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新潟日帰り旅行

ふらりと新潟まで日帰りで遊びに行ってきました。

大宮駅で駅弁を調達したら、Maxときでゴー。でも、写真を見ると、これはやぶさ(E5系)だよね。なんで撮ってないのかなぁ。

贅沢にもグリーン車です。席について早速、大宮駅の駅弁屋旨囲門で買ってきた、牛肉どまん中(新杵屋)を食べる。超有名駅弁だけど、実は食べたことがない。なんとなく、朝から肉弁当も行ける感じだったので、いい機会なので食べてみることに。

甘辛く炊いた牛肉がぎっしり乗ったシンプルなお弁当。

こういうお肉ぎっしりのお弁当って、食べ進めると下の方に脂が溜まっていたりすることもままあるのだけど、これは無駄な脂が全然なくて、見た目の印象よりもさっぱりした味わい。味付けも上品、ご飯ももちもちで美味しい。さすが、人気駅弁だなぁと納得のおいしさでした。これは、時々食べたくなる味だなぁ。

そうそう、夫と半分こして食べたので、ちょうどいい腹具合で食べ終えられました。

いかにも、東北新幹線や上越新幹線の車窓だなーという景色。こういう真っ平の田んぼや畑が延々と続くのをぼんやり見ているのは、全然飽きない。

新潟駅に到着。ちゃんと乗ってきた、Maxとき(E4系)を撮っていましたね。その右にいるのは、E2系。

昔は、新幹線の鼻が伸びていくというか尖った感じになっていくのが、なんだか可愛げがなくなっていく感じでちょっと寂しかったのだけど、最近のように平べったく滑らかな感じで伸びてくると、逆にアヒルみたいでかわいいなぁと思うようになりました。そういう意味では、現行の新幹線では、はやぶさ(E5系)とかこまち(E6系)が好きなのかもしれない。

新潟に来た最大の目的は、ここ。ぽんしゅ館。越後湯沢にもあるんだけど、気分的に新潟に行きたかったので、こっちに。

お店に入ると、倉敷の平翠軒のように、新潟のおいしいものをたくさん集めたショップがあって、その奥に、ひっそりと利き酒コーナーへの入り口がありました(さりげな過ぎて見つけられず、店員さんに聞いてしまった)。

私は当初、ぽんしゅ館というのは、ちびちびと日本酒のお試し呑みができる施設だと思っていたのですが、実際に行ってみるとそれは施設全体のごく一部で、それ以外にも、新潟の味噌や珍味や保存食といった、東京では手に入りにくい美味しいものを売っていたり、素敵な手仕事の道具を売っていたり、角打ちできたり、お米のお菓子(煎餅やあられ)を売っていたり、新潟のお米を使ったおにぎりが食べられたり、じっくり日本酒が楽しめる居酒屋があったりと、「お米」と「手仕事」をテーマにした一大フードパークだったのでした。

色々目移りするものの、まずは利き酒が目的なので、そそくさと利き酒コーナーに入る。朝一番ということもあって、お客は私たちだけ。ずらりと壁一面に並ぶお酒たちに圧倒されます。

500円払うと、コイン5枚と、小さいおちょこ(多分、2勺盃)を渡されます。おちょこは飲み終わった後返却しますが、このロゴ入りの蛇の目盃がかわいかったので、後で売店で買ってしまいました(色んなサイズのロゴ入り蛇の目盃が売っていました)。

説明書きを読みながら、うぬぬーと悩みつつ、飲んでみたいお酒を探していきます。これが楽しい。せっかくなので、飲んだお酒をメモっておきます。

福扇 純米(河忠酒造)。チャートにもある通り、すいすい飲めて、さっぱり軽い感じのお酒。おいしい。

田友 特別純米(高の井酒造)。新潟のお酒らしく、これもすっきりした味わい。辛口という割には丸みのある味で、おいしい。

今代司 天然水仕込み 純米(今代司酒造)。「今月の一押し」と朱書きされているので選んでみました。なんというか、しゃれた味といいますか、大変おいしい。

IMA牡蠣のための日本酒 純米(今代司酒造)。さっき飲んだのがおいしかったので、同じ酒造会社ので目についたこれを。牡蠣と合うって、おつまみ欲しくなっちゃう味なのかなぁと思ったら、飲んでビックリ。これ、白ワインでは? と思うほどの強い酸味で、シャブリちっくな味。これで純米酒なのかぁ、度肝を抜かれました。でも、おいしかったですよ。

最後のひとつかぁと、散々左右に歩きながら選んだのが、鶴の友 純米(樋木酒造)。今回呑んだ中で一番好きだなと思ったのがこれ。コクはあるけど、飲み飽きない感じが好ましくて、好きな味。

せっかくだから買って帰ろうと思ったら、なんとこの銘柄に限ってぽんしゅ館での取り扱いがない。ちょっと検索してみたら、ネットでは買えるようなので、帰宅してから買おう。

利き酒コーナーには、快適に利き酒を楽しめるアイテムも用意されていて、これは、やわらぎ水。チェイサーがあるのはありがたい。

おつまみは持ち込み不可。利き酒コーナー内で売っているのは、コイン1枚で購入できるきゅうりの1本漬けだけですが、「本日のみそ」なるものが用意されていて、爪楊枝でちょいとすくってアテ代わりにできます。

辛口と言えども日本酒はやはり甘いので、味噌はなかなか良い仕事をしてくれます。この、ももかわというお味噌(百川味噌)、あんまり辛すぎず、まろやかでおいしかった。

塩コーナーもあります。塩で呑む…通っぽいなぁと思うけど、個人的には、塩で呑むのは結構難しい。塩を舐めると、お酒よりも、ご飯たべたくなっちゃうタイプです。塩って、味が強すぎると思いませんか?

