月別アーカイブ: 2017年4月

たけのことセロリの炒め物

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先日、波多野亮子さんの『家で作れる[本格]中国料理』に「芹菜冬笋」(チンツァイトンスン・たけのことセロリの炒めもの)という料理があるのを見つけたので、たけのこがあるうちに早速作る。ものすごく簡単なのだ。せん切りにしたたけのことセロリをサラダ油で炒め、あらかじめ混ぜておいた、塩、砂糖、薄口、うまみ調味料(ないので使わなかった)を加えてなじむように炒めるだけ。組み合わせの妙なのか、しみじみおいしい。やさしい味なので、たっぷり食べられるのもよい。これはいいレシピを見つけたなぁ。

魚やさんで、調布空港直送(八丈島)と書かれたムロアジを買ったので、腸を取って、塩焼きに。ムロアジって、アジといいながら、味はほぼサバなのね。しっかり身が締まっていて、おいしかった。

魚を焼いている間に、白いんげん豆ときゅうりの塩もみ、刻んだハムをドレッシングで和えたサラダ。

はなまるうどん

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新小平で用事を済ませたものの、ランチをやっていそうな店が見つけられず、昼食難民に。んんんーと悩んでいたら、夫が「西国分寺駅のホームにはなまるうどんがある」というので、移動してようやくお昼にありつけた。改札を出ずにぱぱっと食べられるのはありがたい。

私はぶっかけ(温)にちくわ天、夫はぶっかけ(冷)にとり天。ふたりとも小サイズ。ちょうどいい量でありがたい。

パンケーキ

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夫のリクエストによりパンケーキ。レシピはいつもの、大川雅子さんので。

いつもは分量だけまとめたメモを見ながら作るけど、今日は『暮しの手帖』2010年2-3月号「ごはんになるパンケーキ」の記事を読み返してから作る。レシピ自体は『暮しの手帖の評判料理 冬の保存版』にも転載されているけど、本誌記事だと前後の記事も面白く読み返せるので、なんだかたのしい。そういえば、この号は郷土玩具や海苔弁の特集があったり、内田百閒先生の絵本の話や、「うす毛のなやみ」なんて記事もあったのでした(って、レシピを確認するために読み返したのでは?)。『暮しの手帖』に限らず、古い雑誌(これはそうでもないけど、それでも6年も前に出たものだってビックリする)って読み返すとしみじみ面白い。

水分は、わが家では定番の、牛乳とヨーグルト。今日はセラミックの小さな五徳を五徳に噛ませて使ったので、いつもより火加減の調節がスムーズで、多少はマシに焼けた気がする。

で、私は今更ながらに気づいたのですが、大川雅子さんはパンケーキの専門店をお持ちなのですよね。APOC(アポック)と言うお店、ホームページで所在地を確認すると、なんと岡本太郎記念館の中にあるとな。前に一度行ったけど、その時は違うお店(DOWN THE STAIRS)でお昼を食べていたので、素通りしてしまった。今度はお腹を空かせて行ってみよう。

青椒肉絲

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夕方にいかめしを食べたので、夜はおかずだけ(夫には冷凍していたマントウを)。

たけのこといえば忘れちゃいかん、青椒肉絲の存在を。折角だから牛肉で作るか? と聞いたが、夫は牛より豚で作る方が好きだというので、豚肩ロース切り落としを刻んで使う。せめてもうちょっといいロース肉を使えばよかったか。味つけは、波多野亮子さんの『家で作れる[本格]中国料理』を参考にしながら。

奥は、先日の春巻きがおいしかったので、もういっちょ。今度はエビを叩いて、角切りのたけのこと炒めたものを具にしてみました。が、先日ほどの感動はなく。エビが少なすぎたか。うーむ。

ロメインレタスのざく切りに、叙々苑ドレッシング。

試飲会~いかめし

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DOC(大東京綜合卸売センター)に買い物に行く道すがら、中久本店の前に「試飲会開催中!」の看板が出ていて、気になりつつもDOCへ向かい、お目当てのものを買って帰宅の際にもう1回この看板をしげしげと眺めていたら、お店から出てきたおじさんに「とてもよかったですよ。建物も雰囲気があってよかった」とにこやかに声をかけられた。全く知らない人なのに、ついつい「よかったですよ」とお勧めしてしまうなんて、きっと和やかなよい会なのだろう。ご近所だし、安いし、これはいかねばと、急いで家に帰って、ごろごろしていた夫を連れてそそくさと参加。中久本店は「蔵」という喫茶店もやっているのだけど、試飲会場はその2階。2階に行くのは初めてだな。

