タグ別アーカイブ: 栗原はるみ

はるみ炒め

メニューを考えるのが億劫なときは、はるみ炒め(『ごちそうさまが、ききたくて。』にある「オイスターソースでなすと豚肉のケチャップ炒め」)の出番。

なす、豚バラ(豚小間でもよい)、玉ねぎを炒めて、しょうゆ、オイスターソース、ケチャップを混ぜたたれを絡めるだけ。食べるときに、黒胡椒をたっぷり挽くと、なおおいしい。

奥は、スライサーでサクッと作った、きゅうりとかにかまのサラダ。乾燥わかめを戻したのに、干ししめじをさっと炒めたもの、大根おろし。自家製ラッキョウ(甘酢漬け、塩漬け)。

オクラのサブジ

オクラが安かったので2袋買ったはいいけど、どうやって食べようかな…。本当は、『アメリカ南部の家庭料理』にあるオクラ&トマトを作りたいけど、ベーコンがない。自分ひとりだったら、さっとゆがいてフードプロセッサーで細かく砕いてトロトロにして、ご飯に乗っけて食べたいなぁと思うところだけど、夫はそういう丼ご飯は好かんし、そもそも、湯がいて砕いてってちょっとめんどくさい。

やはりベストは、刻んで、炒めてだろうと考えて、サブジにする。ミラ・メータさんの『はじめてのインド料理』をさっと読み返してから、チャチャっと作る。本当はオクラのとろみが消えるまでくたくたに煮るらしいのだけど、ちょっと時間がなかったので、火が通ってなじんだところでさっと火からおろす。あっさり味の蒸し煮で美味しかった。意外なことに、夫が結構気に入ってくれて、結局全部食べ切ってしまった。

奥は、なす、玉ねぎ、豚バラ肉で「はるみ炒め」(『ごちそうさまが、ききたくて。』にある「オイスターソースでなすと豚肉のケチャップ炒め」)。オイスターソース、ケチャップ、しょうゆを混ぜたソースは、やはりご飯によく合う。

私は玄米ご飯、夫はコープで売っていた冷凍ミルクパン。

桜海老とセロリのあえそば

2018-05-01 19.14.43

釜揚げ桜海老を買ったのはいいけど、やっぱり天ぷらでしょ…と思いつつも、何でもかんでも揚げ物に走るのはあんまりよろしくないかな…とも思い、栗原はるみさんの「熱い油、ジャーッ」をやってみることにしました。結局、油が決め手の料理なんだけどね…。

本(『ごちそうさまが、ききたくて。』)だと、香味野菜をたっぷり盛った上に、たこぶつを散らし、ポン酢をかけたら、そこに、カンカンに熱したゴマ油を回しかけるというサラダなんですが、そばの具として作りました。イメージ的には、油そばみたいな感じです。

大皿に、ゆでたそば、千切りセロリ、刻んだ青ねぎ、白ごま、釜揚げ桜海老を散らし、麺つゆを回しかけたのちに、熱したごま油をジャーーーッ、と。よく和えて食べます。

セロリと桜海老の相性がよく、思った以上に、おいしかったです。これは、もう一回作ってもいいかも。

お花見

2018-03-31 12.23.19

知り合いと2人だけでお茶するはずだったのが、なぜかめぐりめぐって共通の知り合い総勢4人で花見をすることになってしまった。いずれも実際に会うのは3年ぶりだったのだけど、皆、職場以外、何も変わってなかった。たぶん、私も何も変わっていないのだろう。

弁当は、そもそも2人分を想定して準備したもので、しかも、当初は2人きりの気楽さで「私が食べたいものだけを作る」と言うテーマだったので、とても偏っている。以下メニュー。

  • 手羽先揚げ1
  • 手羽先揚げ2
  • だし巻き玉子(『飯島風』)
  • 鶏レバー入りひじき煮(『ごちそうさまが、ききたくて。』)
  • 砂糖さやのゆでたの
  • 根菜(さつまいも、にんじん、たまねぎ、れんこん)のレッドカレーペースト煮

メインディッシュは手羽先揚げ。なぜなら、ここ数日やたらと「世界の山ちゃん」に行きたいと思っていたのだが、夫は唐揚げは好きだが手羽先には興味がない。かといって、一人で国分寺まで行くのも寂しいし、自分一人用に手羽先を揚げるのもなぁ…、揚げたことないし。そもそも、手羽先を自分で料理したことがない。ということで、これはちょうどいいと、実験の場に使わせてもらったのだった。

ざっと検索してみると、手羽先揚げを作るには、3つのポイントがありそう。骨の下処理、下味の有無、揚げ方、というところ。最終的に参考にしたのは、レタスクラブの小林まさみさんのレシピと、ガッテン流(このサイトが一番わかりやすかった)と、白ごはん.comだったのですが、それらのいいとこどりで作ったので、備忘録としてメモしておきます。

手羽先揚げ1

  • みりん 大さじ1
  • しょうゆ 小さじ2
  • 赤味噌 小さじ1
  • はちみつ 大さじ1/2
  • 酢 大さじ1/4
  • ごま油 小さじ1/2
  • 薄力粉
  • 黒胡椒、白胡椒、白ごま