とかいいつつ、意地汚く何種類か舐めてみたのですが、何となく違うような、どうなのか…という中で、この塩だけは激しいインパクトがありました。というか、これは、塩というか、硫黄です。臭くて苦くてつらかった。もちろん、お酒にも合わず、悶絶しました。いやぁ、こういう塩もあるのですね。

コインを3枚出すと、もう少し上級のお酒も利き酒できますが、十分楽しめているので、冷蔵ケースの外からラベルを眺めるだけで。でも、右下にある、錦鯉ボトルのお酒は、ちょっと気になったなぁ。

先月の利き酒ランキングもあったので、興味深く見る。

私も鶴齢(青木酒造)好きです。20位の吉乃川(吉乃川)も好きなお酒なんですが、20位なんですか。その上にいろいろずらーっと並んでいる面々が興味深く、楽しい。

コインを追加しておかわりしてもよかったけど、多分、おちょこ5杯で1合弱くらい(150ミリリットルくらいかな)の分量になると思うので、ここでいったん止めておくのが良さそう。お昼ご飯も食べたいし。ってことで、後ろ髪惹かれる気持ちで、ぽんしゅ館を後にしたのでした。

夫が、よーし、とんかつ太郎まで歩こう! と言うので、駅からふらふらと歩く。

ところで、新潟駅駅周辺は飲み屋ばかりです。どの駅だってそうかもしれませんが、なんとなく印象深く感じたのは、どこも日本酒の瓶を飾ったり、看板を出していたからでしょうか。さすが、酒どころ。

上の写真は、郷土料理をウリにしている居酒屋さんの店先(越後番屋酒場)。三角だるま(阿賀野市の郷土玩具)がかわいかったので、ついつい撮影してしまった。後でホームページを見たら、店内も楽しそうな感じでした。

萬代橋から信濃川を臨む。なんちゅう広い河なんだ。後日、映画『ダンスウィズミー』を見に行ったときに、この時見た景色がいくつか出てきて、ちょっとテンションが上がったのは後の話。

萬代橋の手前に突如現れる、ちょっと変わった風貌の高層ビル。帆掛け船みたいだなぁと思ったら、新潟日報メディアシップという名前のビルだそうで、あ、やっぱり、船なのね、と納得。

さすが、日本海側最大の都市だけあって、市街地は特に整備されていて、道は広く、平らで、すっきりした街並みだなぁという感じ。時間帯のせいかもしれないけど、あんまりガヤった雰囲気がないのが、不思議な感じだった。もしかすると、街の大きさに比して、人が少ないのかもしれない。といって、人が少ないと口悪く言うつもりは全然なく、街のサイズと人の量が適正なんだろうなぁ、なんてことを思いながら、ふらふらと歩いたのでした。人が密集している状態があんまり得意でない私にとっては、好ましい雰囲気の街と言えるかも。

萬代橋を渡りきると古町エリア。旧市街地で、街の雰囲気も区画もガラッと変わるのが面白い。もうちょっとちゃんと調べてから行ったら、古い建物などがいくつかあるので、こんな感じ(新潟市スキマ時間の楽しみ方)で歩けたんだけど、この時はとにかく、とんかつ太郎に行きたい一心で歩いているだけだったので、少しもったいないことをしたような気もする。まぁ、ただ歩いているだけでも、結構楽しんですけど。

上は、インパクトのあるマンションだなぁというだけで、思わず撮ってしまった写真。この辺が、礎町という地名なので、こういうマンション名なのだと思いますが、しかし、「シャトー礎」って、なんか響き的に不思議な面白さがある。礎って、強そうだなぁ。

ブラタモリ(#45 新潟は砂の街)でも登場した、浦安橋遺構。この奥に、本町中央市場商店街(人情横丁)が伸びています。

10年ほど前に競馬をしに新潟行ったときにもここに寄ったことがあるんですが、その時に比べると、ちょいちょい新しくなったお店も入っていて(入れ替わったのだと思いますが)、少し明るい雰囲気になった気がします。

お目当てのとんかつ太郎に到着。お久しぶりなのだ~。

開店と同時に勇んで入ったけど、私らのお腹の能力的に食べられるのは、ミニヒレカツ丼一択。しかも、ご飯を半分にしてもらいました。

こういうがっつり系の店で小さいサイズのものを頼むだけでも、ちょっと恥ずかしいというか遠慮があるのだけど、そこからさらにご飯を減らしてくれって、さすがにちょっと気後れするところはあるのです(実際まわりは、特性カツ丼かカツ丼にビールとか、ご飯大盛って客ばっかりなので)。お店によっては、「なんでや⁉」とか、「えー」って顔されるし。

