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マントウ

昨日の牛すね肉の黒酢煮に合うもの…と考えて、久しぶりにマントウを作る。やはり、肉系の茶色い煮込みにはマントウがナイスパートナーでしょう。

煮込みなので、『北京小麦粉料理』にある油を使わないレシピのマントウの方が似合っているかなと思ったが、でもやっぱり夫の好みは、『KOBEで極める! 世界のパン』にある錢文偉さんの レシピ。サラダ油ではなくラードを使い、砂糖が少し多めなので、ほんのり甘く、しっとり仕上がるので、おかずなしでこれだけで食べてもおいしい。実際、こっちの方が作りやすいし。

久しぶりに作ったけど、まぁまぁよくできた。というか、このレシピで失敗したことがほとんどない。すごくいいレシピなのだと思う。

レシピ通り作ると8個できるが、最近は4個は冷凍して、夫が3個、私が1個という案配。以前は、夫6個、私2個だったんだけどねぇ。

狙い通り、半分に割って、お肉を挟んで食べたらよく合いました。

あとは、豆苗の塩炒めに、パプリカ切っただけ、味噌マヨ。

マントウ

あんまりおなかが減らない感じだったので、半端野菜をかき集めてスープを作る。マギーを使っているけど、塩気は控えめにして、足りない分はそれぞれ柚子胡椒で調節する形に。私はポーチドエッグをオン。あとは、マントウを添える。

明らかにやっつけごはんだが、マントウがあれば、夫にとってはごちそうな食卓なので、それでいいのだ。

酢豆角の炒めもの

ささげの漬物(酸豆角)が完成したっぽいので、それで酸豆角炒肉末を作る。

始めて酢豆角の存在を知ったのはこの記事(現在はレシピ部分はマスキングされています。また、noteでもレシピを公開されていますが、酢豆角の部分は有料です)で、湖南の代表的な料理なんだそう。酸っぱくて辛いというのが気になって、割と脊髄反射で反応した料理にも拘らず、どうせだったらささげで作ってみたいと機を窺っているうちに、ズルズル数年が経過していました。もういい年なんだし、そういう先送りがクセになるのって、良くないね…。

普段、麻婆を作るのとほぼ同じ手順で作りました。甜面醤はカットし、最後の煮込みも軽めに。期待していた酸味よりも、花椒の渋みのほうが強かったような気がしたのですが、まだ発酵具合が甘かったのでしょうか。とはいえ、うちでは、普通のサヤインゲンで麻婆をよく作るのですが、それとはまた違った味わいで、じんわりおいしい。やっぱりこれは、漬物のなせる技なのか。

折角だからと、マントウを作り、玉子スープ。マントウはもちろん、『KOBEで極める世界のパン』にあるレシピで。ふわふわのマントウと、ピリ辛のおかずがよく合いました。

ささげを花椒入りの塩水に漬け込んで乳酸発酵させるのですが、結構簡単に発酵するなぁという印象です。季節的なものも大きいんでしょうが、白菜よりも早い気がする。花椒の独特の香り(苦さや渋さをまといつつのヒネた香り)が強いので、発酵しているのか、失敗しているのか判断が付きにくく、正直言うと、取り出す時はちょっとドキドキした。

そういえば、検索した時に見つけたこのブログ(上海のお昼ご飯!)の記事を見ると、酢豆角は、お肉と炒めてそのまま食べるだけじゃなく、そもそもお粥のお供として定番だそうで、それ以外に、クレープやレタスに包んで食べたり(酸豆角包餅)、汁なし和え麺(酸豆角拌面)として食べたりもするらしい。すごくおいしそう。来年はもっと多めに仕込んで、色々試してみたい。

割れマントウ

もうどれくらいになるのだろう、冷蔵庫の野菜室の底にずーっと鎮座していた白菜漬けにとうとう手を付けた。刻んで、ザワークラウトみたいにそのまま食べてもイケるんだけど、なんとなく煮込みで食べることに。スペアリブと一緒に、漬け汁もろとも一緒に煮込む。

塩分濃度2%なので、大した塩気ではないのだけど、酸味もうまみも強く出ていて、倍程度の水でのばしてようやくいい塩梅のスープになった。これ、春雨も入れたらおいしいだろうなと思ったけど、夫はあんまり好きじゃないので自重した。

しっかり漬物になっているので、煮込んでも柔らかくはならない。お供の肉をスペアリブにしたのは正解で、余計な脂がなく、さっぱり食べられた。よく合っている。

こういうおかずにはマントウだろうと、久しぶりに『KOBEで極める! 世界のパン 』の錢文偉さんのレシピで作ったら、豪快に割れた。いったいなぜなんだ。生地の感じはいつもどおりで、おいしかったのに。なぞだ。

