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ビーフン東

朝食はホテル近くのサンマルクカフェで。コーヒーとチョコクロ。意外と出勤前のサラリーマンが多くてびっくり。皆さん朝早いんですねぇ。

ホテルをチェックアウトして、お昼は新橋でお昼を食べる機会があったら一度は行ってみたかったビーフン東へ。サラリーマンのランチタイムに重ならないように、少し早めに行ったつもりだったのだけど、早飯組が意外と多くて、少し待ちました。私は、一般的なサラリーマンのタイムスケジュールを何も分かっていない…。

ランチは、ビーフン3種類(ビーフン、五目ビーフン、蟹玉ビーフン)と、バーツアンという中華ちまきのみ。あとは瓶ビール。ビーフンはそれぞれ焼きと汁が選べて、量も、普通、小盛、大盛から選択できます。さぁ困った。普通と小盛、どっちを選ぶか…。

ランチタイムなので店員さんはものすごく忙しく、日本語も微妙に通じなさそうなので訪ねにくい。周りを見渡すと、小盛を頼んでいる人もちらほらいて、横目で見ると結構十分そうな量だったので、よっしゃ、多すぎるより足りない方がいいでしょうと、ふたりとも小盛で注文。結果的に正解だった気がします。

私は蟹玉ビーフンを、汁ビーフンで。スープが優しい味でおいしい。この優しさは、確かに、近くに勤めていたら、頻繁に食べに来るだろうなぁと思いました。

夫は、ビーフンを焼きで。少し貰っておいしかったけど、個人的には、汁ビーフンの方が好きかな。ただ、これもパパッと食べられるので、お昼休みにすごくいい。

この店珍しく喫煙可で、実際、お客さんの多くがかなり年配のサラリーマン。リタイアしたけど、久しぶりに妻を連れて食べに来たよという感じの方もいて、長い間愛されている店なんだろうなと思いました。今時珍しい、店名入りの器もレトロかわいかった。

帰宅途中の新宿で、小田急百貨店のバレンタインフェアChocolat×Chocolatに寄って、ミュゼドゥショコラテオブロマのソフトクリーム。

タピオカのように見える黒い粒々は、テオブロマの代名詞であるキャビア(チョコレート)です。たっぷり乗っかっていて、チョコレート好きには嬉しい。

ポンヌフ

汐留に泊まった時に困るのがお昼。汐留だとチェーン店しかないし、新橋だと忙しいサラリーマン御用達の店みたいなのが多くて、私のようなさっと食べてさっと出るというのが苦手な人間には、行ける店が少ない。めったに来ないから、あんまり知らないし。

少し遅いお昼はどこにしようかな…とだいぶ悩んで、そういえば新橋って、ポンヌフがある…と思い出して、ランチタイム終了ギリギリに滑り込む。迷惑だったかな…と思ったら、私の後にも数人駆け込んできたので、ああよかったとホッとする。

だいぶ昔に、おくがわじゅんいちさんの『ナポリタン』というリトルプレスを読んで覚えた店なのだけど、ようやく行けた。だけど注文したのはナポリタンじゃなくて、ハンバーグスパゲティセット。よくばりなので。

出てきたのは、お子さまランチみたいな、とってもかわいい一皿。これは気分がアガる。食べるとなかなかのボリュームなんですけど、嫌な感じじゃない。見た目、パワフルな味付けなんじゃないかと思いきや、ほどよい塩梅の後引き系で、普段なら相当苦しい量のはずなのに、すんなり食べられました。おいしかったです。

食べ終わったタイミングで、プリンとコーヒー。これがまた、お子様ランチっぽくて泣ける。

プリンはあっさりプルプルで、これまた懐かしい味。テレビ局が近いので、時間的なこともあってか、周りはテレビマンぽい人ばかりで、いろいろギョーカイだなーって話をしていました。そういったがやがやした感じも含めて、いい感じにレトロなお店でした。