ただここは、さすが人気店。安定の接客力で、気持ちよく対応してくれて、しかも、実際のご飯の量もばっちり。この見事なドンピシャ接客は、私の中で、長く語り継いでいきたい。

ミニヒレカツ丼ご飯半分。品よく盛られたご飯に、ヒレカツが2枚。ご飯半分といっても、120グラムくらいは多分あります。ヒレカツも、しっかり厚みもあって大きいので、実感としては、2枚で80グラムくらいある気がする。いずれも、私には十分な量。

それにしても、このカツ、抜群においしい。細挽きのパン粉をふわっと軽くまとわせていて、揚げ上がりが絶妙。そこにソースを絡めているんだけど、それがまた、ちょうどいい塩梅なのね。ご飯も、さすが新潟だけあって、つやつやピカピカでおいしいし、もう色々完璧すぎる。

しっかり満腹、満足でご馳走様。今度食べられるのはいつの日か。

人情横丁の隣にはイトーヨーカドー(丸大新潟店)があって、食後にそこでぶらぶら。出入り口のドアノブ(という言い方でいいのかしら)が、見ない感じの鮮やかさだったので、何となく撮ってしまった。不思議なかわいらしさがある。

ところで、イトーヨーカドーのもう一方に面した通りは、本町市場が伸びていて、味わい深いお店が並んでいました。鮮魚店が多いのが、いかにも港町だなと言う感じです。安かったし、面白そうなものもあったけど、さすがに買えないので眺めるだけで。

ここは1階のフードコーナーにみかづきが入っていたので、食後のデザート代わりにコーヒーフロートを買って休憩。本当はイタリアンも食べたかったけどなぁ、お腹に余裕がないので、またの機会に。

お昼時だけあって、テイクアウトのお客さんが多くて、やっぱり地元でお馴染みのお店なんだなあ、と思いました。何とはなしに注文に耳を傾けていると、ホワイトイタリアン率が高かったように感じたけど、どうなんだろ。

その後、夫をここにおいて、地下の食料品売り場を物色。なすとかジャンボお揚げとか納豆とか、何となく新潟っぽい食材を諸々買い込んできて、夫に笑われました。コロコロで来ればよかったなぁ。なすが地味に重い。

さすがに、歩いて戻るのはしんどいので、タクシーですっと駅に戻り、駅構内のヴィドフランスに夫を置いて、私は買い物のラストスパート。なぜコロコロを持ってこなかったんだ…と思うほどに買いましたねぇ。夫がいてよかった。

ところで、ヴィドフランスの紙ナプキンって、なんだか可愛いですね。ということで一枚。

あと、久しぶりに入ったので知らなかったのですが、コーヒー、サイフォンで淹れているんですね(調べたら、2015年くらいから順次導入しているらしい)。これが結構おいしくて、意外でした。

ぽんしゅ館に行って、とんかつ太郎でカツ丼を食べるだけの旅なので、もう帰ります。

もうちょっと余裕があれば、海のほうまで行って、ぼんやり海を眺めたかったなぁとか、もろもろ心残りはあるんですが、今回は、当初の目的は達しているので、よし。

上の写真は、新潟駅構内の朱鷺のレリーフ。さようなら新潟、今度は、佐渡島にも行ってみたいです。ちなみに、新潟駅構内はホーム上の弁当売り場は閉店しているうえ、構内の売店も扱いアイテム数が少ないので、改札に入ってしまうと地味に不便。しっかり心おきなく買い物をしてから入場することをお勧めします。

帰りの新幹線は、E7系なので、これはくたかなんでしょうか。でも、はくたかじゃ、新潟止まらないよね。じゃあ何だろう…、

と思っていたのですが、鉄道新聞によると、今年の3月に、上越新幹線にもE7系が投入されていたのですね。ピンクのラインが「とき」の証だそうです。ちなみに、先頭はグランクラスなので、興味津々でのぞきに行ったけど見えなかった(当たり前)。

ところで、同じ記事の下の方に、E7系を投入する代わりに、2020年にE4系を引退させるそうで。個人的には、2階建てのMaxときは何となく愛着があるので、ちょっと寂しいかも。

帰りもグリーン車を奮発していただきました。やったー、どうもありがとう。まだ新しい雰囲気が車内中に漂っていて、ありがたさが倍増。

シートの色いいねー。いかにも新幹線って感じのカラーリングじゃないのが、不思議な感じ。

何気に嬉しいドリンクホルダー。

いつもうまく使いこなせない、リクライニング機能。

読書灯まであるのかー。よーしと思ったけど、帰りは爆睡してしまい、本など目も通さず。グリーン車はええなぁ、あっという間に大宮についてしまった。

帰宅して、諸々片付け終わってから、晩ご飯。新潟駅で買ってきた駅弁たちを、これまた大量に買い込んできたカップ酒(30本ほど持ち帰ってきて、死ぬかと思った)と共に頂きます。まずは、間違って2個買ってしまった、吟田川(代々菊醸造)をいただきます。キリッとおいしいね。

