ディンタイフォン

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夫と待ち合わせて、仕事帰りに千駄ヶ谷のうつわやさんへ寄り、るんるんで買い物してから新宿へ。ホントは千駄ヶ谷で美味しいお店があればなーと思ったけど、特に行ってみたいお店もなかったので、さっさと新宿へ向かう。しかし、久しぶりに出向いた千駄ヶ谷は小汚い部分がそぎ落とされて、さらにオサレの純度が増した感じね…としみじみ思う帰り道でした。

新宿で食べたいもの…、しかも、ひとりでは行きにくいところ…、うーーんと考えて、ああ、私、鼎泰豐に行ってみたいとずっと思ってたんだっけ、と思いだした。新宿タカシマヤの鼎泰豐は、オープンしたときからありますが、行くたび行列ばかり目にするので、また今度ね、またね…を繰り返しているうちに20年経ってしまった。

今日行ってみようと思ったのは、平日の夜だったらすぐ入れるでしょ…と言う目論見が大いにあったのだけど、甘かった。明日が休日というわけでもなく、すでに19時を回っているというのに、入り口周辺に多くの待ち人。案内人によると40分待ちだという。ああ、これは、もうアカン…別の店を探さねば…と思いましたが(夫は行列が死ぬほど嫌い)、不思議なことに、夫が「大丈夫今日は待てる」と言うので(奇跡!)、これ幸いと順番待ちの札を取る。ここでは、病院の支払い待ちと同じようなシステムを採用しており、常に順番待ちの番号がディスプレイに表示される。ああ、あと10組、5組、3組、2組、1組…と数えながら待つ。そして実際に入店できたのは、ほぼ40分後だった。

お店の中はファミレス風で気楽な雰囲気。外国人旅行客も多く(私の隣は、北欧方面から来たと思われる家族4人連れ)、もちろん中国、台湾からの人も多い(右隣は中国語を話す若い3人組)。注文を取ってくれた人も、多分、台湾の人だと思います。もしかすると、日本人の方が少ないかも…という感じ。

鼎泰豐にきて、小籠包は外せない。まずは、ノーマルな小籠包6個入りに、豚肉・帆立・蟹味噌入り×2個の小籠包。

看板商品だけあって、すぐに来ます。写真だと冷めてる風ですが、もちろんアツアツ。中にスープがたくさん詰まっているのが、外からでも分かります。上の方をそっと持ち上げて、しょうが入りのタレにひたし、レンゲに乗せて、まずは皮を一口囓ってスープを飲み、残りを一気に一口で。うーん、美味しいなぁ。スープがとっても美味しい。案外すぐに冷めるので、少し時間をおいたものは、丸ごと一気に食べてみましたが、これまた美味しい。具とスープの一体感が素敵。小籠包って、こんなに美味しいんだなぁ…。

変わり種の中では蟹味噌が特によかったかな。だけど、結局は、ノーマルなものが素直に美味しいと思えました。

ディンタイフォン
小籠包や餃子だけでなく、一品料理もいろいろあります。
何となく気になった、昆布と干豆腐の和え物。ほの甘くピリ辛。案外やさしい味で美味しい。

ディンタイフォン
ピリ辛のエビワンタン。これも、昆布と干豆腐の和え物同様、ほのかに甘い味つけが、台湾っぽいなぁと思いました。夫は一口食べて、ルーローハンっぽい味、と言っていましたが、なんか分かるかも。色はすごいけど全然辛くなくて、とても美味しい。今度は、これが具になっている、えび麺も食べたいなぁ。

ディンタイフォン
しょうろんぽうちゃんとちょんろんちゃん(勝手に命名)

期待値高すぎてがっかりだったらどうしよう…と店に入る前はそんなことも少し頭をよぎったのですが、無駄な心配でした。すごく美味しかったー。他にも食べたいものがたくさんあるので、また近いうちに行きたいです。

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