日別アーカイブ: 2015/08/02

ししとうの酢漬けとアンチョビとゆで玉子のピンチョ

150802_1944~01.jpg

表紙の可愛い小鳥の写真に惹かれて買った(ヨーロッパジュウシマツだそうです)、クウネル(2015年9月号)に、「長尾智子の酒の肴図鑑 おいしいつまみは、いいおかず」という記事があって、長尾さんが、日本の居酒屋、スペインバルなどをイメージしつつ、いろんなつまみレシピを紹介しているのですが、その中からおいしそうだなーと思った2品を早速作る。これらが作りたくて、昼の直売所買い出しの時に、ししとうだけ大量に買い込んでいたのだ!

真っ先に気になったのが、「酢漬けししとうとアンチョビとうずら卵のピンチョ」。最近、青唐辛子の酢漬けってよく見かけますが、そうか、ししとうで作ったっていいのかーというのが、個人的には目からウロコでした。

作り方は簡単で、小鍋に湯を沸かし、塩をいれ(個人的にはなくてもいいと思ったけど、ガチつまみで作りたい場合はしっかり利かせてもいい)、ししとうをゆでる。ゆで汁と白ワインビネガーを合わせて保存容器に入れ(レシピだと、ゆで汁220ccにビネガー200ccだったと思うが、おおよそ1/3量で作ったのでその辺は適当)、そこにゆでたししとうを漬け込む。作ってすぐもいいけど2時間くらい置いたほうがいいかなぁ。食べる直前に、ゆでうずらの卵(なかったので、ゆで卵スライス)、ししとうの酢漬け、アンチョビ少々をつまようじに刺して、ひとくちで食べられるように仕上がる。

これね、すごくおいしかった。ししとうの酢漬けだけ食べても美味しいんだけど、アンチョビの塩けとクセが加わることで、一気に酒を呼ぶ味に変身。ゆで卵がまろやかさをアシストしていて、いくらでも食べられる感じです。夫はそうでもないみたいだったけど、うーん、これは美味しかったなぁ。

長尾さんって、バスクにとてもお詳しいことでも知られていますが、だから、これも、現地に元ネタみたいな料理があるのかなぁ…と思って調べてみたところ、ひょっとして、「ヒルダ」ってピンチョがそうかもしれない…と思いましたが、こちらは、青唐辛子の酢漬け、アンチョビ、グリーンオリーブの組み合わせ。リタ・ヘイワース主演の「ギルダ」という映画からイメージされて作られたピンチョだそうで、キーワードは、「塩辛くて、緑で、ちょっぴり辛い」なんだそうな。この辺の詳しい話は、こちらのブログ(「イルンに居るんです」)に詳しくあって興味深く読ませていただきましたが、スペイン語が堪能だと、なかなかニヤッとする由来ですね。

手前は、ししとうと新いかのアヒージョ、パン(必須)。発芽緑豆とツナのサラダ。白ワイン。

ゆでもろこしとビール

カテゴリー: 昼食 | 投稿日: | 投稿者:

150802_1317~01.jpg

なんの用事もない、天気の良い日曜日は、直売所に行く。今日もあれこれ買い込んで、さっさと帰宅。暑かった、近場とは言え、炎天下の中を歩くのはなかなかの苦行。この暑さはいつまで続くのか…。

まだまだ暑いとはいえ、直売所のラインナップは少しずつ変わってきていて、とうもろこしはそろそろ終わりの様子。だもので、「朝穫り」のシールはなくとも、なんとなく買ってしまう。前と同じく、鍋に金網の足を入れて、お手軽蒸しもろこしに。蒸し上がってたまらず、お皿に盛る前に少し粒をもいで食べたけど、甘いなぁ。本当に美味しいなぁ。

茶豆風枝豆は、いつものケンタロウ式で茹で(鍋に枝豆、水カップ1、塩小さじ1を入れ、湧いたら蓋をして5分ほど、蒸し煮にする)、「地這いきゅうり」とシールがあった、大きなきゅうりを乱切りにして、味噌を添える。大きな割に身のきめが細やかでみずみずしい。

よく冷えたビールを開けて。休みの昼ご飯だったら、まぁいいよね。しかし、ヘルシーに見えつつ、炭水化物、タンパク質たっぷりの、なかなかごつい食事であります。

フレンチトースト

カテゴリー: 朝食 | 投稿日: | 投稿者:

150802_0520~01.jpg

30日に買ったパンが2枚残っているのを忘れて、31日にも食パンを1斤買ってきてしまったので、最初の2枚は冷蔵庫に入れて置いておいていました。

こうなると、そのまま食べるのもナンなので、フレンチトーストにする。幸い、先日の旅行の時に泊まったホテルの朝ごはんで食べたフレンチトーストがベラボーに美味しくて(近々に一気にアップします)、よし、うちでも、作るぞ! と思ったばかりだったので、ちょうど良かった。

美味しいものを食べて触発されて作る割には、特に工夫もなく、いつもの手順。

バットに卵1個を割り入れて解きほぐし、砂糖大さじ1を入れて溶けるまでよく混ぜる(泡立てないように)。牛乳1カップを注いでよく混ぜて、食パンを2枚入れて一晩しっかり浸しておく。1枚につき、無塩バター大さじ1を使用。最初の面はフライパンをしっかり温めてからバターを入れ、溶けたらパンを入れて、蓋をして、中火に落としてしっかり焦げ目を付けて焼く。裏返したら蓋はせず、最初の面よりも心持ち弱い火加減で、じわっと中までゆっくり火を通しつつ焼く。以前は、強めの火加減で両面に香ばしさと焼き目を付けたら、170度のオーブンで10~15分ほど焼いていたのですが、さほど仕上がりに違いがないと分かったので(オーブンの方が柔らかく仕上がりますけどね)、今はフライパンだけで作ります。

パンは、トロワグロのパンドミなのですが、これが、うちのフレンチトーストにはピッタリのパン質(という言葉はありませんが)のようで、たっぷりの卵液を吸い込んでも、へたらず、溶けず、きちんとパンの食感も残しつつ、でもフレンチトースト特有の柔らかさもある…という感じでして、夫が大絶賛。意外と、フレンチトーストって、食パンだったらなんだっていいでしょ…というわけではないので、ちょっと嬉しい収穫でした。