タグ別アーカイブ: 牧田敬子

ポーチドエッグのカレーソース

150402_2035~01.jpg

週末に、「卵かけご飯でどうぞ」と、美味しい卵を貰っていたのですが、生卵が苦手なおじさんが約1名いるので、せめて半生くらいで楽しめる料理はないかなぁ…と思って、上野万梨子さんの『パリのお惣菜屋さんのレシピ』にある「ポーチドエッグのカレーソース」を作っていました。

ポーチドエッグは、小鍋に水500cc、酢カップ1/2弱ほどを入れて沸騰させ、菜箸でぐるぐるっとかきまぜたらその水面のくぼみめがけて、あらかじめ小皿に割りいれておいた生卵をそうっと入れてから、さらにくるくるかきまぜる。白身全体が白く固まってちゃんと黄身を包んだ状態になったら中火に落として4分。水を張ったボウルに入れて酸味を抜き、粗熱を取って、ペーパータオルでしっかり水気を拭き取る。

カレーソースは、粗みじんの玉ねぎと豚ひき肉を炒めて、カレー粉とカイエンヌペパー、塩を加えたものがベース。これに、トマトペースト、レーズン、水を加えて煮込み、最後にピクルスのみじん切りを散らす。ソース自体はベーシックで、食べた時はもっさりした味だな…という感じもあるのですが、レーズンの甘みとピクルスの酸味が加わると、一気にエキゾチックな味わいに変わるのがなんだか不思議でした。

卵はいい感じの半熟で、半分に割ると、とろっと卵黄のソースが出てきて、それとソースが混ざった部分も美味。見た目がアレなのが申し訳ないのですが、これ、なかなか素敵なお料理です。

冷凍ご飯があと1パックしかないので、クスクスと合わせました。でも、これ、クスクスのほうが正解。よく合っていました。

カレーソースを温めている間に、簡単サラダ。少し残った春キャベツをざく切りし、新じゃがいもの薄切りと一緒に軽く塩してもんでからレンジでチン。よく絞って、昨日の残りのきゅうりと玉ねぎの塩も身と一緒に合わせ、ヨーグルトケッパードレッシング(ヨーグルト、オリーブオイル、酢漬けのケッパー丸のまま、刻みパセリを混ぜたもの)で和える。数年前の『ダンチュウ』で覚えた、牧田敬子さんのレシピをうろ覚えで作りましたが、いい感じ。

これにシードルを小さいコップに1杯ずつ。作り置きのご飯がおいしいと、ものすごく得した気分になります。こんな感じの、平日は「温めるだけで美味しい」って料理をもういくつか覚えようっと。

じゃがいもにんにくオーブン焼

じゃがいもにんにくオーブン焼 by nekotano

聖蹟桜ヶ丘の京王ストアをぶらぶらしていたら、べーべ工房のモッツアレッラチーズに赤札が貼られていたので、およよ…と思って、買って帰る。

賞味期限ぎりぎりだから、加熱して食べるほうがいいかな…とも思ったが、でも、生で。手でちぎって、オリーブオイルをかけ、塩をふる。もっちり、みゅっとしまった食感。もうちょっとフレッシュなら、もっとミルキーだったろうと思う。今度は、赤札じゃないのを買おう。

手前は、じゃがいもとにんにくとローズマリーのオーブン焼き。皮ごと一口大に乱切りしたじゃがいもと、つぶしたにんにく、枝ごとのローズマリーを少し多めのオリーブオイルで炒めて7割ほど火を通したら、パラッと塩を振って、200度のオーブンで15分。表面カリカリ、中ほっこりの仕上がりは、オーブンならでは。うまい。

前も作って美味しかったので、『わたしのとっておきサラダ』にある、「焼きなすのバジルアーモンドソース」(カノウユミコ)をもういっちょ。これは、私的には、相当お気に入りです。美味しいよー。アーモンド、バジルをフードプロセッサーにかけ、オリーブオイル、白ワインビネガー(私はりんご酢を使う)、バルサミコ酢、しょうゆ、塩、粉とうがらし、を混ぜるだけ。このソースだけで、お酒のおつまみにもなります、私は。

レタスが残っていたので、同じ本にある「サニーレタスのヨーグルトドレッシング」(牧田敬子)も作る。美味しかったけど、ダンチュウ2014年4月号)で紹介していたケッパー入りのほうが、私は好みかなぁ。ってことで、あとで、ケッパーを足しました。

