月別アーカイブ: 2015年8月

松葉屋の月よみ山路

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百貨店の地下の菓子売り場にはたいてい、大なり小なり「諸国銘菓」などと銘打ったコーナーがあると思うのですが、私はここを覗くのが大好きで、少し時間があればふらふらよってしまう。うちから行ける範囲で一番好きなのは新宿高島屋の銘菓コーナー。ここは素晴らしい。以前は、小さいながらも、渋谷東急(東横のれん街から東急に移動する途中にあったと記憶している)の品ぞろえが好きで、渋谷に行けば寄っていたのだが、どうなるのかなぁ…。

近所の伊勢丹にもものすごく小さいんだけど、そういうコーナーがあって、折に触れて覗きに行く。最近は、瑠異沙を求めて、夫もときどきは、ここのコーナーをチェックしているようである。

で、ふたりで伊勢丹に買い物に行った際に、夫が見つけてきたのが、「月よみ山路」という、栗蒸しようかん。良寛さんの「月読みの 光を待ちて帰りませ 山路は栗の 毬の多きよ」という歌から名付けられたそうですが、そう言われて切り口を見ると、何とも愛らしい。

まずはもっちりとした食感に驚くのだが、それは、さらしあんのつなぎに葛を使っているから。このもっちり食感とごろごろ入った栗の甘露煮の一体感が素晴らしい。餡も、さっぱり上品な甘みで、万事控えめな味わいなのが、またいい感じなのでありました。

ラーメン

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今日は、仕事の最中から無性に、ラーメン食べたいなぁ…という気分だったので、帰宅途中に「今日はラーメンでよいか?」とメールしたら、「大歓迎!」「マルちゃん正麺でお願いします!」との返事だったので、そうする。

手軽に作ってもいいけど、晩御飯だからね…と、あり合わせながら具を乗せる。もやしを炒めて、しょうゆをちょろり。ベーコンをさっと焼き、貝割れのざく切り、ホールコーン缶を開けて、出来上がった麺の上に乗せていく。最後に黒胡椒ガリガリ。皿の中の色身がきれいだと、気分がいい。

食べたかったものを食べてるからか、今日のラーメンは無性に美味しかった。

グラノーラ

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今日もグラノーラ。基本、「いろんなものを食べたい」と思うほうなのに、朝ごはんだけは、毎日毎日飽きもせず、同じものを食べ続けてるなぁ…と、自分でも感心します。でも、ほんとに飽きないんだよなぁ。

なすのパスタとポタージュ

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もうひとつ残った賀茂なすは、ポタージュにしようと思っていました。理由は、先日検索した時に、妙に「焼きなすのポタージュ」って料理がヒットしたから。見てみると、皆さん作り方はまちまちだったので、とりあえず、最初は自己流で。

賀茂なすはそのまま200度のオーブンにほおりこんで1時間ほどロースト。粗熱が取れてから皮をむき、裏ごしして冷蔵庫で冷やす。器に盛って、オリーブオイルと生クリーム、塩ぱらり。チキンブイヨンとか昆布だしでのばす…ってのも考えたんだけど、最初だから、もうほんとに単純に。だから、ポタージュというより、ペーストって言ったほうがいいのかもという仕上がりになりました。

裏ごしした時にちょっとなめて驚いたんですが、すごく甘い。ジャムみたいだなぁ、というのが最初の感想。ただ、焼きすぎたこともあるのだと思うのですが、ややアクというか、軽いえぐみというか、かすかにクセがある。だから、ブイヨンで割ったほうがいいんだろうな。次は、そうしてみよう(来年になりそうだが…)。

手前は、普通のなすとベーコンのトマトパスタ。美味しいに決まっております。

グラノーラ

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仕込んだばかりのグラノーラで朝食。もちろん、レシピは、なかしましほさんの「メープルグラノーラ」で。ただ、普段は、このレシピの中の薄力粉を製菓用全粒粉に変えて作っているのですが、全粒粉が切れたので、久しぶりに薄力粉で作る。