下味なし、下処理ははさみで骨と骨の間に切れ目を入れるだけ、低温で長時間揚げる(160℃で7分、3分おき、190℃で2分)

手羽先揚げ2

  • しょうゆ 小さじ2
  • 砂糖 小さじ2
  • みりん 小さじ2
  • はちみつ 小さじ2
  • 塩、片栗粉
  • 白ごま

下味あり(塩)、ガッテン流で骨を1本抜く、高温でさっと揚げる(180℃で3分、4分置いて、200℃で1分)

結論から言うと、手羽先揚げ1のほうが、圧倒的に名古屋っぽかった。骨を抜いたほうが食べやすいし柔らかくておいしいのだけど、ジューシーさと名古屋的甘辛味はあんまり相性が良くないんだなぁ…と感じました。なんかちょっと、バランス悪いの。ガッテン流の場合は、もっとシンプルに塩から揚げにしたほうが良かった気がする。いろいろ勉強になりました。

2018-03-31 12.23.09

友達が持ってきた紙皿。桜は、最後の散り際で、風が吹くたびにものすごい花吹雪で、なかなか良い風情でした。

2018-03-31 11.31.30

お花見したのは日比谷公園です。何だあの建物はーと、驚いて思わず写真を撮ってしまったのですが、あれが、つい最近オープンした東京ミッドタウン日比谷なのですね。花見の後少し覗きに行きましたがまぁすごい人でした。が、隣にある日生劇場を思わせる不思議なRに包まれた形状は、結構好きかも。

2018-03-31 19.44.19

お弁当を食べたらすぐに帰るつもりでいたのだが、なぜか、夜までご一緒に…となり、KHANHのベトナムキッチン 銀座999で鶏肉のフォーを食べてから帰る。あっさりしたスープがお腹にしみた。

鶏の唐揚げ

2018-02-28 18.58.35

わが家では、もはや、唐揚げといえば、ウーさんレシピの黒酢しょうゆ味一択になってしまった。一週間くらい漬け込んでも固くならないし、揚げすぎてもパサつかないし、いいことづくめです。今日のは3日漬けておいたもの。ええ塩梅です。

分量の目安は、鶏もも肉1枚(だいたい300グラムくらい)に対して、皮をむいて、8等分くらいに切り分けたものを、黒酢(鎮江香酢)大さじ1、濃口しょうゆ大さじ1、ジンジャーパウダー小さじ1(生のすりおろしたショウガでもいいけど、パウダーのほうが楽だし、風味もちょっと違う)。衣は片栗粉だけ。大さじ2くらいで十分。外した皮は皮だけでカリカリに揚げる。

ちなみに、元ネタ(『気づいた人から実践! 暮らしまわりの知恵袋』温故知新的生活Vol.7 「ウー・ウェン シンプルで心地よい引き算生活」)を読み返したら、鶏もも唐揚げ用400グラム、ジンジャーパウダー小さじ1/2、こしょう少々、酒大さじ1、黒酢大さじ2、しょうゆ大さじ2、片栗粉大さじ3、だった。これだと結構しっかり味。唐揚げでご飯をもりもり食べたい人は、レシピどおりの分量がいいかもしれない。

たっぷりのキャベツの千切りと一緒に食べます。副菜は、虎豆、ごぼう、にんじん、干ししいたけの煮物。栗原はるみさんの『ごちそうさまが、聞きたくて。』の煮豆のページに、「(甘辛味の煮豆を混ぜご飯の具にするときは)紅しょうがでキリリと味を引き締めます」という文章が添えられているのですが、それを読んで以来、いつも豆の煮物には紅しょうがも添えたくなってしまう。

フライドチキンもどき

2018-01-05 19.45.52

たたき売りされていた水炊き用の鶏肉1パックに塩をまぶして一晩おいてから、柔らかくなるまでゆでていました。鍋にするか、カレーにするか、シチューにするか…、それとも粉をはたいて揚げてみるか…と考えて、揚げものをチョイス。とうとう、栗原はるみさんの『ごちそうさまが、ききたくて。』に載っているフライドチキンにチャレンジする日がやってきた。

本だと、ゆでた鶏に下味をつけてから粉をはたいて揚げる…とありますが、下味をつける時間がなかったし、ほんのり塩味が付いているからいいかな…ということでカットして、粉にハーブソルト1袋(ラムを買ったときについてきた小袋)加えてカバー。粉は、薄力粉、片栗粉、上新粉、コーンフラワーを混ぜたもの。なんでこんなあれこれ使っているのかというと、薄力粉も片栗粉もほんのちょっとしかなかったからです。