まずは、あれば絶対に買いたいと思っていた、雪だるま弁当(三新軒)。

これね、長年ずーっと欲しかったんだけど、もう新潟行くしかないんだろうなぁと思っていたので、ようやく買えてうれしい。夕方に駅弁を扱っている売店に立ち寄ったときに、最後の1個だったので、あー良かった、神様っているんだなぁ、と久しぶりに調子のいいことを思ってしまいました。

しかし、せっかくの雪だるま弁当だというのに、なぜ私は、困り顔で写真を撮ってしまうのか、ちゃんと笑顔にしてから撮るべきだった(眉毛と鼻が動かせるのです)。

寄り弁にならないように注意深く持ち帰ったつもりだけど、これでいいのか。

中身は、炊き込みご飯の上に諸々のおかずが乗っかった素朴なもので、全体の感じはだるま弁当(たかべん)に似ています。ただ、具の味付けだったり、組み合わせは、こっちのほうが少し軽めで好きかな。個人的には、つきこんの煮物とか、カズノコとかが、ちょっと嬉しい。赤いサクランボも、かわいいアクセントでよい。

具がとりどりで、最後までおいしいし、この雪ダルマ型が、意外にも持ちやすくて、きっと外でも食べやすかったと思います。

夫は、CoCoLo新潟本館の新潟小川屋で買ってきた、のり弁当。

これねー、パッケージもすごくかわいかったし、なにより店頭で見るだけでもすごくおいしそうだったんだけど、実際、とてもおいしかったそうです。魚があんまり好きじゃない夫が、おいしかったというんだから、かなりおいしいんだろうなぁ。

ホームページには紹介されていないので、店頭でだけのサービス商品なのかもしれません。ちなみに、これで800円。ホームページを見ると、他の焼き魚もすごくおいしそうなので、今度はぜひここでもお弁当を調達したいな…と思っちゃいます。

雪だるま弁当を食べたあとだというのに、もうひとつ。買えたらうれしいなーと思っていた、「湊町にいがた 華やぎ弁当」(新発田三新軒)があったので、ついつい買ってしまいました。そして、満腹だというのに、食べてしまう。

旧新潟税関庁舎のイラストがちょっとノスタルジックな、小ぶりのお弁当です。

観音開きになっていて、パカッと開くと、内フラップの部分にお品書き。お酒のおつまみにいい感じのメニューが並んで、楽しくなります。

たらことか塩引き鮭とか、さすが三新軒って感じなんですけど、赤かぶの漬物とか、急にパンプキンサラダとか入っていたり、変化球もあって、これはいいなぁ。以前食べた、磯の漁火(ハイマート)もすごくよかったけど、これも相当よいですよ。おいしかったです。

ということで、駅弁とカップ酒にまみれた新潟旅でした。久しぶりに、新幹線にもたくさん乗れたし、楽しかったなぁ。

徳島旅行(4日目)

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今日も早朝から徳島中央公園を散歩。徳島の旅も4日目にしてようやく青空が拝めまして、助任川河岸の景色も清々しい。

今日も、アオサギの集団がすごかった。

今日は、幼鳥も発見。子供は保護色なんだなぁ。

地元のライオンズクライブが寄贈した看板に、城山(徳島城が築かれた山)で見られる野鳥の一覧がありました。オオルリ、カワセミ、ゴイサギ、コゲラ、ヒヨドリ、センダイムシクイ、セグロセキレイ、キセキレイ、ハクセキレイ、カワラヒワ、メジロ、シロハラ、キビタキ、ムクドリ、ジョウビタキ、ヤマガラ、キジバト、トビ、ツグミ、アオサギ。書き出してみると、沢山いるなぁ。街中の公園とは思えないラインナップ。

今日の朝ごはんは、たかしまコーヒー店へ。地元の人気店らしく、出勤前にお腹に入れていく常連さんや、電話注文で、朝から賑やか。ハンバーグサンドも気になったんですが、朝からあんまり飛ばすのもよくないな…と、モーニングセットから、ハムチーズサンドのセットで。

食後に、もう少し市内をぶらぶら。新町川水際公園でひと休みしていたら、かわいいカモの親子がいて、バシバシと写真を撮りまくってしまった。それにしても、徳島市街は、いい遊歩道が多いですね。

帰宅後に、ネットで徳島新聞を読んでいたら、「アイガモひな新たに4羽誕生」(2019.7.10 18:13更新記事)なんて記事があって、あれ、あの時見た子じゃないの、とちょっとびっくりしたのでした。地方紙って、こういう暇ネタも割と大きな記事で紹介してくれたりすることもあって、結構面白くて好きです。

さらに、街中をぶらぶら。徳島といえば青柳では? と思い、当然ランチですら食べることは叶わないけど、店先くらいは拝んでいこうかとお店を探してうろうろしたり(本店かなと思われる住所まで行ってみたのだけど、よくわからなかった)、「ブラタモリ」の徳島の回(#128阿波踊り、#129鳴門)で登場した場所をめぐってみたり。どうでもいい話ですが、この回で「ブラタモリ」は都道府県全制覇を果たしたそうです(初回放送から10年ほどかかっているそうです)。

