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根三つ葉と豚肉の炒めもの

根三つ葉と豚肉の炒めもの by nekotano

ふらりとスーパーに行ったら立派な根三つ葉があったので、豚バラと一緒に炒める、いつものおかずを作る。

一口大に切った豚バラ肉は、酒、柚子胡椒、薄口しょうゆを揉み込んでしばらく置き、油を引いたフライパンでしっかりと焼いたら、いったん器に置く。ほんの少し油を足し、根三つ葉の軸、葉の順に炒め、肉を戻してざっと廻し炒め、鯵を見て足りなければ薄口しょうゆを足す。

お肉にしっかり味を付けて、根三つ葉には余計な味を付けないのがコツなのですが、分かっていても、実際には上手くできないもので。何度も作っている割に、ビシッと決まることが少ない料理だったりします。今日も、塩気をどれくらいにするかで迷いながら作ったら、少しぼんやりした味になってしまった。濃いよりは薄いほうがいいので、まぁ、いいか…。

あさつきのぬた。ぬたは、頂きものの味噌大さじ1、砂糖、みりん、千鳥酢各小さじ1、粉からしひとつまみ程度を、すり鉢でよくあたる。

ぬたの分量は、『昔ながらのおかずをちゃんとつくるコツ』の小林カツ代さんのレシピを参考にして作りましたが、手軽な分量の割りに味が決まっていて美味しかった。元ネタでは、まぐろとわけぎにかけていましたが、「まぐろのかわりにトマトにしてもイケる」とあって、あー、それは、ちょっと気になるかも…と思いました。

あとは、昆布巻、ラディッシュの葉と揚げとしょうがの刻んだのと白ごまのソフトふりかけ、しば漬け。

夫にはご飯をだし、私は少しお酒。

炒り鶏

炒り鶏 by nekotano

いい感じで材料がそろっていたので、炒り鶏を作る。実は、炒り鶏って、作ったことがないので、『昔ながらのおかずをちゃんと作るコツ』にあった、浜内千波さんのレシピを見ながら忠実に作ってみる。

炒り鶏って、筑前煮のことかと思ってたんですが、浜内さんによると違うようでして、前者はちゃんと炒りつけて作るのに対して、後者はコトコト煮て作るんだそう。煮汁を外にまとわせるか、中まで染み込ませるかの違いになりますが、その辺を踏まえて作り分ければいいということでしょうかね。

炒り鶏の場合、味付けは一気に行うので、それまでの下準備が、筑前煮と比べると結構面倒。根菜(ごぼう、れんこん、にんじん)は下煮してから、鶏肉と一緒に炒め、いちどざるにあけて熱湯を回しかけて油抜き。鍋に煮汁をはってまずは鶏肉を炒め、いい感じで絡んだら一度取り出して(固くなるから)、干ししいたけと一緒に根菜類を炒りつける。煮汁が蒸発しきる直前に鶏肉を戻して、テリが出るまでしっかり炒める。

わたしはテリを出す作業ってのがすごく苦手でして(ビビりなので)、どこまで炒めるの、どこまで…と思いながら炒りつけましたが、結果的にはもう一押ししてもよかった気がする。焦がすのが怖いんで、強火調理ってほんと苦手。ただ、一度油抜きをしているせいか、さっぱり仕上がって、すごくおいしかった。

あとは、小松菜のおろし添え。有元葉子さんの食べたかの真似。この食べ方結構好き。

たけのこいっぱい

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おいしいたけのこをたくさんいただいていたんです。もう、これはたけのこ尽くしで行くしかないでしょう。

右奥は夫のリクエストの土佐煮、手前は炊き込みご飯、中央は姫皮とルッコラのサラダ、奥は木の芽和え。土佐煮は『昔ながらのおかずをちゃんと作るコツ』のレシピで作ったのですが出しをきかせた上品な感じの味付け。うちの実家で出てくる醤油でどす黒いものとは大違いでしたが、前の晩からゆっくり味を含めていたので、しっかり味がついておいしくできました。木の芽和えは『禅寺のおばんざい』からレシピを拝借。砂糖が多めで結構驚いたのですが、食べるとたけのこの甘みと合っていておいしかったです。

春の恵みを存分にいただいたとても贅沢な晩御飯でした。本当にご馳走様でした!

 

生姜ごはん

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ごはん3合に水半量で割っただし、醤油、酒、塩で味を調え、生姜1片薄切り、油抜きした油揚げ半分短冊切りを混ぜて炊く。マルコメお徳用、べったら漬(まる栄フルマタ)添える。

残ったご飯は、塩少々を足しておにぎりに。8個できた。

昔ながらのおかずをちゃんと作るコツ。 (Magazine House mook) P33の「しょうがご飯」を参考にしました。