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馬拉糕と鶏丹糕

半分残しておいた、聚楽の馬拉糕(マーライコウ)と鶏丹糕(ケイタンコウ)を、せいろで温めなおして食べる。

昨日温めずに出したときの夫の反応は「ふーん、うまいね」って感じだったのですが、温め直したのを出した今朝は「うぉー、めっっちゃうまい、なにこれ、うまいー」と様変わり。こんなに喜ぶんだったら、もうちょっと買えばよかったなぁ。

温め直すと甘さが強くなるからか、夫は、馬拉糕よりも、シンプルな材料で作られる鶏丹糕のほうが好きだ、と言っていました。ちなみに、前者の原材料は、卵、小麦粉、砂糖、練乳、植物油、膨張剤、香料、に対し、後者は、卵、小麦粉、砂糖、のみ。このシンプルさで、あんなにおいしいとは、すごいわぁ。

昨日、持ち帰った茶葉で、お茶を淹れます。まだまだ飲めてびっくり。

丸鶏の塩蒸し焼き

中華街で買ってきたもので晩御飯。もちろん、南粤美食で持ち帰りにしてもらった、丸鶏の塩蒸し焼きがメインディッシュです。半身なのにたっぷりで嬉しすぎる。お店で食べるのもいいんですが、人目を気にせず、こころゆくまで骨までしゃぶりつくしつつ食べられる持ち帰りは、サイコーだなと思いました。

手前に並べた、ちょっと濃いめの茶色いのは、丸鶏の塩蒸し焼きを頼んだ時に、お店の人に「首だけだけどいる? 食べるのめんどくさいけど、コラーゲンたっぷりよー」とだけ聞き取れたので、一緒に購入した、鶏首を醤油で煮たもの。鶏だと思い込んでいましたが、お店には家鴨の醤油煮込みというメニューがあるので、もしかすると家鴨かもしれない。鶏にしては、皮が立派だったし。

ともあれ、やたらと安かったので、てっきり、首だけだと思ってパックを開いたら、ちゃんと頭も入っていて、不意打ちのように見てしまったので、思わず声が出てしまった(さすがに、このお皿には載せていません)。ただ、頭こそが珍味なんですよね。皮と脳味噌がおいしいところ…というのは知識として知っているので、いい機会と思って食べてみましたが、微妙に脳が拒否反応を起こしているようで、あんまり味を感じなかった。慣れの問題でしょうが、食べ慣れないものをおいしく食べるのって、難しいんだなぁと思ったのでした。ただ、首はものすごくおいしかった。身はほとんどなく、コラーゲンの塊と化した皮がご馳走という状態でしたが、これが、しみじみとおいしい。頭を上手に食べられなかった分、気合を入れて隅々まできれいに食べつくしました。

ちなみに、食べ終わった首と頭は、「食べ終わった後の骨を水から煮て、スープやお粥のだしにするといいよ」とお店の人が言っていたので、丸鶏の塩蒸し焼きの骨と一緒に、いったんゆでこぼしてから、水とネギを入れて、コトコトとスープを取りました。これがまた、いい感じのスープが取れたので、そのうち使おうと思います(冷凍した)。楽しみだな。

もう一つのお楽しみは、聚楽の馬拉糕(マーライコウ)と鶏旦糕(ケイタンコウ)。昨年中華街に行ったときはお休みで買えなかったので、買えてうれしいな。今日は蒸し直さずにそのまま食べたけど、とても美味しい。今度はホールで買おうかな。他のお菓子も食べたいな。

ニラ玉、叩ききゅうりの豆板醤和え。豆板醤は、源豊行の郫県豆瓣醤。