上の建物は、阿波踊り誕生の再現ドラマシーンで登場した、料亭しまだ。あたり一帯、夜のお店や接待の時に使うような料理屋さんがひしめいている中で、不思議な存在感を醸し出していました。

街中にぐるりと川(新町川)が巡っていて、本当に気持ちがいい。

道は広いし、きれいに整備されているし、あまり高層の建物はないし、ごちゃごちゃしていなくて、いい街だなーと思うのですが、ひとつ引っかかっているのが、いままで歩き回ったエリアには、大型スーパーと本屋を全然見かけなかったということ。住宅地はもう少し駅から離れたエリアに広がっているってことなのかなぁ。

ホテルに戻って、最後にもう1回温泉に入ってからチェックアウト。荷物を駅前のロッカーに預けて、最後の観光へ。もう時間もないので、市街地にある観光施設をさっと回ります。

ところで、これはホテルのお風呂の出入り口に貼ってあった、振り込め詐欺防止の啓発ポスター。さすが徳島、阿波浄瑠璃なのかー、シブイ。と、ちょっと感心してしまった。阿波十郎兵衛屋敷も行ってみたかったんですが、時間が取れず残念。

やはり、徳島に来て、阿波踊りを生で見ずに帰るのはもったいないので、まずは「阿波踊り会館」へ。特設ステージで、生の阿波踊りが見られます。昼は会館専属の連、夜は有名連が踊ってくれます。これが結構面白い。

ちなみに、見るだけでなく、最後は観客もみんなでステージに上がって踊るのですが(事前に簡単なレクチャーがあります)、最後に、何人かピックアップされて「よく踊れましたよ」ということで、記念品を授与されます。私も、どこがよかったのか選んでいただき、会館オリジナル手ぬぐいを頂戴しました。ありがとうございました。おかげさまで、阿波踊りにかなり興味を持ちまして、帰宅後は、8月末にNHKで放送された、阿波踊りのダイジェスト番組まで見ちゃいました(さすがに、高円寺の阿波踊りは人が多いのでパスしましたが)。

会館2階の窓には、有名連の名入りの提灯が飾られていますが、これでもまだ一部なんですってね。阿波踊り会館HPの有名連紹介ページ、動画もあって、かなり楽しい。

お昼は、もう1回徳島ラーメンも捨てがたかったのですが、昨日食べたパンがとてもおいしかったので(コーヒーも)、再び、可否庵へ。私は、ベーグルセットで、アボカドエビチーズ。中身もたっぷり、サラダもたっぷり。サーブされたときに、「食べにくいかもしれないけど、ごめんね」といわれたんですが、食べづらさは全くありませんでした。

ベーグル自体がものすごくおいしくて、程よい歯ごたえで、気合入れてかみ切らないとダメってこともなく、とにかくおいしい。中身も、アボカドが程よくマッシュされていて、エビとチーズも食べやすいサイズに切り分けられていて、ベーグルとしっかりなじんでいて食べやすい。ベーグルサンドってのは、ほぼ、食べるのにやや不都合があるものだと思っていたのですが、普通のサンドイッチのように食べられるものもあるんだなぁ。おいしかったなぁ。

ランチタイムだったのですが、ふとまわりを見ると、ちょっとおしゃれな感じの若い女性の一人客が目立ちました。そうだよな、昼休みくらい、人に気を遣わずに過ごしたいよね。

ひとつ悔やまれるのは、店頭に、オーバッシュクラストのベーグルがいろいろ置いてあったのに、なにひとつ買わなかったこと。旅先でパンって…と、一瞬躊躇したのがまずかった。荷物は大きくなってもいいから、欲しいものは買って帰らんと。

照りつける日差しを避けるべく、徳島城博物館と、併設の旧徳島城表御殿庭園へ。このお庭が素晴らしかったです。入場料は、博物館が200円で、庭は50円なんですが、これで50円はすごいな。

お庭を作ったのは、上田宗箇という茶人だそうですが、阿波青石を贅沢に使ったダイナミックな雰囲気のお庭で、大変素敵でした。検索したら、元武士で、古田織部のお弟子さんなのですね。

全然人がいなかったので、足を踏み入れていいエリアとダメなエリアが全然わからず、ちょっとドキドキしました。ところで、検索していたら「おにわさん」というサイトを発見しまして、なんだかすごいなぁ…と思ったので、リンクを貼っておきます。

こんなところにも、アオサギの子。どうやってきたんだろう。もう、飛べるのかな。

時間的に、立ち寄れるのはあと1か所くらいかな…といった微妙な時間帯。早めに空港に行って手じまいしちゃうのもありだったけど、まぁせっかくだからと、ひょうたん島クルーズへ。結論としては、ここ行ってよかった。気持ち良くて、水辺の街・徳島を十二分に堪能しました。

なお、船賃は無料ですが、保険料として300円が必要です。ライフジャケットを着用して乗船します。遊覧時間は30分ほどです。

ボートは10名ほど乗船可能な大きさなんですが、この時はたまたま乗客は私たちだけで、貸し切り状態。船頭さんも気さくな人で、いろいろ解説しながら進んでいきます。思ったよりスピ―ドを出していて、風切る感じが気持ちいい。そういえば、「ブラタモリ見ましたよ」と言ったら、タモリさんは3月9日に来たなぁ、と言っていました。

