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きょうもカレー

きょうもカレー

昨日作った、ゆで卵入り白いチキンカレーを今日も食べます。パウダースパイスしか使っていないので、香りは飛んでしまって少し気の抜けた味になっていましたが、それでも、美味しい。

渡辺怜さんのブログを見ると、ヨーグルトと生クリームで白く仕上げるこのカレーは、北インドのイスラーム料理だそうで、ムルグ・シャー・ジャーハニーと言うそう。ムルグは鶏肉、シャー・ジャーハニーは人名で、ムガール帝国5代皇帝で、タージ・マハルを建てたシャー・ジャハーンのこと。言うなれば、「皇帝好みのチキンカレー」って感じでしょうか。ブログでは、オニオン・プラオ(揚げ玉ねぎの炊き込みご飯)と一緒にあわせていましたが、今度作るときは私もそうしてみようかなぁ。

サラダ代わりに、オータムポエムのさっと茹で。

ゆで卵入り白いチキンカレー

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寒くなって、朝、冷たいヨーグルトを食べるのが億劫だ…と思ったら、なかなかヨーグルトが減らなくなってしまい、これを食べきるにはどうすれば…と考えた結果、タンドリーチキンか、ソーダブレッドかと思ったものの、いずれもお手軽感に欠けるため、ここはカレーで行こう…と、手持ちのインドカレーの本を捲って、探し当てたのが『旬のかんたんスパイスカレー』にある、「ゆで卵入り白いチキンカレー」でした。

ヨーグルトと生クリームを使う、いかにもリッチなカレー。ちょうど、生クリームもあったので、思わずガッツポーズ。手持ちの食材を無駄なく美味しく使い切れると分かったときの不思議な達成感ってのは、アレはナンなんでしょうね。

このカレー、具はベースの玉ねぎ以外は、鶏肉だけ。ベースとはいえ、飴色玉ねぎにしなくていいし、使うスパイスは、コリアンダーパウダーとカイエンヌペパー(なかったので、パプリカとチリを半々で代用)の2つだけと、かなりお手軽。本には、「水を入れすぎないように」とあったので、シャバシャバ系なんだろうな…と思いましたが、予想以上にシャバっていたので、昨日の残りのゆでジャガを入れて、軽くつぶしつつ、少しとろみづけ。「味の決め手なので省かないように」とあったので、最後に、ちゃんと、ゆで卵も粗く刻んで入れました(お弁当用に、常に茹で置きしてある)。確かに、実際食べると、ゆで卵は重要な役割をしていました。

ヨーグルトの酸味はほとんどなく、生クリームのコクに、コリアンダーの香りがよく合って、とても美味しかったです。レシピにはないジャガイモも、いい感じ。珍しく夫も大絶賛だったし、これはまた作らねば。

キーマカレーふう

キーマカレーふう by nekotano

冷蔵庫にほとんどモノがないなーってことで、こういう時は豆。レンズ豆があったので、豚ひき肉と一緒に、キーマカレー風なものを作る。

参考にしたのは、渡辺玲さんの『旬のかんたんスパイスカレー』。ここに載っている、「グリーンピースとそら豆のキーマカレー」のレシピにほぼ準じて作る。

ふだんは、ミラ・メータさんの『はじめてのインド料理』や『ナタラジレシピブック』を見ながら作ることが多いのですが、使うスパイスの組み合わせがいつもの本のとは少し違っていて、それが面白いなぁと思います。今回は、ベースのスパイスはクミンシードとローリエ。油で熱して香りが出たら、しょうが、にんにくのすりおろし、玉ねぎのみじん切りを入れてしんなりしたら、カイエンヌペッパー、ターメリック。具材を入れて煮込んでから、最後に、ガラムマサラ。

普段は、カイエンヌペッパーを使うことがほぼないので、少しいつもとは違う感じがしました(一言で言うと、スパイシー)。ただ、肉よりも豆を大量に入れてあるので、それで中和されて優しい味わい。美味しかったです。そろそろ、スパイスをたっぷり使った料理がおいしい季節がやって来たなぁ。

箸休めに、きゅうりのライタ、大根のカチュンバル。

ライタは、きゅうりをスライサーで輪切りにし、塩をいれたヨーグルトで和え、カイエンヌペパーをふる。カチュンバルの大根も4つ割りにしてからスライサーで薄切りにし、ごく少量の塩、砂糖、胡椒で軽く揉んでから(絞らない)、熱したクミンシード入りのサラダ油をジャッとまわしかけ、レモンを絞る。なかなかおいしくできたので、もっとたっぷり作ればよかった。

私は目玉焼きもトッピング。夫はビールを飲み、私は梅酒。