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いわしの酢煮

夫がいないので、夫が食べないもので晩御飯。つまり、残り物と、魚料理。

昨日、いわしが1尾30円だったので、おもわず6尾買ってしまい、2尾は以前に作った、ドライトマト、にんにく、パセリ入りのパン粉とオリーブオイルを振りかけてオーブン焼きに。

残りの4尾は、以前作った、有元葉子さんの「いわしの唐辛子酢煮」(『有元葉子の魚料理』)を作りたかったんだけど、白ワインビネガーもニンニクもないので、千鳥酢と水、しょうゆ少々、大昔に作ったニンニクのしょうゆ漬けに赤唐辛子、未山椒の青煮で作りました。なんだか和風風味。

手前は、おからパウダーが出てきたので、茅乃舎出しで戻して、ありもの(青ネギ、干しシイタケ、お揚げなど)をあれこれ入れて、卯の花に。こんなの買ってたなんて、忘れてたけど、忘れてたぶん、結構ありがたい。

めかじきの豆豉ソースがけ

めかじきの切り落としを買ってきていて、ピチットに包んで置いていました。ここから塩をなじませてからオイルで煮るか、スープで煮てオイルに漬け込むかで、つまり手作りツナぽいものを作ろうと思っていたのだけど、夫が「しばらく保存食はやめておこうや」というので、ふむーと考えて、『有元葉子の魚料理』にあった、生鮭を焼いて、豆豉ソースを絡めて食べるレシピを真似してみる。夫は豆豉が好きなので、豆豉メインのソースだったら、魚も食べるんじゃないかと思って。

豆豉ソースは、有元さんの他の本でも出てくるもので、多分すごく有元さん自身がお気に入りなんだろうと思うのですが、そこそこ有元さんの本を持っていながら、私は作るのは初めて。作ってみて、なんでもっと早く作らなかったんだろうと後悔しました。簡単で美味しい。これ美味しいわー。

刻んだ豆豉、生姜、すりおろしにんにく(生のにんにくが苦手なので私はパスしました)、豆板醤、酢、しょうゆ、ごま油を混ぜるだけ。レシピでは3等分して焼いた生鮭(粉もはたかず)に絡めるだけでしたが、めかじきでもイケましたよ。多分、脂っこくない肉でも合うと思う。

期待通り夫もこのソース、ものすごく喜んでくれましたが、ソースの中の刻んだ豆豉だけをつまみながら、「このソース、すげーうまいわー」と言っていたのが、ちょっと気になったけど、まぁいいか…。今度は、ヒレ肉でやってみよう。

いわしの唐辛子酢煮

生のトマトやレタスをモリモリ食べたいという気分。明日は大雪が降るというからもう出かけられないかもしれん、今日買っておかなくちゃとスーパーに行ったら、あまりにもピカピカのイワシが安売りされていたので、ついそれも買ってしまった(結局、予報が少し東側にずれて、多摩地域はほとんど降らなかった)。

夫が青魚が嫌いなので、もう家では食べられないものと諦めていたんだけど、よく考えたら、焼くから臭いのであって、煮ればいいんじゃない? と思いついたときから、チャンスを狙っていたんだけど、ようやくその時が来た。

今回作ったのは、『有元葉子の魚料理』にある「いわしの唐辛子酢煮」。白ワインビネガーと水を混ぜたものに、赤唐辛子、ニンニクスライス、塩を入れて、さっと煮たもの。食べるときに、オリーブオイルをかけて、グリーンペッパーの水煮を添えるとあるけど、ないので、煮るときに、実山椒の青煮を加えました。

温かくても、冷やしてもおいしいとあるので、冷蔵庫で保存して、ちびちび楽しむつもりでしたが、味見したら止まらなくなってしまい、結局、4尾全部食べてしまった。結構しっかり酸っぱくて、なんとなく、九十九里名物いわしのごま漬けを連想させる味だったけど、ごま漬けも大好きなので、当然これも好きな味。いいレシピに出会いました。

煮ている間に、部屋が魚臭くならないかなと心配でしたが、さすが酢の効果で、とにかく酸っぱい匂いが充満するだけだったそうです。「酢なら我慢できる」と言っていたので、これは、また、作ろう。やっと家で、イワシが食べられる。

夫には、カレーライス。