去年作ったなすのオイル漬けがまだあったので、それも出す。ワインを飲みながらちびちびと食べる。

レバーペースト

レバーペースト by nekotano

今回の帰省はやたらお土産をたくさんいただいたのですが、今日ようやく母が作ったレバーペーストを開ける。母曰く、「『暮しの手帖』を見ながら(わざわざシェリー酒まで買って)忠実に作ったんだけど、相当美味しくできたと思うから食べてみて! そして感想を聞かせて!」と、いつになく自信満々で手渡されたので、結構楽しみにしていました。

結論から言うと、かなりおいしかったです。私はレバーペーストは好きなんですが、あんまりリッチなタイプ(クリームやバターをたくさん使って滑らかクリーミーに仕上げたやつ)はちょっと苦手でして。かといって、油脂類を控えすぎるとレバー特有の臭みが強く出たり、口当たりが悪くなったりと、なかなか塩梅が難しい。これはちゃんとレバーの味はするけど、癖はほとんどなく、口当たりも滑らかで大変おいしゅうございました。味見…というわりに、かなりたくさん包んでくれたので、せっせと楽しみたいと思います。ご馳走様。

真ん中にあるのは、昨日のチキンカツで使った若様のテバ(胸肉)の皮を焼いたもの。ほんのちょっとだけ身も残しておいたので、綺麗に切り分けて、別々に焼いて盛る。

いやぁ、それにしても、皮なのに、ほとんど脂が出てこないのには、ホントに驚いた。かなりしっかり焼いたのに、皮は厚く、食べごたえのある食感、そして美味しい。鶏皮の大嫌いな夫も1切れだけ食べて「あ、これは、美味しい焼き鳥屋さんの皮だ」と。塩、ポン酢、レモン汁、いずれも美味。

これで今年の若様は全部食べちゃったなぁ。また来年が楽しみだなぁ。体調とスケジュールをきちんと整えておかなくちゃね…。

あとは、干し白菜とホタテ缶のクリームシチュー。以前作っておいしかったので、春キャベツでヨーグルトとケイパーのサラダ(『dancyu 2014年4月号』掲載の牧田敬子さんのレシピ)をもう1回。

ただ、今回はケイパーを刻んで使ってみたんですが、刻まないほうがいいみたい。今度は気を付けよう。

ほうれん草とホワイトソースのカネロニ

ほうれん草とホワイトソースのカネロニ by nekotano

もう何年も前から残っていたカネロニ。いつもチャンスを伺いつつ、逃していたので、材料がそろっている今こそ! と心に決めて使う。

カネロニの具と云うと、通常は、塊肉を崩れるまで煮込んだものを使うようですが、そんなゴツイものではなく、もっと軽めに作りたい。ゆでて刻んだほうれん草を、堅めに作ったホワイトソースと混ぜたソースを軽くゆでたカネロニの中にクリーム絞りで詰め、耐熱皿に並べて、トマトソース、溶けるチーズをかけてオーブンで焼く。

イメージ的には、重ねてない、肉なしのラザニア。トマトソースは、セロリと玉ねぎだけで作ったので案外酸味が強く出て、それが、ホワイトソースとよく合っていました。カネロニ3本で、量はちょうどよし。夫にも大好評でした。

奥は、『dancyu 2014年04月号』に載っていた、牧田敬子さんの「ヨーグルトとケイパーのサラダ」。キャベツの千切りを、プレーンヨーグルト、オリーブオイル、ケイパー(酢漬け)、パセリ、にんにくすりおろし、塩、のドレッシングで和えています。

先日作った「オニオンドレッシングのサラダ」も美味しかったけど、これも、かなり美味しい。他にも気になるレシピが幾つかあるので、それも作ってみよう。

ねぎのパエリャ

ねぎのパエリャ by nekotano

昨日の反省を基に、もう一回、丸山久美さんのレシピ(『週末はパエリャ名人』)でねぎのパエリャ。

昨日はお米1と1/3カップ、スープ400ccで炊きましたが、豪快に吹いたので、今回はお米1カップ、スープ300ccに減らしてやってみる。火加減にはまだ工夫の余地がありますが、26センチのパエリア鍋ならば、量はこれで良さそう。具はねぎだけですが、スープに加えているアーモンドとにんにくのペーストのおかげで、きちんとコクのある味わい。しみじみおいしい。

サラダ代わりに、春キャベツの千切りにオニオンドレッシング添え。『dancyu 2014年4月号』の3番目の特集記事「春キャベツ サラダ記念日」で紹介されていた、牧田敬子さんのレシピで作りました。

食べきれる分量で出してくれているのが嬉しいですが、味もグー。今日は普通の玉ねぎで作りましたが、今度は新玉ねぎで作りたいな。

ほぼ肉っ気がなかったので、オイルサーディンでもつまみます? と一応缶詰を出してはみたものの、十分満足な夕食でした。