上の写真は、「お城(徳島城)の松だよ」といわれて撮影したもの。藩政時代からの松だそうで、そう聞くと、ありがたみがぐっと増す感じ。

眉山です。万葉集にも歌われている美しさですからと、誇らしげに説明してくれる様子が、街の大事なシンボルなんだなぁという感じが伝わってきて、私もなんだか敬虔な気持ちになります。ちなみに歌は、「眉のごと 雲居に見ゆる 阿波の山 かけて漕ぐ舟 泊しらずも」。

市街地の中にぐるりと川が巡っているだけあって、とにかく橋も多い(全部で22)。しかも、水面が高いので、結構ギリギリ。平日は15時40分が最終ですが、なぜかというと、それ以降潮位の関係で水位が上がるからだそうです。

橋の下を通るたびに、ちょっとドキドキ。私が乗った時間はまだお昼ちょいすぎでしたが、ここ数日の雨の影響もあって、もうすでに、たっぷりめでした。

それにしても、30分とは思えないほどの充実したクルーズでした。7月8月は夜もやっているそうで、そうか、昨日でも一昨日でも夜に乗りに来ればよかったな、と。きっと、気持ちいいし、きれいだと思います。

さて駅前に戻って、最後に、もう一度味わっておこうと、舩本うどんで、鳴ちゅるうどん(徳島うどん)。やっぱりおいしい。そして、少し残念だったのが、メニューを見て気になっていた「ばら寿司」が、今回も品切れだったこと。写真を見ると、金時豆が入っているようなので、ってことは、「金時豆入りかきまぜ」なんだろうなぁ。

徳島では、いわゆる「ちらし寿司」のことを「かきまぜ」と呼ぶそうで、私の好きな庄野潤三の晩年シリーズでは奥様が頻繁に作るシーンが出てきます。機会があれば食べてみたいな、と思っていたのですが、そもそも今回の旅行ではご飯ものを食べる機会がほとんどなかった。これもまたの機会に持ち越しです。

食後は、お土産物色タイム。夫は、俺、コーヒー飲んで待ってるわというので、「行ってみたい店リスト」の中から森珈琲店という喫茶店を勧めたら、とってもいい喫茶店だったとのことです。

パンパンになったコロコロを引っ張って、空港行きのバスに乗る。さようなら徳島。

行きは18時間もかけて行ったのに、帰りは飛行機で1時間。むしろ、羽田から自宅までのほうが時間がかかるわって状態。飛行機ってすごいよな。

荷物を解いて、風呂入って、徳島のソウルフード、金ちゃんヌードルで一息入れる(ちなみにこれは、旅行前に交通会館の徳島・香川トモニ市場で買ったもの)。カップヌードルより優しい味わいで、好きだな。

食後に、菓游 茜庵のほんわらび。これが、また、とってもおいしい。本当はね、ここの本店のイートインでお茶したかったんだけど、行けなかったので、そごうの地下で購入。雰囲気のいいお店だったし(順番待ちの間に、じゅうす すだちを出してもらった)、お菓子もすごくおいしかったので、今度はぜひ。お茶は、あるでよ徳島で買ってきた、阿波藍茶。かすかな酸味があって、お茶というか、ハーブティーみたいな味わいでした。

ホント、徳島の旅、楽しかったです。初めて四国上陸も果たしたし、色々まわれて、大満足の旅でした。

徳島旅行(3日目)

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せっかくなので、少し早起きして、徳島中央公園まで散歩してみる。徳島城の石垣がかなりの距離で残っており、これだけでもかなり往時の雰囲気がしのばれます。阿波青石がみっしり積まれていて、美しい。街中同様、とても歩きやすい遊歩道が整備されていて、朝ランやウォーキングに励む市民の方が、結構おられました。

なんだか雰囲気のある崖やね…と思ったら、海蝕痕でした。山頂のほうは、未だに原生林が残っているそうです。ちょっとひっそりした雰囲気があって、よい感じなのです。

官公庁系のサイトに適切なページが見当たらなかったので、案内板の写真も貼っておく。

ん、何か、どぶ池のような生臭さが漂う…と思いつつ、見上げると、アオサギの大群が木に止まっていて驚いた。

私のスマホの性能ではこれが精いっぱいなんですが、肉眼で見ると結構な迫力。頻繁に飛び回っており、悠々と空を飛ぶアオサギの姿をたっぷり堪能できるのもとてもよい。繁殖期だったのか、幼鳥もちらほら見かけました(かわいい)。

ふいに視界が開けたと思ったら、川。助任川です。天気がいまいちなのでアレですが、非常に気持ちの良い景色です。ごく普通に水辺のある街って、ちょっとうらやましい。

給水栓ボックスも、阿波踊り。

「竜王さんのクス」という愛称を持つクスノキ。もう少し近寄って見てみたかったのですが、雨上がりで足元があまり良くなかったので断念。室戸台風で倒れてしまったのですが、なぜか伐採されず、そのまま放置されたおかげで、生き残った一部が枝をのばし、迫力ある姿になっています。