180度の油で外側がカリカリになるまでしっかり揚げましたが、そもそも普通に食べれるほど柔らかく煮ているので、外カリ中フワで仕上がりました。下味をつけてたら、もっとフライドチキンっぽかっただろうなぁ。参考までに、はるみレシピの下味は、ケチャップ2、トンカツソース1、しょうゆ1、おろししょうが0.3、おろしにんにく0.3、チリパウダー0.3、オレガノ0.3、パプリカパウダー0.6、おろし玉ねぎ1/4。そういえば、『アメリカ南部の家庭料理』の南部風フライドチキンの下味は、塩、黒胡椒、ガーリックパウダー、パプリカパウダー、カイエンペッパーでした。今度は、ちゃんとやってみよ。

で、私は結構おいしくいただいたのですが、夫は「鶏臭い」といって食べませんでした。あぁ、やっぱり、赤札の鶏じゃ駄目だったか。

菜花のゆでたのに白ごま振ったのと、セレベスのゆでたの。

チーズパスタ

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お手軽にチーズパスタ。今使っているパルミジャーノはあんまりおいしくないらしく、夫の食が進まない。いつもだったら、あっという間に食べきってしまうのに、いつまでもなくならないので、ちょっと困っている。

お弁当用に作った、野菜のおかず2品を晩ごはんにも流用。栗原はるみさんの『ごちそうさまが、きききたくて。』にあるにんじんのサラダと、高菜のオイル煮。にんじんのサラダは、『きのう、何食べた?』(11)を読み返した際に、シロさんが作っていたのを見て、釣られて作ってしまったもの。ツナ缶がなくて、缶詰のキングサーモン缶を使ったんだけど、まぁ、これはこれで、アリでした。

ワインを切らしていたので、最近掃除したときに奥から出てきた、グレンフィディック梅酒をソーダ割りで。6年ほど前にお酒と甘みを変えて、6種類一気に仕込んだことがあったのですが、その1本。6種類の中で一番美味しかったので、あと少しで飲み終わってしまう…というところで大事にしまい込んでしまい数年経過…だったのですが、今飲んでも美味しい。いいお酒で仕込むと、やっぱり、美味しい。

なすと豚肉のはるみ炒め

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夫が「『ゴーストバスターズ』を観に行かんかね?」というので、早めに晩ご飯を済ませて、駅前のTOHOシネマズに行く。(今話題の)「シン・ゴジラ」でなくていいの? と聞いたのですが、いや、こっちの方が気になるから、と。先週、テレビで旧作のゴーストバスターズを観て、面白かったようです。面白いよねー。

時間がないので、ちゃちゃっと作れる、なすの炒めもので。ケチャップ+オイスターソース+しょうゆの組み合わせを我が家では「はるみ炒め」と言っているのですが、元ネタは『ごちそうさまが、ききたくて。』です。これはほんとに間違いのない味です~。

今年一度も作ってなかったので、駆け込みで、トウモロコシの冷製スープを作る。しかし、モノがあまりよくないせいか、甘みがイマイチ。やっぱり、もっと早い時期に作らんとねー。

青梗菜と帆立貝柱のクリーム煮

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無性に温かいものが食べたくなって、夫の誕生日ディナーの時に使ったホタテ缶が残っているのを幸いに、チンゲンサイとクリーム煮にする。元ネタは、栗原はるみさんの『ごちそうさまが、ききたくて。』にあるレシピ。

クリーム煮とありますが、実はミルク煮。鶏ガラスープの素を入れた湯で青梗菜を湯で、火が通ったら牛乳を加えて水溶き片栗粉でとろみをつけます。汁ごと入れた帆立缶のおかげで、意外にこっくり仕上がります。手間がかかっているように見えて案外そうもない、お手軽スピード料理です。

奥は、ウーウェンさんの『大好きな炒めもの』にある「鶏胸肉の細切り炒め」。材料が全部そろっていたので作ってみましたが、下味の分量を手控えすぎたのと、お肉の切り方がまずかったせいか、やや微妙な仕上がり。包丁をちゃんと研いでからお肉を切ればよかった…。

珍しく、お酒を飲まない夜です。

なすぶた炒め

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慌ただしい最中になすと豚肉と玉ねぎがあったら、我が家では「オイスターソースでなすと豚肉のケチャップ炒め」となる確率が高いです。長いので、うちでは、「なすぶたはるみいため」と言っておりますが、ほんとにこれは簡単でおいしい、素晴らしいお助けメニューです。

レシピは『ごちそうさまが、ききたくて。』にありますが、もはや私もキチンと本には当たっておらず、かなり適当。玉ねぎ薄切りを炒め、しんなりしたら、豚肉、なすを加えてくったりなるまで炒め、ケチャップ、オイスターソース、しょうゆを1:1:1で混ぜたもの加えて、なじむまでよく炒める…だけです。違っていたらごめんなさい。なすを大ぶりに切るか、小さく切るかで全然違いますし、調味料の割合を変えてもいい。気分によって、黒胡椒を大量に振りかけたり、最後にちぎった青じそを加えてざっと和えたりしても、目先が変わっていいです。今日は青じそを足しましたが、なかなかいいものです。

手前は、大根とホタテ缶のマヨネーズサラダ。調子に乗って大根を切りすぎたため、サラダが主菜になってしまいました。でも、美味しいので問題ないです。お酒の代わりに、澤乃井を半合。