古い建物特有のハシゴのような階段を上ると、思っていた以上に人が多くてビックリ。おじいさんばっかりなのかな? と思ったら、年齢層はばらばらで、むしろ若い人の方が多いくらい。小さいプラカップを渡されるのですが、結構なみなみ入れてくれるので、数種類飲んだらもう十分結構な酒量になります。リストの説明書きを読みながら、次はこれ、その次はあれ…と思い巡らしつつ飲み比べる(結局全種類試飲)。

試飲会リストにあったお酒は以下の12本。

  • 墨廼江 Rice Is Beautiful(純米)
  • 墨廼江 Rice Is Beautiful SoLiD(純米大吟醸)
  • 二兎 備前雄町55 純米吟醸 生原酒
  • 萬歳 純米生原酒 七割磨き
  • 喜楽長 三方良し 純米吟醸
  • 喜楽長 近江商人 本醸造
  • 七賢 純米生酒 なま生
  • 手取川 U Yoshidagura 山廃純米無濾過原酒
  • 玉旭 純米吟醸 BLACK
  • 百十郎 純米吟醸 G-mid
  • 南方 純米吟醸 7号酵母 無濾過生原酒
  • 七田 純米 七割五分磨き 山田穂 無濾過生原酒

結論から言うと、どれもおいしくて、どれもいい。夫に言わせると、私は純米吟醸の方が「おいしい」という率が高いようなのですが、今回飲んだ純米吟醸はどれも少し私には甘いかな、と言う感想は持ちました。あと、夫的には「酸っぱい」と思う酒の方が、私が「おいしい」という率が高いとのことです。ただ、酸度と「おいしい」に相関があるのか? と確認してみましたが、まったく関係なかった。酸度って酸味のことじゃないのか…。でも、いろいろ飲み比べするのは楽しい。また行きたいな。

いかめし

ほろ酔いで駅前の伊勢丹まで行き、大北海道展を覗いて、いかめしとマルセイバターサンドを買って帰宅。昔は北海道展がある度に嬉しくてそそくさ買い物に行ったのに、どんどん毎回買うものがそぎ落とされて、今や定番品だけ…。

それはさておき、早速切って、買いおきのカップ酒でもういっちょ。新潟・ふじの井酒造のらんま1/2カップです。らんま父(早乙女玄馬パンダバージョン)が懐かしい。

うどん

カテゴリー: 昼食 | 投稿日: | 投稿者:

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夫が、今日はひとつ、俺が毎日食べている昼ご飯を作ってあげましょう、というので、ありがたく今日は「作って貰う人」に。

夫は慣れた手つきで電気ポットに必要な量だけ水を入れて沸かし、電子レンジで冷凍うどんをチン、いつもの丼にヒガシマルのうどんスープの粉末を入れてお湯を注ぎ、静かにうどんを丼にすべらせる。シマダヤの揚げ玉を添えて、お気に入りの野菜ジュースをいつものコップに注ぐ。淡々と動く姿を追っていたら、お昼ができあがっていた。家にいるときは、いつもお昼はこれなんだそうだ。これで十分おいしいし満足だと気づいたら、わざわざお昼を食べるために外に出るのがバカバカしくなったと言っていた。確かにねぇ、気持ちは分かる。

隣に黄色い小僧がいるのだけど、うどんにものすごい熱視線を注いでいる。麺も揚げ玉も大好きなんだけど、なによりも汁がお気に入りなんだそうな。ほんの少しレンゲに入れて口元にもっていくと、目の色を変えて吸い込んでいる。まさにがっついていると言う姿を見て、かつお昆布出しが大好きだった青い小僧を思い出した。グルメな鳥で、よいかつお節で取った出しほど、嬉しそうに啜っていた。嬉しいときは「ギャヒ!」と啼いてその喜びを報告してくれる気のいい鳥だった。

うどんはもちろん、おいしかった。5分で作って5分で食べ終わって5分でお片付け。食べるって、おいしいって、いったい、なんなんだろう。自分なりの答えは出ているけれど、やはり色々考えてしまう。

片付けも夫がやってくれた。ごちそうさま。

グラノーラ

カテゴリー: 朝食 | 投稿日: | 投稿者:

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連休初日と言うべきなのかもしれないけど、5月1日、2日は普通に会社に行く私にとっては、今日は普通の週末(テレビではGW前半と言っていて、ものはいいようだなぁ…と思った)。とはいえ、1日、2日に休みを取れば9連休ですもんね。今年は土曜に祝日がかぶっている日が多く、休みが少ないと嘆いている人も多いのですが(土曜の祝日は振替休日が発生しない)、ここまで並びのいい連休があるんだったら、チャラなんじゃなかろうか、とも思う。

心なしか、朝の雰囲気も、穏やか。

バーゼル

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この日はJR立川駅の北口改札から来たのですが、夫が立川駅に北口改札なんてあったか? と信じてくれないので、帰りがてらに連れて行く。夫が信じないのも無理はなく、しばらく立川に行かないうちに新たに作られた改札口なのでした。