なかなか官公庁系のサイトにちゃんとした説明を掲載したものがないので、詳しい説明はここ人里の巨木たち)やここ巨樹と花のページ)を見るのが良さそう。この2つのサイトとも、ホームページの形態から判断するに、20~25年ほど続けれおられそうな雰囲気ですが、すごいなぁと思う。

徳島鉄道年表の碑。旅先では駅弁をチェックするのが楽しみなんですが、徳島って実は、駅弁業者のいない県なんですってね。これ知ったときにはびっくりしましたが、そもそも鉄道ファン的には、電車の走っていない県として知られているそうです(徳島駅には、JR四国の4路線が乗り入れているが、すべてディーゼル車)。

ちょっと街中を歩いてみた感触でも、長距離バスが日常的に活躍している雰囲気があって、本州の大都市行きの車両もたくさん見かけました。短距離の移動は自家用車が担っているでしょうし、電車の出番はあまりなさそうな気もします。

この隣には、8620型蒸気機関車が展示されていました(NHK新日本風土記アーカイブス「みちしる」で走っている姿が見られます)。昭和46年に廃止になって、ここで保存されているそうです。海蝕痕、貝塚、原生林、石垣、クス、蒸気機関車と、いろんなものがここに残されていて、この公園はタイムカプセルみたいな存在だなとも思いました。歩いていて、非常に楽しかったです。

本当は、城山の頂上、天守跡も見てみたかったんですが、時間切れ。朝ご飯を求めて、可否庵という喫茶店に向かいます(おでかけコロカルの記事はこちら)。そういえば、隣のしまだお好み焼き店もリストに入れていたお店のひとつなんですが、今回は寄れなかったなぁ。

店内に入ると、常連さんと思しき方がふたりほど。でも、一見の旅行者でも入りやすい雰囲気です。一応確認しましたが、奥のテーブル席に座ってゆっくり食事できました。モーニングメニューも色々あって少し悩みましたが、トーストセットで。バタートーストも、サラダも、コーヒーも、全部おいしかった。

パンは、地元の人気店O-ba’sh crust(オーバッシュクラスト)というお店のものだそうですが、パン自体とてもおいしい。焼き加減も素晴らしく(この、切れ目を入れてくれているのがすごくいい)、厚切りのトーストも、ペロッと食べられました。

満腹になったし、もう十分、あちこち出かけた気分になりましたが、実際は今日の本番はここから。今日は1日、大塚国際美術館で過ごすのです。というか、今回の徳島行きは、「フェリーで徳島に行って、大塚国際美術館に行く」のが最大の目的だったので。逆に言うと、それ以外、徳島に行って何をする? というのが、思い浮かばなかった…というのもあります。

徳島まで来てみると、いろいろ見るところもあるなぁというのも分かったんですが、東京でプランを練っている間には気づけなかったです。旅行プランを練るのって、難しい。

徳島駅から大塚国際美術館へは、路線バスで行くのが基本なんですが、オープンは9時半なのに、平日の始発は9時(片道90分ほどかかる)。ということで、電車で行くことに。所要時間はあまり変わらないものの、開館時間に合わせて出発できるのは大きい。おかげで、四国で初めて電車(正確には列車)に乗ることが出来ました。軽く乗り鉄なので、嬉しい。

徳島駅から鳴門駅までは、鳴門線で1本。正確には、徳島駅から勝瑞駅までは高徳線だが、鳴門線がほぼ全線乗り入れしているので、池谷駅で乗り換えすることなく1本で行ける。勝手なイメージで、東京ほど混雑電車じゃないだろうと気楽に乗り込んだら、ちょうど通学時間帯だったようで、かなりの満員電車。ほぼ全員が熱心に教科書やノートを読んでいたので、どうやらテスト期間中だったようです。ほとんどの学生さんが勝瑞駅で降りたので、徳島北高校の学生さんだったのかな。

1時間ほど揺られて、鳴門駅に到着。終着駅を示すマークの付いた車止めがあったので、何となく撮影(六角さんの真似)。

ここから徳島バスに乗り換えて、大塚国際美術館前まで。土地勘が全くないので、隣の市でしょと、徳島市から鳴門市までの移動を甘く見ていたんですが、電車だけで1時間。バスは20分ほどですが、バス待ち時間を含めると30分ほどかかるわけで、ざっくり1時間半。

そういえば、最初は鳴門駅前のバス停で待っていたんだけど、ただ待つのに飽きた夫が、少し歩いたところにある鳴門郵便局前のバス停から乗れば、ここより一足早くバスに乗れるぞと言い出して、地味に暑い中をふらふらと歩いて移動。実際、駅前で待っていた人達よりも早く乗れたのですが、駅前から乗り込んでくる人もさほど多くはなかったので、そのまま駅前で待ってから乗っても、普通に座れた気がする。バスを待っている間に朝顔がきれいに撮れたので、よしとするか…。

