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佃煮でご飯

佃島まで行って佃煮を買ってきたのは、ここのところずっと作っている、自作のむすび梅のグレードを上げるためでした。

つる瀬のむすび梅は、大豆入りのおこわに昆布の佃煮を挟んで梅干しが乗ったもので、これまでは普通にスーパーで買える昆布の佃煮で作っていたんですが、なんかちょっと甘すぎる気がしていたんです。昆布ももうちょっと細かく刻んであって、もうちょっと歯ごたえがあったような…、だったらほんとの佃煮屋さんの佃煮を使ったら、もう少し寄せて作れるのかなと思ったわけです。

それなのに、せっかく調達してきたのに、どうも作るのが面倒になってしまった。これはあかん…。

だったら、材料はあるのだから、普通に茶碗によそって、ご飯に乗っけて食べればいいんじゃないということで、昆布の佃煮、叩いた梅干し、おまけにアサリの佃煮も、それぞれを小皿に盛って朝ご飯に食べる。いわゆる、「ごっくんコロッケ」方式。お汁は、永谷園の赤だし。

買ってきた昆布の佃煮は、お醤油だけで炊いたもので、キリッとしょっぱい。けど、無駄な甘さがなくて、大豆おこわとよく合います。んー、これ、いいんじゃない。

牛すね肉の蒸し煮

昨日の牛すね肉の蒸し煮を温め直して食べる。一日たったら味がなじんだのか、昨日よりもおいしくなっていた。

蕎麦の実のサラダに、パプリカ切っただけ。パプリカは、久しぶりにオレンジ色のを買ったけど、色で味が全然違うのが改めて分かって、結構面白い。

ちょっと甘いものが欲しくなって、大分前に大分から送って貰っていた武蔵屋総本店の蛤志るこを開ける。

蛤型の最中に直径2センチほどの穴を開けて、そこに勢いよくお湯を注ぐと、ぴょっと千鳥の最中が飛び出てくる…というはずなんですが、これが結構難しい。だもので、ポーンときれいに出た瞬間は、かなり嬉しい。

さらりとした葛湯で、寒い日にはことのほか嬉しい味です。

この日は夕刻に、文科省が大規模イベントの開催中止/延期の要請を行ったとのニュースがあり、対応の早いところではもう速攻でイベント中止の報道が出ていて、ああ歌舞伎も例外じゃないんだろうなぁ…と思ったり。ぼちぼち海外ニュースでは耳にしてきたロックダウンも、なんとなく現実のものになってきたのかも…。

お友達と飲む

お友達と外でご飯。

本当は夫も交えて3人で食事する予定だったのですが、先週に夫が体調を崩して数日寝込み、その後落ち着いたものの、ずっと咳が治まらないので、夫は今回はご遠慮することに。体調は戻っているんだけど、空咳っぽいのが続いていて、どうも傍目には景色が良くない。お友達は仕事がらみのことで相談(質問)したいことがあったみたいで、夫が来ないのを残念がっていたけど、最近は出先でゴホゴホするのは、なんだかちょっと憚られる雰囲気も強くなってきているので、まぁ仕方ないなと。

西新井にあるnibuというお店。知り合いに教えて貰って以前にも1度、同じお友達と一緒に行ったことがあるんだけど、とてもおいしかったからまた行きたいということで、再訪と相成りました。

ところで、うちから西新井というのは、絶妙に遠い。久しぶりに行って、やはり東京の東側には本当に縁のない人生だったなとつくづく思いました。東京に出てきて以来、ずっと多摩エリアに住んでいるので、気楽に出られるのはせいぜい東京駅周辺までなんだよねぇ。

特に生ハムがおいしいお店で、予約した際に3人前の生ハムをお願いしていたんだけど、2人でもイケるよね、ということでそのままいただきました。極薄の切り立ての生ハム。以前にも食べてほんとに驚いたけど、やっぱりすごかったです。

最初の一杯は生レモンサワー。おいしいものを作る人が本気で作ると、なんだかすごくおいしいんですね。レモンサワーのイメージが一気に変わりました。何杯でもいけそう。

夫と2人だけで行ったら、生ハムだけで満足しちゃっている気がしますが、若い人と一緒なので、結構色々注文してしまいます。これはレバーペースト。おいしいです。

からすみパスタ。からすみもそうなんですが、麺がおいしい。

レモンサワーの次に頼んだ、ビオワイン。普段数百円のワインで喜んでいる味オンチの私ですら、これはいつも飲んでるのとは全然違う、おいしい! とすぐに分かるほど、とてもおいしかった。

