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肉まん

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スーパーに行ったら紀文のフェアをやっていて、肉まんが安かった。夫が「独身の時よく食べた、これ好き」というので買っており、朝ごはんに。

レンジでチンすると1分ほどだが、蒸し器だと15分かかる。でも、気分的な問題だと言われればそれまでだけど、何となく蒸し器で温めたほうがおいしいような気がするので、じりじり待ちながら蒸かす。

結構デカイ肉まんなので、うちの直径21センチの蒸し器だと1個しか入らない。肉まん2個蒸かすだけなのに、蒸し器2段が必要だとは、何たる非効率…と思ったが、まぁ仕方ない。肉まんサイズのもう少し小ぶりな蒸し器を買うか…とも思ったが、置く場所がないのでとりあえず保留ってことで。

ちょっと寒い日だったので、ほかほかの肉まんがなおおいしい。1個でおなか一杯。

ケンタッキー

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数日前からケンタッキー病にかかっていたのですが、もうどうにもならず、今日はケンタッキーを食べちゃうことに。夫はハイジの白パンを2個。これで済むんだから、安くつく夫です。

まいゴチセットの3ピースにしたんですが、もう1ピース食べれた気がする。でも、まぁ、いいや。今度ケンタッキー病が襲ってきたときは、4ピースにしよう。

明治亭

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伊勢丹で、「新潟・長野物産展」をやっており、今年も明治亭が来ていたので、夫に頼まれて買いに行く。夫はソースひれかつ丼、私はミニ丼(ロースとひれのハーフ)。

夫の好物なんだから、夫が買いに行けばいいじゃない…と思うのですが、「はずかしい」というので(2年前に散々買いに行った折に売り子の人に顔を覚えられてしまったので、気恥ずかしいんですと)、私が買ってきてあげました。

相変わらずおいしかったです。夫も大喜び。よかったね。

菓子パン

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近所のパン屋さんのサンドイッチ。卵サンドとエビカツサンドを夫と半分こ。夫はそのあと、ジャイアントコーンを食べていた。

コンビニめし

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アミュー立川で催された、松竹大歌舞伎(西コース)を観に行ってきました。今日観た舞台は、西コース巡業の千穐楽。午前の回にはまだ筋書きが売られていたそうですが、午後の回には全部はけてしまったようで、売り切れでした。残念。

今日の演目は、「雨の五郎」と「すし屋」。特に、「すし屋」は始めて観るし、松嶋屋さんでの座組みなので、ものすごく楽しみにしていったのですが、面白かった!

今日は筋書きが買えなかったので、久しぶりにイヤホンガイドを借りましたが、「雨の五郎」の解説は小山観翁氏。私は観翁サンの解説が好きでして、今日は巡業だからか、いつもに増して肩の凝らない感じで解説してくれて、とても分かりやすかったです。「バックにはお唄が流れていますが、意味は分からなくてもいいのです。赤い着物を着た五郎が元気良く踊っている(歌舞伎では赤い着物を着ている人は「元気がいい、若々しい人」という意味合いがある)。それをスターの片岡愛之助が元気よく務めている。それを楽しんでみていただければ、もう十分なのです」。こういってくれると、初心者の私としては非常にありがたいです。

今日のお目当ての「すし屋」は、「義経千本桜」の三段目に相当します(全四段構成)。これまで「義経千本桜」は、「伏見稲荷(鳥居前)」「渡海屋」「大物浦」(二段目)、「道行初音旅(吉野山)」「河連法眼館(四の切)」(四段目)を観ていますが、三段目を観るのは初めて。

「すし屋」は、おおよそ「椎の木(木の実)」「小金吾討死」「すしや」の三幕で構成されており、主人公は”いがみの権太”という、無法者というかならず者の放蕩息子です(”いがみ”とは”歪み”に通じ、”真っ当ではない”を意味する)。

私はこれまで「義経千本桜とか言いながら、義経って脇役ばっかりじゃん」と思っていたのですが、このお話は「義経をめぐる人々の生き死に」がテーマになっていて、義経を主人公にしたお話ではないってことをようやく理解した次第。なるほど、だから、段ごとに主人公が違うわけですか。やっぱりめんどくさからずに、イヤホンガイドはちゃんと聴くべきですな…。