北口改札から出ると、モノレールの真下を歩くことになるのですが、何というか不思議な光景。70年代生まれなので、ああいうでっかい鉄柱や人工物がボンボン立っている景色を見るとわけもなく、「近未来っぽいー」という言葉が湧いてきます。立川って都会だなー。

夫に北口改札の存在を信じて貰ったところで、その向かいにあるカフェ「バーゼル」でお茶。生クリームたっぷりのコーヒー、夫は紅茶。しゃれたカフェなのですが、都会と違って、いろんな世代の人や属性の人がいるところが郊外っぽいと思いました。

鼎泰豐

ディンタイフォン

先日初めて行った鼎泰豐の小籠包がとっても美味しかったので、また行きたいなぁ…と公式サイトを見ていたら、結構あちこち支店があるが、なんと立川のタカシマヤにもある! 自宅を起点に考えれば、むしろ新宿タカシマヤよりも近い。ということで、電話予約して早速お出かけ。前回40分待ったことを考えると、いくら立川とは言え、連休前の夜はかなり混むのでは…とおそるおそる行ってみると、拍子抜けするくらい余裕のある店内だった。でも19時半過ぎたら満席になったけど。

何はさておき、小籠包だよね。6個入りを2つ。新宿店よりもあっつあつだった。うーん、おいしい。変わらず美味しい。

ディンタイフォン

小籠包は別格とすれば、今回いちばん気に入ったのが、野菜と豚肉入り蒸し餃子。野菜ぎっちりでお肉はおまけ程度。しかし、猛烈にうまい。何の野菜か全く分からないけれど、とっても美味しい。気に入りすぎて、4個入りを追加でお願いしてしまった。おいしい…。

ディンタイフォン

怪しい生物に見えますが、もち米入りの焼売です。ちまきを焼売の皮で包んだものと考えればいいのですが、これまた美味しい。普段おなじみの焼売の皮と違って厚みがあってもちもちしているので、焼売と言うより、餅に包まれたちまきという感じ。つまり、ボリューム満点ってこと。

ディンタイフォン

甘いものも、点心風のものをチョイス。手前から、紫芋、あんこ、あんこ&マンゴーの角切り.小籠包よりふたまわりほど小さくて、とっても可愛いサイズ。あんこ&マンゴーが意外な美味しさ。マンゴーの酸味があんことマッチ。これまた食べたい。

ディンタイフォン

しょうろんぽうちゃんとちょんろんちゃん(勝手に名付けています)

今回は自分でもあきれるくらいたーくさん食べたなぁ。おいしかったー。なんというても、立川に行けば食べられると分かったのが嬉しかった。また行かなくちゃー。

春巻

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たけのこをゆでながらいくつか作りたい料理を考えていたのだけど、そのうちのひとつが春巻だった。材料的には節約メニュー的な感じでありながら、具を作り、巻いて、揚げて、なおかつ巻き置きができず、揚げたてじゃないと美味しくないといういくつものハードルによって、「買った方が早い」という一品。でも、本当は、自分で作るのがいちばん美味しいのよね…。

大分から干ししいたけをたくさん送って貰ったのも幸い、たけのこと干ししいたけがたっぷり入った具を作る。ほかは、豚肉の叩いたの、にんじんの細切り、しょうがのみじん切り、春雨の刻んだの。これらを油で炒めて、塩、こしょう、しょうゆ、オイスターソース、水溶き片栗粉。多分、ポン酢付けて食べるだろうからと、味つけは控えめです。

ここまでを前の晩作っておいたので、食べる直前に包んで揚げる。大きい皮だと持てあますのでミニサイズを買ってみたんですが、ちょうどよかった。うちはこれでいいな。テレビの料理番組で、皮のぱりぱり感を長時間持続させるには2枚重ねで巻くとよいというので、ひとつだけしのばせる。

160度の油でゆっくり揚げ、色付いたら180度に上げて濃い色に色付ける。中身は火が通っているので、揚げるのは楽ちん。むしろ炒めものより気楽です。

久しぶりの自家製春巻は、ものすごく美味しかった。かりかりさくさく、あんの量も味つけも我ながらちょうどいい塩梅。2枚重ねの春巻は、確かにクリスピー感は増しましたが、皮が2倍の厚さになった分バランスが悪くなった感もあるので、私は1枚巻きでいいかな…と思いました。夫からは半分に切ってあるので食べやすいとお褒めの言葉(めんどくさがらずに切って出してよかった)。これで9本分。ちょっと多いかなぁ…と思ったけど、そんなことなかった。むしろ足りん。でも、ちょっと足りないくらいが、ちょうどいいのよね。

実は、残り10本分は冷凍したので、そのうち揚げてみよう。楽しみだー。