お友達は、ラベンダーの香りのするクラフトジンを頼んでいて、一口貰いましたが、これもびっくりするおいしさでした。私、ジンって苦手なんですが(実は、ラベンダーの香りもちょっと苦手)、そんなの吹き飛ぶくらいおいしかった。

ワインがとてもおいしかったのでラベルを取らせて貰っていいですかと尋ねたら、OKをいただいたので、大急ぎで撮影する。

Coenobium(コエノビウム)という、イタリア、ラツィオにある修道院が作っているナチュラルワインだそうです。検索すると結構扱っているお店があるみたいなので、今度買ってみようかな。

帰宅して、帰り際に渡されたお土産を食べて一息つく。六花亭おかげさまと言うお菓子。

最中の皮に、ジャンドゥーヤクリームがサンドされているという、一見和に見えつつの洋菓子で、かなりおいしかったです。ごちそうさまでした。

コンビニ弁当

二月大歌舞伎の夜の回を見に行っていました。今月は昼夜とも十三世片岡仁左衛門二十七回忌の追善興行と銘打たれており、松島屋三兄弟が全員出演し、十三世にちなんだ演目が上演されています。改めて演目を見返しても珠玉のラインナップ。

夜の回は、八陣守護城と、道行故郷の初雪が追善興行の演目となっており、前者は我當さんが、後者は秀太郎さんが出演して、いずれも眼福でした。他は、玉三郎さんと勘九郎さんの羽衣に、音羽屋の文七元結でいうことなし。私は菊五郎さんの文七元結が大好きなのですが、今回も素晴らしかった。本所大川端の場の最後のシーン、何度見ても良い。お兼が雀右衛門さんでしたが、思いのほか似合っていて良かった。

ギリギリに駆け込んだので、幕間弁当はコンビニで調達。小さいながら、案外肉々しい弁当で、見た目よりも結構なボリュームがありました。

2月は毎年、地下の木挽町広場や歌舞伎座の3階売店の脇に地口行灯が飾られているのですが、私が一番好きな地口はこれ。これぐらいのんきに過ごしたい。

側面には、「火廻要鎮」。普通に入力したら出てこない。

帰宅して、買ってきたアサリの佃煮で、早速一杯。見た目真っ黒でものすごくしょっぱそうに見えるんだけど、実際塩辛いっちゃ塩辛いんだけど、いやな辛さじゃないのだ。とてもおいしいです。

ひさご屋阿部

今日は歌舞伎を見る予定なんだけど、少し早めに家を出て、佃島に寄る。目的は、佃煮を買うこと。なんだけど、その前に、せっかくこっちまで出てきたのだからと、ずーっと一度は行ってみたいなと思っていた月島の元祖レバーフライの店 ひさご家阿部に立ち寄る。

ちなみにこの店を知ったのは、高校生の頃。当時読んでいたティーン誌(恐らくセブンティーン)の街歩き特集で、月島を特集した号があって、おしゃれなモデルが笑いながらレバーフライを食べている写真をまだ覚えている。当然もっと他にもいろんなお店を紹介していたはずだが、なぜかこの店と、もんじゃストリートのどこかの店であんこ巻きとあんず巻きを食べているシーンしか記憶にない。それにしても30年程前の雑誌で見た店がまだあるのって、なかなかないことだと思う。

1本150円だったかな。中でも食べれるみたいだったけど持ち帰りで2本。もう夕方近くで人気のない時間帯だったので店頭には人がおらず、声を掛けたら奥からおばさんが出てきて、もう揚げてあるもの包んでくれた。でも、ほんのり温かく、つい先ほど揚げたばかりという感じ。

店先のベンチに座って、1本食べる。すごくおいしい。揚げた後にソースにくぐらせているんだけど、これが絶妙。辛子も貰ったけど、なくてもおいしい。臭みもないし、これだったら夫でも食べれるかなぁと思ったけど、まぁいいや。どうせ持ち帰ったところで、そんなに喜ばないだろうよと思って、結局もう1本も食べてしまった。