久しぶりに薄力粉で作ると、粘りが強いなぁ…と思う。これだったら、ダマダマのグラノーラも簡単に作れる(逆にいえば、ダマにならないように仕上げるのがちょっとめんどくさかった)。食べてみると、全粒粉でつくったのとだいぶ違って、まさにお菓子だった。本当はこっちが本当の味なのに、違和感を感じるというのは不思議なものです

麻婆豆腐

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夫のお昼用にレンチン豆腐を作って水切りまでしておいていたのですが、ご飯が切れたというのもあって、手を付けずに残ったまま。「これで麻婆をお願いします」というリクエストを貰ったので、仰せの通りに。元レシピ(『豆腐料理日韓中の100レシピ』)だと本当は牛肉を使うのですが、夫が豚肉でいいのだ、豚肉でというので、レシピ通りに作ったことがありません。一度はやってみようとは思っているのですが。

汁を飛ばしすぎたので見た目はアレですが、いつも通り美味しい。

奥は、ゆで砂肝のねぎオイポン和え。今日、肉屋に行ったら、なんとなく砂肝を買ってしまったので作った次第。砂肝料理もいろいろあるはずですが、我が家で砂肝といえば、もはやこれしかない状態。内臓ギライの夫も喜んで食べるので、非常にありがたい料理です。

ただ、内臓ギライにも食べさせるためには、下ごしらえだけは多少気を使います。とにかく、筋を徹底的に取り去るので、廃棄率が50%ほどになります。というか、切り落としてるほうが多いんじゃないか…。以前は、白い筋だけ切り落としていましたが、今は、ベージュ(っていうの?)の部分もそぎ落とすようになりました。以前、ここまで剥いで作ったら、すごく喜んでたので(もちろん、切り落とした筋は、私専用のおつまみに仕立てなおしております)。

下処理した砂肝を、塩を入れた湯でゆで、しっかり水気を切ってからスライス。ボウルに、長ネギの白いところのみじん切り、オリーブオイル、ポン酢を混ぜてマリネ液を作り(目安は、長ネギ1本分、オリーブオイル大さじ2、ポン酢大さじ1。ネギをたっぷり使うのがコツです)、砂肝が温かいうちに加えてよく混ぜて、なじませる。すぐ食べてもいいけど、少し置いても、しっかり置いても美味しい。砂肝は、うちでは、2ミリ幅程度のスライスにすることが多いですが、もっと薄くしてもいいし、逆に、半割くらいにしてもいい。ゆでる時の塩加減が結構ポイントで、そのままつまんだだけだとちょっと物足りないかな…程度の、ほんのりとした塩加減がつくようにゆでると、全体がまとまります。

ボウルごと出すとスプーンですくって一気に食べちゃうので、小皿に盛ってちんまりと。あとは、モロヘイヤゆでただけ。

プチモンド

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雨だったので朝の散歩はお休み。朝ごはんもパスしてだらだらと寝続けてしまうと、お昼ごはんを作るのすら億劫に感じてしまう。

ということで、ものすごく久しぶりに、プチモンド。週末のお昼時ともあって、店内は相変わらずの列がぐるり。ただ、お店の人の顔ぶれは相当変わっていて、なんだか私の知らないお店になってしまったなぁ、という気持ちにも成りました。

パンのラインナップはほぼ昔のままで、私は雑穀入りのお食事パンをひとつ(名前忘れた)。夫は、プレーンのフォカッチャにチョココロネ。ふたりで、舞茸と豚肉のキッシュを半分こ。食後に、一口サイズのスフレチーズケーキ。相変わらず、美味しかった。

松島屋

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去年食べて衝撃の美味しさだった、松島屋の栗蒸しようかん。その時、来年はもっとスムーズに注文するぞ…と決意し、2015年の手帳を新調した際にすぐ、9月のページに「くりようかん」とメモしておりました。