なので、最後は権太が死んじゃうわけですが、このお話は典型的な”モドリ”(悪人に見えた人間が、実は善人で、今際の際にようやくそれが判明する。歌舞伎の典型的なストーリー構成のひとつ)のお話でして、だから、「木の実」ではほんわかさせられ、「すしや」の冒頭~中盤はコミカルな要素もたくさん出てきますが、最後はすごく切ない。

権太は仁左衛門、弥助実は平惟盛/小せんを秀太郎、小金吾を愛之助、すし屋弥左衛門を弥十郎、弥左衛門の妻お米を竹三郎、弥左衛門の娘お里を孝太郎、平惟盛の妻若葉の内侍を高麗蔵。何度もやっている座組みだからでしょうか、どれもこれもピシッとはまっていて、違和感なく観れました。

これ以上書くと長くなっちゃうんでやめときますが、最後がちょっとタルイ感じでしたが(このお話に限らず、歌舞伎は主要人物が死ぬシーンはすごく長い)、全体的にはすごく面白かったです。私は「沼津」ってお芝居が結構好きなのですが、似た雰囲気がありまして、これもかなり好きなお芝居になりそうだなと思いながら見ました。

幕間も何も食べずに観たので、ヘトヘト。帰宅して、コンビニ弁当で簡単に。最近のコンビニ弁当って、味付け凝ってるなぁ。

吾左衛門鮓

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2泊3日の旅行から帰宅して、荷物をといてから軽くご飯。

出雲縁結び空港で買ってきた吾左衛門鮓(鯖)。いや、もう、ホントにこれおいしいよね。ひかりもんが嫌いな夫も喜んで食べるんだから、素晴らしいお寿司だと思います。

奥に下半身だけ見えているのは、Suicaクンの貯金箱。

往路は東京駅から出発しているのですが、列車待ちの際に寄ったベンスタで見つけてしまって思わず買ってしまったもの。これが鞄の半分近くを占めてしまったがゆえに、旅行先であんまり買い物できなかったよ…。アホだな…。

カップヌードル

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朝食べたっきり、バタバタしてご飯を食べ損ねる。

ヘトヘトのペコペコで帰宅して、散々迷ってカップラーメンに手を付ける。この後食欲に火がついて、サンドイッチ(エビカツ)も食べました。

あー、こんな時間にー。なぜ我慢できない…と思いましたが、よく考えると、朝ごはん以来何も食べていなかったんだから、しょうがないよな、と(自分に甘い)。

崎陽軒

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ここのところ夜に家を空ける機会が多かったのですが、最近は帰宅すると崎陽軒のシウマイの空き箱が転がっていることが多く、妙に「シウマイ食べたい」欲が高まって悶々としていました。

なので、今日はシウマイ。夫によると「特製シウマイがなかなか美味」とのことで、12個入りを買い、夫と分け合って食べる。

いつものシウマイよりも大ぶりなうえ、ジューシーな気がする。おいしかったです。

奥は魚沼倶楽部のおにぎり。本当は味玉を具にしたおにぎりを食べてみたかったのですがなかったので、鮭としょうが味噌にしました。おにぎりは、海苔で巻いてあるものが好きです。

サンドイッチ

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国立劇場で催されている「第9回亀治郎の会」に行ってきました。

うわ、すごい人だな…と思ったらそれも当然で、今日は初日なのでした。全体的には年配の女性が多いのですが、演劇好きと思しき若い人もちらほら。今年は協賛にエイボンが入っている関係か、立派な試供品も頂戴しました。

今年の演目は、「芦屋道満大内鑑」の「葛の葉」と、「博打十王」の2本。どちらも観るのは初めてですが、どちらも非常に面白かった。で、観劇の記録もメモしたのですが、何も考えずに書いてあとで読み返したらものすーーーごく長かったので、今回は折りたたみます。興味のある人だけお読みください。

幕間の弁当は、劇場で売っていたローストビーフサンドイッチ。ローストビーフかといわれると疑問符はつきますが、ボリュームはたっぷりでした。でも、このあと、歌舞伎揚げも食べちゃった私でした。

「葛の葉」は、信太森を舞台にした伝説がもとになっており、様々な小説、舞台にも描かれている話だそう。筋書きに転載されていた折口信夫の「信太妻の話」を読むと、現在残っている信太妻に関する話は、ほとんどが今日見る「葛の葉」に典拠しているのだそうです。ちなみに、お揚げを使った料理のことを信太○○ということもありますが、その由来はこの伝説からきているそうです。