食べてる最中に、自転車で買いに来たお兄さんがいて、10本買って、ツーッと走って行った。

食べた後、当初の目的である佃煮を買うべく、佃島をぶらぶらする。佃小橋という橋を渡るとガラッと雰囲気が変わって、古い町の雰囲気というか、ちょっと密やかな雰囲気の一角に入ります。時間帯的に人気も少なく、ちょっとドキドキしました。

東京には江戸時代から続く佃煮屋さんというのが何軒かあって、佃島にも数軒ありますが、どこで買えばいいのか分からなかったので、とりあえず店名だけ確認しておいて、お店の雰囲気で出たなりで入ってみることに。

たまたま田中屋と言うお店をとおりがかった時に、年配の会社員風の男性が買い物をしているのを見て、そこに入る。先客男性は手みやげで使うようで、穴子の佃煮ほか、諸々詰め合わせなども頼んでおり、そのすきにガラス棚の中の商品をゆっくり物色することができました。最終的に、お醤油だけで炊いた昆布の佃煮とアサリの佃煮を買う。私の商品を包んでいる間に、近所の人とおぼしきおばあさんがさくっと昆布の佃煮だけ買いに来ていた。近所に専門店があるって、なんかいいな。他にも気になったのがあったけど、基本100グラム単位なのでちまちま買うのも難しいし、今度は思い切って詰め合わせで頼むのもいいのかもしれない。

そういえば、この店は穴子の佃煮でしたが、確か隣の店ではウナギの佃煮を売っていて、どっちもグラムで3,000円はする超高級品。こういうのを買える大人になりたいものだな…と思ったりもしたのでした。

これは、帰りに佃堀から石川島方面を写したもの。周辺は90年代からの再開発で高層ビルばかりなのですが、古い建物しかない佃島との対比がすごい。佃島を1周ぐるりとしてから見ると、なんとも不思議な気持ちになります。

隅田川を挟んで、明石町方面を臨んだもの。あんまり人のいない水上バスがゆっくり目の前を通り過ぎていきます。水上バス、乗ってみたいんだよなー。

この辺一帯がそうですが、特に隅田川の河岸はものすごくきれいに整備されていて、これはいわゆる、最近ちょっと流行っているチェアリングに最適なのでは? と思わせる立地なのです。あんまり気持ちよくて、ここでしばらくぼんやりしていました。

肉のたかさごも近くにあるし、レバーフライを買ってもいい。今度はマイ椅子(最近Helinoxサンセットチェアを買ったばかりなのですが、これがすごくいいのだ)を持って、出かけたいなと思ったのでした。

ビーフン東

ビーフン東で買ってきたバーツアン(中華風ちまき)を蒸して、晩ご飯に。ものすごく大きくて、これ1個で十分2人分あった。

何でこれ買ったかというと、昔読んだブルータスの手みやげ特集(手みやげグランプリ2017-2018 日本一の「手みやげ」はこれだ!Brutus No.860目次)に載っていたからで、きっとわかりやすくおいしいのだろうな…と思ったからでした。

実際思った通りのおいしさで、いろんなうまみが混じった醤油味のご飯(おこわ)は、やっぱり最高。これは好きな味だなぁ。

蒸してる間に、中華風コンポタ(コーンクリーム缶を鍋にあけ、同量の水、鶏ガラスープを入れて火にかけ、わいたら溶き卵を流し入れ、塩で味を調えたら、水溶き片栗粉でとろみをつける)、トマトを切ってアルファルファを添える。後何か、煮物をちょいちょい。

ミニマルビーントゥバーチョコレートチョコレートサンドクッキー。今日はガーナ66%。

せいこ蟹のちらし寿司

昼間出かけていた夫が、先日食べて大喜びしていたせいこ蟹のちらし寿司(大)をお土産に買ってきてくれました。夫は蟹には全く興味なんかないはずなのに、そんなことってあるの!? と驚きましたが、以前(1月24日)食べたときに、よほどおいしそうに食べていたんでしょう。嬉しい。

せっかくなので、冷蔵庫に転がしておいた石鎚酒造の媛カップをあける。「ふれあいのまち西条」と印字されており、いかにも水辺の街といった雰囲気のイラストがプリントされていました。イメージしたよりも甘かったのですが、西日本のお酒って感じでこれはこれであり。