共同学舎のフロマージュブランにはちみつと黒胡椒。

それと一緒に、水田玉雲堂の唐板も。ここのお菓子は由来がすごい。由来の話を読むと、本来は、祇園祭の時期や、厄除けしたいときに食べるのが良さそうです。

小麦粉、砂糖、玉子、水飴を混ぜた生地を焼いただけの、まさにお菓子の源流みたいなお菓子ですけど、不思議とモダンな感じもあります。結構しっかり甘くて、1枚で十分満足できてしまう。

小僧(黄)も、このお菓子は気に入っていて、袋を見せると、目の色を変えて欲しがります。鳥なのに、分かるのか。

麻婆豆腐

豆腐があったので、麻婆豆腐。にらの大入り汁に、マントウ。

今日のマントウは、いつもの『KOBEで極める! 世界のパン』にある錢文偉さんレシピで作っていますが、粉の1割を全粒粉に置き換えて作ってみた。

それでもよく膨らんでおいしかったけど、ふんわりした甘さが減って、夫は少し寂しそうだったので、今度は普通に薄力粉100%で作ることにします。

エビチリ

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冷凍庫のエビを解凍して高山なおみさんレシピ(『おかずとご飯の本』)のエビチリに。エビフライとかエビカツでもいいよと言ってみたけれど、夫の希望はエビチリ一択でした。あのソース、美味しいもんねぇ。

作っている側からすると、結構ビビる調味料の量なんだけど、この割合、完璧すぎていじれない。なんというか、お店の味みたいなエビチリができます。今日もおいしかったなぁ。

エビチリだったら、お相手はマントウでも作るかな…と、ウーウェンさんレシピ(『北京小麦粉料理』)で作る。粉の半分に水の全量、砂糖、塩、ドライイーストを入れてドロドロの生地を半発酵させたものに、残りの粉を入れて捏ねて成型する作り方で、油を一切使いません。最近、肉まんとかパンとか食べるたびに、夫が「もっとかみごたえがあるものが好きだ」というので、久しぶりにこのレシピで作ってみようかな、と。普段作っているレシピ(『KOBEで極める! 世界のパン』の 錢文偉さんのマントウ)よりも気楽に作れるというのもあるけど。

開封したての粉で作ったのもあって、みっしり膨らんでいいデキ。しっかりかみごたえがあって、狙い通り…、と思ったけど、夫は「美味しいけど、やっぱり、錢さんレシピのほうが好きだ」と。あー、やっぱりなー。錢さんレシピは、ラードを使うのと、砂糖の量がウーさんレシピの倍入るので、ふんわりしっとり甘いのです。今度はそっちで作りますかね。

あとは、シンプルにもやし炒めを添えておしまい。青菜が高くて、なかなか手が出んよ。もうちょっとしたら、さやまめや菜花のシーズンなのでもうちょっとの辛抱かなぁ。

マントウ

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なんとなく、無性にマントウが食べたくなって、久々に捏ねる。『KOBEで極める!世界のパン』に載っている錢文偉さんのレシピで。

買い置きしていた九州産の国産薄力粉をつかったのですが、新しい粉の割に水分が少ないのか、久しぶりだから…という以上に苦戦。蒸し上がったのを見たら、不思議な割れ方をしていて驚きましたが、ただ、それ以外は、まあまあかな…という感じ。でも、やっぱり、水分が少なかったかな。少し冷めただけで、カサッとしていたから。

その後、もう1回作ったときは、5㎖だけ増やしましたが、仕上がりは劇的に変わりました! が、やっぱり変な風に割れる…。何度作っても、満足することはないです。ホントにどうして上手にならないのかなぁ~。

おかずは、少し前に作って美味しかった、吉田勝彦さんの「簡単ねぎチャーシュー」をもう1回。五香粉がないので、スパイスは適当に甘めのものを複数(八角、陳皮、花椒、クローブパウダー、黒胡椒パウダー、アムチュールパウダー、シナモンパウダー)入れて代用していますが、いい感じ。あとは、青菜の炒めもの。

角煮とマントウ

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私の誕生日ディナーはお外でフレンチでしたが、夫は「おれは、外であれこれ食べるよりも、家で角煮とマントウが食べたい」というので、普段よりも数倍イイ(値段のする)肉を買ってきて、前日から仕込んでいました。角煮のお手本にしたのは、土屋敦さんの『なんたって豚の角煮』にある、基本の角煮のレシピ。レシピは肉600グラムで出しているので、1.5倍にして作りました。気合を入れて1キロ買ってきたので。