今回は「葛の葉」一幕しか上演されないので、あらかじめ”これまあでのあらすじ”を知っておいたほうが分かりやすいかもしれません。今回、全く勉強しないで行ったので最初、ちょっと戸惑っちゃいました。

「葛の葉」に出てくる主な登場人物は、安倍保名とその妻である葛の葉。その子、童子。メインキャラクターはこの3人だけ。で、頭に入れておいたほうがイイのは、以下の5点。

    • 高名な天文博士の高弟である安倍保名は師匠の養女である榊の前と許嫁の仲だったが悪人の策略によって榊の前は自害してしまう。
    • 狂気に陥った安倍保名だったが、榊の前に瓜二つな女性に出会う。それが葛の葉であり、実は榊の前の実妹だった。
    • 同じころ、悪人に追われていた白狐を助けてあげる。
    • その後葛の葉に横恋慕している悪人に手ひどい目に遭う。
    • 辱めを受けたことを恥じて自害しようとするところを葛の葉が現れ、二人で安倍保名の故郷・阿倍野へ身を隠す。

ここまでを知ったうえで、今回観る「葛の葉」が始まります。大体、阿倍野に身を隠して6年ほど経ったころ。5歳になる男の子もおり、田舎で穏やかに暮らしている、そういう設定のようです。ここまでを知らなくても義太夫を聞いていれば何とかなりますが、私はまだうまく全部聞き取れないので、人物関係を整理するまでがちょっと大変でした。

「葛の葉」の筋は、葛の葉の両親(信太庄司、柵)が安倍保名が阿倍野にいることを知り、娘の葛の葉を連れて安倍保名の家に行くと、なぜか娘そっくりの女性が機を織っているのを見て驚きます(ここは葛の葉を演る俳優さんが早変わりで見せます)。

そこへ安倍保名が登場、「お義父さん、連絡もせず、勝手にお嬢さんと結婚して子供まで作ってしまってスイマセン」(って感じ)と謝るのだが、信太庄司一家としては「?」状態。「うちの娘はずっとあなたのこと探してたんですよ。一緒に暮らしている女性は誰なんですか?」「ええ、誰って、あなたの娘の葛の葉ですよ」、みたいなやり取りがあって、信太庄司が連れてきた葛の葉(お姫様みたいな恰好をしている)を見た後、自分ちの中で機織りしている葛の葉(お内儀さんみたいな恰好をしている)を見て、えええと驚く。じゃぁ、何年も暮らしてきた妻はいったい何者なんだ!? ってところで前半(安倍保名内機屋の場)が終了。

実は何年も暮らしてきた葛の葉は、安倍保名が以前に助けてあげた白狐だった…んですが、本物の葛の葉が訪ねてきたことを知った葛の葉狐は身を引かなければならないと決心するも、やはり我が子と別れるのは辛い。子供を寝かしつけながらこれまでのいきさつを語り、「ちゃんと勉強しなさいよ」などこれからの身の振り方を諭したりするのですが、この幕(奥座敷の場)ではこの独白が大部分を占めており、ここが見どころというか、聞きどころになるんだと思います。このシーンに限らず「葛の葉」は語るシーンが多く、台詞劇と言ってもいい状態なんですが、元が浄瑠璃なのでそれも納得。

最後に、童子と安倍保名へのお別れの歌を障子に書くシーンが最大の見せ所で、「恋しくは たずね来てみよ 和泉なる 信太の森の うらみ葛の葉」と書くのですが、最初は普通に、途中から左手で裏文字で書いたり、口にくわえて書いたりと曲書きするんです。いやはや、あれはすごかった。

で、最後に姿を消した葛の葉狐に向かって、安倍保名が「妻が狐だったとしても、決して恥ずかしいとは思わないよ」と叫び、童子を抱いて信太の森に走る。で、幕。この童子はのちの安倍晴明だそうです。

「芦屋道満大内鑑」は、各種伝説や古浄瑠璃をベースに初代竹田出雲が浄瑠璃用に作ったお話だそうですが、いやぁもう語る語る。歌舞伎に移植後は、早変わりや曲書き、立ち廻りなど動的な見どころも多々入れ込まれていますが、基本は聴く話なので、1階とか2階の正面席でどっしり座って観るのがいいんだろうなぁ、と思いました。亀治郎丈はもちろんのこと、保名を演った門之助丈の柔らかな物腰がいい雰囲気だなぁと感じました。