自分の分は、わざわざ地下によって、すえひろの天むすを買っていました。蟹は興味ないけど、エビは調理次第では結構食べるんですよね。ともあれ、お互い、好きなものを食べて、満足の夜でした。

食後にご機嫌で、サロンデュショコラで買ってきたセレクションボックスを開ける。

これは、Selection Box 2 “Hommage” ―人との出会い― と題されたもので、12人のシェフによる「オマージュ」をテーマにしたショコラです。パンフレットを読むと、父や祖母、師匠や恩人への感謝の気持ちを込めたものが大半でしたが、自分の感情や思い出を味に変換するというのは、やはりクリエイティブな作業だなと思ったのでした。

ポテ

仕込んでおいたポテと、クスクスサラダで晩ご飯。ポテは、いつも通り谷昇さんのレシピ(『ビストロ仕立てのスープと煮込み』)で、クスクスサラダは有元葉子さんのタブーレ(『有元葉子の料理教室』)を参考に。それと、舞い鶴のぶどうパン。

私が持っている有元さんの料理教室をテーマにした本は、この2002年に出たものと、2008年に出た『有元葉子のCooking Class』の2冊だけなんだけど、気づけばこのあといっぱい出しているのよね。どうしようかなぁ、買い足そうかなぁ。でも、今持ってる2冊でもう結構満足していたりもするんだよなぁ(以下のリストは自分用です)。

食後に、うさぎやのどら焼きを。うーん、やっぱりおいしい。日持ちしないので、人にはあげられないのが少し残念だけど、仕方ないなぁ。

亀戸・湯島へ

木鷽を求めて、始発電車に乗って亀戸天神へ。到着したのは6時10分ごろで、まだ真っ暗(ちなみにこの日の日の出時刻は6時45分)。

亀戸天神の木鷽は、懐中サイズのほか、1~10号サイズの11サイズで頒布されており、サイズを問わないのであれば夕方行っても大丈夫なんですけど、「これ」ってのが決まっている場合は、早くいかないと…。特にサイズの大きいものは数を絞っているようなので、なおさら。それにしても、初天神の日に亀戸まで行くのも、もう8年目なのね。

でも、やっぱり一番乗りじゃないのよねー。発売開始時刻は8時45分からなので、煌々とした灯りに照らされながら、おとなしく待ちます。

風がないのがありがたいですが、やっぱり足元からじわじわ寒さが昇ってきます。毎年夫が早起きしてハクキンカイロを用意してくれるんですが、これがないとやっぱり乗り切れんですね(ありがとう)。私はさらに、温かいお茶を入れた水筒と折り畳み椅子を持参して座って待っていたのですが(だって2時間待ちよ)、周りの人はみんな立っていましたね。みんな、強いなぁ…。

日が昇れば一気に明るくなって、さっきまでの暗さが嘘のようです。10号だけはあらかじめこの段階で「購入予定の人はいませんかー」とお尋ねが回ってきます。

頒布開始の太鼓が鳴ったら、警備の人の誘導に従って、順番に買い求めていきます。8号は売り切れんか…とドキドキしながら待ちます。

ふと売場の奥を見ると、株式会社秋江と書かれた段ボール箱がたくさん積まれていました。

検索してみたら、西陣にあるお守りなどを作る会社のようです。創業1855年、お守り袋製造の元祖だそうで、この業界最大手とのこと。もともとは反物やさんだったそうですが、「これ、商売になるんちゃうか?」という目の付け所がすごいなぁと思います。確かに、折角長旅をしていただいたお札やお守りは、綺麗な袋に入れて持ち帰りたいですよね。

2日目とはいえ、すごい人です。後から後からやってきます。8号の木鷽は無事に買えました。よかった。

木鷽を買ったら、次は船橋屋で少し休憩がお約束。あったかいお茶を飲んで一息入れます。

やっぱりここでは元祖くず餅を食べるべきなんでしょうが、今年はよしの餅を注文。本店にしかないメニューだそうで、くず餅の上に、こしあんを乗せて黒蜜をかけたものです。

いつものくず餅よりさっぱりした味わいで、3切れなので、量的にもちょうどいい。

体が温まったら、少し歩いて、大平二丁目のバス停へ。ここから都02の大塚駅行きに乗って、湯島三丁目まで行きます。おおよそ20分くらいのバス旅なんですが、この路線、本数が多いせいか混むこともなく、のんびり移動できていいんですよ。