ただ、他の栗で有名なお菓子屋さんは、8月後半から予約を受け付けているところも結構多い。ってことは、ここも…? と思って先週末に豆大福買いがてらに聞いてみると「もう、予約始まってますよ」と言われて、慌ててその場で1本予約。ちなみに、松島屋の栗蒸しようかんの売り出し日は、今年は9月15日だそうです。その際に、「9月中に欲しかったら、来週中に予約した方がいいかも」といわれたので、今日、同僚(羊羹好き)を誘って再度予約しに行ったのでした。そういえば、昨年は9月半ばに予約しに行って、引き取りが11月だったのですが、例年9月いっぱいで年内の分の予約が埋まるようですね。売り終わりはおおむね12月10日前後とのことです。ご興味ある方はご参考までに。

無事予約できてほっと胸をなで下ろしましたが、松島屋まで来て、手ぶらで帰るなんてありえない。豆大福はもちろんですが、初めて見る水ようかんに興味を覚えてこれも購入。

確かに口当たりは水ようかんなのですが、味は、まさしく、豆大福の中のあんこそのものってところが、なんだかすごく衝撃的でした。ベラボーにうまみの強い、濃厚な水ようかん。これはスゴイ、そして、美味しい。1個で十分満足の甘みで、食後のお茶まで美味しかった。

賀茂なす

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直売所で「丸いなすだなぁ」と思って手に取ったら、「賀茂なす」と手書きされた紙が入っていて、よく見ると、ヘタが3又。確かに賀茂なすだ。手に取ってみるとずっしり重く、身も締まっている感じ。府中で、こんなお手頃価格で賀茂なすが手に入れられるなんて…と、ありがたく買って帰っていたのでした。

ただ、ありがたいと思うばかりに、あんまり雑な使い方はしたくないなぁ…と思っているうちに数日経過してしまった。本当なら、素揚げしてきちんと出汁を取って作ったみぞれあんをかけたり、田楽なんかにするのがいいんだろうけど、なかなかそこまでの余裕が取れない。うーむ、仕方ないっ、と思いつつ、輪切りにして油多めのフライパンでじりじり焼いて、生姜じょうゆで食べるという、一番お手軽な方法に落ち着きました。

割ってみると、もう、種が結構大きくて、夏の終わりを感じましたが、身そのものはしっかり詰まっていて、きめ細かくみずみずしい。半分は油を多めに、もう半分は控えめにして焼きましたが、結論から言うと、油多めで焼いた方がはるかに美味しかった。油をしっかり使った方がとろりとした舌触りで甘いのだ。油少なめのものはかすかだがなす独特の癖というかアクを感じた。やはり、賀茂なすの良さは揚げることで引き出されるのだなぁ…とつくづく実感させられたのでした。

奥は、スペアリブのジャム煮で残った煮汁を再利用した、なんちゃって肉じゃが風。どうしても、煮物の汁って、捨てられないの…。本質的にケチなんだろうな、と思います。

小ぶりのじゃがいもを皮ごと半割にして煮汁の入った鍋に入れ、軟らかくなるまで煮たら、手綱にしてフライパンでから煎りしたこんにゃく、食べやすい大きさに切って、さっと両面を焼いた豚ローススライス生姜焼き用を加える。

煮汁の成分はジャムとしょうゆという甘辛味なので、肉じゃが風に仕立て直しても何ら違和感はなし。むしろ、かなり美味しく出来たなぁ…と、私的には満足のデキ。夫は見た目の不気味さになかなか箸が出ないようでしたが、おそるおそる食べて「あ、おいしい」と。よかった、よかった。

チーズパン

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グラノーラが切れたので、今日はチーズパン。パスコのイングリッシュマフィンを半分に割って、溶けるチーズを乗せてチン。今日のは全粒粉バージョン。