「博打十王」は舞踊劇。初演は昭和45年だそうで、猿之助丈が作った新作ということになるんでしょうか。話の筋は単純で、博打好きの男が死んで六道の辻で閻魔大王に会う。だます、金を巻き上げるなど、生前の男の悪行を見た閻魔大王は地獄行きを命じるが、男は「それは博打の話であって、悪いのは私ではない」と博打の説明をする。博打に興味を持った閻魔大王は男とサイコロで博打を始めるが、まぁ閻魔大王って博才ないのなんのって。散々巻き上げられて、最終的には極楽への通行証を渡してしまい、男は意気揚々と極楽へと向かっていくのでした。

私も少し賭け事しますから、閻魔大王がずーっと1の目ばかり選んでは自爆するって気持ち、よくわかりますがそれにしても弱いなー、と。そんなお茶目な大王様を亀鶴丈。もちろん博打打ちの男は亀治郎丈。おふたりとも踊りもとてもお上手なので、観ててとても楽しかったです。特に亀治郎丈の衣装は、上が

花札、下がサイコロの模様で下世話な衣装だのう、とも。後見さんや長唄連中さんたち全員が天冠(白い三角の布)をつけていたのもおかしかったです。

この日は初日だったので、「博打十全」が終わってすぐに20分ほどのトークショー。息切れ切れ状態でまぁやっぱり大変だよなぁと。亀治郎丈は「30を過ぎてから回復の時間が長くなりまして」と言っていましたが、わたくし、亀治郎丈と同じ年なのでその実感自体はよくわかります。トークは、3月11日は何をしていたかという話や(結構マヌケな話でした。人のこと言えないですけど)、これまでのチャリティー公演の話などで、最後に「葛の葉」で障子に書いた書をプレゼント抽選をやってシメ(もちろん外れました)。

来年で亀治郎の会はいったん終了とのことなので、来年もぜひ観に行きたいなぁと思った私でした。

江戸三・大和屋

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氷あずきを堪能してひとしきりおしゃべりしたあと、幕間の弁当を調達しに三越へ。ま、軽めにしておこうよ……っことで、売り場を一周して、売り子さんの迫力に押されて江戸三・大和屋の浪花いなり。

本当は、つくだ煮のお店だそうで、お稲荷さんのご飯にそのつくだ煮が混ぜ込まれており、10種類の中から好きなものを選べます。

4個入りにして、しいたけ、ちりめん山椒、鮭、あさりをチョイス。どれも小ぶりで、お揚げもあっさり炊かれています。どれもおいしかったけど、一番気に入ったのはしいたけかな。

佃煮と言ったら東京のイメージがありますし、実際、見た目はモロに佃あたりにある老舗の物とおんなじ雰囲気ですけど、食べてみるとやっぱりちょっと違う。今度は少しつくだ煮も買ってみたいな。

歌舞伎なんですが、今日観たのは、新橋演舞場の八月花形歌舞伎の三部。演目は、「宿の月」「怪談乳房榎」の2本。

「宿の月」は、田中青滋作の舞踊劇で初演が1955年(昭和30年)とのことなので、かなり新しい演目なんですね。いつも見ている舞踊とはちょっと違う感じだなぁと思っていたのですが、それも納得。

夫婦の情愛をユーモラスに描いた小品で、新婚当初はかいがいしく夫の世話を焼く可愛い女房だったのに、子をなして数年たつと貫録も出てきて、小判磨きに余念がない妻おつるを扇雀丈、とぼけた味わいの夫亀太郎を橋之助丈が扮しています。最後は、泥棒に襲われたと一芝居打った夫に対して、妻は、お金なんかいらないよ無事でいて頂戴と叫んで、夫婦二人で月を見る。めでたしめでたしで幕、というお話でした。扇雀丈と橋之助丈の肩の力が抜けたような踊りが観てて楽しかったです。

「怪談乳房榎」は、私が初めて歌舞伎座で見た歌舞伎でして(正確に言うと、初めて見たのはその前に上演された「お国と五平」になるんですが)、その時勘三郎丈が扮した役を今回は勘太郎丈が演るということで、非常に楽しみにしていました。

これって、怪談っていうより、早変わりの妙を楽しむお芝居かなとも思うのですが、ここで変わるんだよね、あそこで入れ替わるんだよねって分かっていても「おおー」と言ってしまう。それにつけても、勘太郎丈はほんとにお父さんそっくりね(声が)。ちょっと余裕がない印象も受けましたが、やっぱり楽しかったです。