写真は、天神橋から撮った横十間川とスカイツリー。毎年ここの写真を撮っている気がするけど、なんかいい景色なんですよね。

湯島天神の木鷽頒布は1月25日だけで、9時からはじまります。今年は、10時15分くらいに到着して、30分ほど並んでから買えました。

木鷽を買い始めたころは、ここまで人はいなかった印象もあるんですが、年々行列が巨大になっている気がします。

木鷽は本来、「とりかえる」ことで厄災を除く縁起物なので、本当は昨年の鷽は納めなきゃいけないんですが、どうもね、ため込む気質の私にはそれができない。ただ、惜しげもなく、ちゃんと、昨年の鷽を収めている人も結構多くて、世の中信心深い人も多いんだなと内心思うのでした。

後は湯島天神の周りをぶらぶら。この辺はおいしいとんかつのお店や親子丼(鶏すき)のお店がいくつかあって寄りたいなとも思うのだけど、そういうお店は11時をすぎないと開かないし、御徒町や上野のほうまで足を延ばしたいなとも思うけど、早朝から出かけていて体力的に限界。

今年は丸赤でお弁当を買うと決めていたので、いつものようにつる瀬の喫茶室にも寄らず、違う道をぶらぶらしていたら、山ほどレーズンが入ったぶどうパンで知られる舞い鶴があるのを見つけたので、寄ってみる。

うちの近所にあるカラオケスナックのような佇まいで入るのにちょっと躊躇したけど(ホームページを見たら、夜はバー、カラオケもやっているとあって、納得)、思い切って入ってみれば、喫茶店のようなスナックのような雰囲気の店内の一角にパンを売るコーナーがあるお店でした。レーズンパンは店頭にある分は最後の1個だったと思います(奥にはまだあるのかも)。他に菓子パンが数種類あって、私のほかにも、ご近所さんっぽい人が買いに来ていました。

この後、丸赤によって今日のお弁当を買い、うさぎやでどら焼きを買って、上野公園へ行く。

上野公園と言っても、端っこの端っこで、不忍通り沿いの蓮見デッキのあたりです。

池の向こう側に弁天堂が小さく見えます。そのさらに奥には、やっぱり本日木鷽を頒布している五條天神社があるんですが、1日で3か所回るのは結構しんどくて、やっぱり今年もパスしてしまった。来年あたり久しぶりに行こうかなぁと思うものの、あそこはけた違いに並ぶからなぁ…。

ここに少しだけあるベンチに座って、お弁当を食べます。多分ゴミ対策とかホームレス対策なんでしょうけど、こんなに大きな公園なのに、殊更にベンチが少ない印象を受けます。こんなにいい天気なんだから、外でご飯食べたいなーと思うのって、割に普通の感情かなと思うのだけど、案外許されないことが多いなと、都会に出るとよく思います。

定番の、焼鮭の乗ったお弁当。お魚屋さんのお弁当なので魚はおいしいに決まっていて、ご飯ももちもちでおいしい。副菜も、結構いい感じ。ピーマンとジャコのいためもの、牛蒡のきんぴら、雷コンニャク、味玉。

食後にどら焼きを食べようと思ったのだけど、うっかり全部箱に入れてもらってしまったので、開けられない。うさぎやは簡易箱でもきっちり紐で括ってくれるので、お外では開けられないのよね。しまったなぁ、6個+1個はバラでくださいって頼まないと。来年は忘れないようにしないと。

ゆりかもめがたくさんいて、それを眺めているだけでも飽きません。全然人の食べ物に反応しないお行儀のいい鳥でした。

この後、松坂屋を少しぶらぶらしてから、おとなしく帰宅。

今日買ってきた木鷽(大きさ比較のためにこれまで買ってきたのも一緒に並べてます)を眺めながら、さっそく舞い鶴のぶどうパンを1枚食べる。この写真は端っこなのであんまりそう見えませんが、確かにレーズンがこれでもかと入っていました。すごかった。