今回買ってみたお肉は、掛川完熟酵母黒豚。最初は違う銘柄肉を買おうと思ったのですが、グラム1400円という価格に恐れをなして(夫が)、こちらにしてみた次第(「値段に見合う感想を言える自信がない」とのことで)。でも、これもグラム600円なので、普段食べてるお肉と比べると、はるかに高級品なのであります。最初に端切れをさっと炙って食べてみましたが、肉質云々は正直、普段食べてるものとの違いはよくわからなかったものの、脂身のコクは数倍強いなぁと感じました。やたらとうまみが強いというか。

角煮を作っていていつも残念に思うのは、お肉がどんどん小さくなっていくことです。でも、よい肉で作った角煮は、1切れで「もう十分でございます…」と言わしめる満足感がある、ということに最近気づきました。縮むのではなく、凝縮されていくと考えるべきなんですね。今回作った角煮は、脂身のコクが強いので、より満足度が高い。いつも以上に丁寧に作ったからという身びいきもあって、大変に美味しかった。

いつものマントウを作って、まぁ、それだけじゃ、ごちそう感が出ないなぁ…ということで、ホタテ缶詰と大根のマヨネーズサラダ、酢揚げしたさつまいもと銀杏とルッコラのサラダも添えてみる。どっちも、残念なことに夫には不評でしたが、まぁ、枯れ木も山のにぎわいということで。

食事しながら、地上波初登場一挙4時間放送の『劇場版SPEC 結』を観たのですが、あまりに救いのないラストに絶句。ちょっとおばさん、驚いちゃったよ…。

いんげんの干し貝柱炒め

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先日、近所の中華料理店でマントウを食べて帰宅した後、夫は、「今日のマントウもおいしかったけど、おれはやっぱりうちのマントウが一番好きだな」というので、そーかそーかー、じゃぁ、週末にでも作るかねぇ…と、喜び勇んで、朝からマントウを作る。褒められると頑張っちゃうおばさんです。

まぁ、うちのマントウとかいっても、私のレシピじゃなくて、『KOBEで極める! 世界のパン』にあるレシピなんですけどね(先生は、神戸にある中国菜館 東天閣の総料理長である錢文偉さん )。何度も何度も書いてるけど、このレシピは本当に素晴らしいです。ドライイーストさえ死んでなかったら、まず、失敗しない。マントウに興味がある方は、だまされたと思って作ってみるといいですよ。

今日はことさらに気合を入れて作ったので、相当な膨らみ具合。というか、作り始めたころに比べると、蒸しあがりの膨張度合いがどんどんすごいことになっているのですが、これって、捏ね過ぎってことなのかなぁ…。夫は「これでいい、何の問題もない」というのだけど、私は満足してない。今度はもう少しさらっと捏ねて作ってみるか。

本当は、夜食べようと思っていたのですが、夫がそわそわしていたので、もう昼に食べちゃう。

マントウとくれば、我が家では通常は麻婆なのですが、今日は趣向を変えて、いんげんの干し貝柱炒め(干扁四季豆)。『ウー・ウェンのおいしい野菜 四季の味』をめくっていたら、材料は全部あるし、妙においしそうだったので。何といっても、中国だととってもポピュラーなおかずのひとつで、レストランで何を頼むか迷ったらこれを注文しておけば、まず失敗はない…というものだという説明が、作ってみようかな…という気分をそそります。

おかず(家常菜)らしく、レシピは簡単。豚肉、貝柱、しょうがのみじん切り、赤唐辛子(なくてもいい)を炒めてから、刻んだいんげんを加えて火が通るまで炒め、酒、砂糖、しょうゆ。最後に刻んだ長ねぎを加えてざっと混ぜて出来上がり。干し貝柱のうまみが決め手で、文句なくおいしい。

ご飯に乗せてよく混ぜて食べるのがお勧めとのことですが、もちろん、マントウにも良く合いました。

マントウとエビチリ

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お客様用に大量に(といっても16個ですけど…)仕込んで冷凍しておいたマントウ(レシピはもちろん『KOBEで極める! 世界のパン』で)を蒸し直す。冷凍マントウは凍ったまま湯気の立った蒸し器で6分ほど蒸すだけでOK。冷凍庫のにおいが付かないようにきちんとラップして冷凍しておけば、ほぼ作りたてと同じ美味しさが味わえます。

やはり、お客様に出した海老料理用の海老が少し残っていたので、それでエビチリに。我が家でエビチリと言えば、高山なおみさんのレシピ(『おかずとご飯の本』)に決まっております。たっぷりのざくぎり水菜と一緒に。マントウのおかずにぴったり。