンエビ、焼き牡蠣3個、生牡蠣1個、甘えび、かれい、さんまのピリ辛漬け焼き。あと、アスパラのバター焼き、行者にんにくの卵とじ。お酒は、ちっこいビール飲んだ後、田酒、新政、日高見。最後に、うに丼でシメ。おいしかったなー、ごちそう様。

今日は夫のおごりなのか…と内心期待していたのですが、出したカードが共通口座のカードだったので、あ、割り勘なのね…と、少しがっかり(いつものことです)。でも、帰りのタクシーは全部出してもらったので、文句は言いません。私にしてはよく飲んだので、帰りの電車は厄介。タクシーもご馳走です。って、それは違うか。

● ぐるなび – あてるい