お昼を済ませて歌舞伎座へ。吉例顔見世大歌舞伎の夜の回を観に行きました。演目は、菊畑、連獅子、市松小僧の女です。

菊畑は、中村梅丸さんが中村莟玉に名を改める、襲名披露公演的な意味合いもあって、非常に良い雰囲気。梅丸さんを始めて観たのは、だいぶ昔に国立劇場で「日本振袖始」の稲田姫を見て、なんつーきれいな顔の役者さんや、演技もうまいし、と印象深かったのですが、それからもう10年近く経つのですね。

連獅子は、高麗屋の親子によるものでしたが、なんかこう、連獅子って、演じる組み合わせでだいぶ雰囲気変わるんだな…と、初めて実感した気がします。お父さんのほう、少しテレが強いんじゃないでしょうか。もう少し優しさを見せてもいいような気がしたのですが、私の気のせいかな…。

市松小僧の女は、池波正太郎原作ということで一番楽しみにしていましたが、面白かった。梅幸さん、又五郎さんに当て書きされた三部作のうちのひとつとのことで、『又五郎の春秋』にも少しエピソードがあります。今回は、時蔵さんと鴈治郎さんで年の差夫婦をやられましたが、キャッキャウフフなシーンも意外と違和感なく楽しめました。

新歌舞伎なんですけど、でも、やっぱり戦前生まれの作家が書かれた市井物なので、ある意味通好みというか、本気で楽しめるのは40代くらいまでだろうな、とは思いました。なので、今のうちに、後数回は再演して欲しいです。

歌舞伎を観終わって、ホテルに戻る。私は、建物の中に突如現れる曲線が無性に好きなのですが、止まっているホテルのある建物は、なかなか良い曲線が多く、それだけで私の中ではよいホテル認定されています。

昔のSFっぽい感じが気に入っています。

ホテルのロビーで、ジントニック。ポンヌフのおかげで、幕間中も、芝居が終わっても、全然空腹感がないです。すごい。

おにやんま

汐留のホテルでごろりとして、晩ご飯は、ずっと興味津々だったおにやんまに行く。いろんな人が安くておいしいうどん屋さんと言っていたけど、確かに、美味しかった。

ホテルに戻って、夕方買っておいた、巴里・小川軒のお菓子をつまむ。ティータイムクッキーとふくろうキャラメルサブレ。ベーシックな味でしみじみおいしい。

ふくろうキャラメルサブレは、中のキャラメルが思っていたものよりも控えめな味わいで、それがよい。見た目もかわいくてうれしくなる。

クリスマスや正月が近いということで、カレッタ汐留前に「アラジン」のイルミネーションが立っていたので、わざわざ見に出かける。昼間に通りがかったときは、ポスターで見た印象よりも狭いな…と思ったけど、点灯するとやっぱりきれい。

一番いいポイントで、ツーショット撮影をしたいカップルが列をなしていました。

再びホテルに戻って、とっとり・おかやま新橋館で買ってきたカップ酒(菊池酒造の燦然)とおつまみ(砂たまご)で一杯やりつつ、だらだら過ごす。

レトルトカレー

ヤマモリのイエローカレーを半分こして食べる。ふたりともだんだん辛さへの耐性が弱くなってきて、グリーンカレーよりもイエローカレーのほうがお好みになってきました。

何となく気分的に、私の分だけ、揚げ玉子をトッピング。きゅうりとかにかまのサラダ。

所用前に、サンマルクカフェ。なんとなく景気づけに、デニブランを食べてみる。

見た目まんま、シロノワールではとずっと思っていたんですが、食べてもやっぱりほぼシロノワールでした。実物とご対面した瞬間は、うわなんてゴツイ食べ物なんだ、食べきれるのかと不安になりましたが、食べると案外軽くて、ペロッと行けました。おいしかったです。

サンマルクカフェ

所用で、汐留で待機。サンマルクカフェで玉子サンドとチョコクロ2種、アイスコーヒー。

サンマルクカフェって好きなんですが、どのお店に行っても、店員さんが余裕がない感じなのがいつも気になっています。ドリンクの種類も多いし、店内調理のメニューが多すぎるからじゃなかろうか…と思っています。私はチョコクロとサンドイッチだけでいいんだけど、それじゃ、儲からないんだろうなぁ…。