天気は悪いけど、海沿いの道はやっぱり気持ちいい。大毛島に入ったら、いくつか大きなリゾートホテルがあって、ああそうか、大塚国際美術館をメインにするんだったら、この辺に泊まってもよかったのか、と気づいた。海岸もきれいだったし、大鳴門橋周辺に公園とかいろいろあるみたいだったし、のんびりできて良さそう。実際、この辺から乗り込んでくる団体がちらほら。

やっと、大塚国際美術館着。大型バスが何台も止まっており、色んなルートでお客さんがやってきているんだなぁと、ぼんやり思う。美術館の向かいに、竜宮城みたいな建物があって、何かしら? と思ったら、潮騒荘という建物で、もともとは大塚製薬の創業家の自邸で、現在は会社の迎賓館(社員用の保養所)として利用されているようです。ところで、検索していたら、この建物、別名「竜宮城」というらしいです。まさに。

この美術館は、地下3階、地上2階の5階建てですが(フロアマップ)、メイン施設はほぼすべて地下にあり、地上に出た部分はおまけみたいな構造になっています。本当はガツンと山の上に立てるつもりだったそうですが、景観条例か何かに引っかかって、ほぼすべての建物を山の中に作らざるを得なかったとのことです。それって、箱根のポーラ美術館に似てるなぁと思いました(ここも素敵な美術館です)。最初は、なんでこんな手間をかけてここに作るのかと疑問だったんですが、創業家にゆかりの土地に建てたかったんですね。それにしても、山をくりぬいて美術館を作るって、もう字面だけですごい。

正面玄関でチケットを買って、入場してすぐのところにある40mのエスカレーターを上って、まずはB3へ。真ん中に階段もありますが、当然、ここを上る人は皆無でした。入場したらすぐ地下3階って、不思議な感じがあります。

まずは、この美術館のアイコンともいえる、システィーナ礼拝堂がお出迎え。本物を見たことはないですが、なんというか凄い。圧倒される。ここだけで何十分も見入ってしまう。ここで毎年、システィーナ歌舞伎が上演されていますが、やっぱり一度くらいは観てみたいものだなぁ。

ここは、米津玄師が2018年の紅白で生中継で歌った場所でもあるそうで、その時の記念パネルも。

大塚国際美術館は、いくつか実際に行った人のブログなどを見ていて、「ガイドツアーで回ったほうがいい」というアドバイスがあったので、まず最初は2時間のツアーでざっくりひとまわり(定時ガイドの案内)。

結論として、絶対ツアーで回ったほうがいい。無料だし。とにかく点数が多いのでさっくり見てしまいがちなので、ツアーはほんとにありがたかった。体力のない私は、「最後の晩餐」あたりに到着した時はすでにヘロヘロで、ガイドさんがいなかったらもっと雑に見ていたはず…(「最後の晩餐」は、修復前と後を向かい合って展示しており、見比べると大変面白いです)。

陶板なので写真撮り放題だし(撮りまくった)、有名なもの、貴重なものはすべて収集(制作?)するぞという貪欲なコレクション内容なので、普通の美術館よりもラフに楽しめる感じでとてもよかったです。数年前にこの美術館の存在を知ったときは「超メジャーな絵画の原寸大の偽物を1000点以上並べた美術館」という紹介のされ方だったので、「何のギャグ?」と思ったものですが、実際に行ってみると、陶板の再現力はすごいし、大真面目な美術館でした。なお、休日だと、企画性の高いものや、美術評論家さんがガイドしてくれるツアーもあります(事前予約制)。それもちょっと参加してみたかったな。

ツアーを終えて、お昼ごはん。ご飯が食べられるところは3か所あるけど、一番、食堂っぽい食事が食べられる「カフェ・ド・ジヴェルニー」で。私は、何となく鳴門っぽいイメージを求めて鯛炙り丼、夫はヴィーナスカレー(シーフードカレー)。夫のカレーの器はホタテ貝型で、それはまさに、アレ(ヴィーナスの誕生)ですな…。器のインパクトが結構強くて、カレーを頼んだ人はたいてい最初にこれを見て、ふふっと笑っていたのが、ちょっと面白かった。

こういう施設のご飯というのは、高いだけであまり…というイメージがあるんですが、ところがどっこい、両方とも程よい価格でなかなかおいしくて、私の中で大塚製薬のイメージが上昇。我ながらちょろい奴。

少し休憩して、今度は改めてじっくり見て回った後に、再び、「カフェ・ド・ジヴェルニー」で休憩。モネの池を眺めながら、モネの「水連:緑のハーモニー」をイメージした、完熟メロンのハーモニーパフェ。このパフェは、かなりおいしかったですよ。おかげで、私の中で、大塚製薬のイメージが…(以下略)。

一応、まわれるところは全部回ったつもりなんですが、さすが全部見ると4キロ歩くことになるというだけあって、最後はバテバテ。見終わって、余裕があったら、鳴門の渦潮も見たいななんて思っていたんだけど、体力的にも時間的にも無理でした。あと、お庭が気持ち良い空間なんだそうですが、天気が悪かったので出られずに、ちょっとそれが残念でした。今度行くときは、鳴門周辺で宿をとって楽しみたいです。

また2時間近くかけて、徳島駅前のホテルに戻り、3つ目のミッションにしていた「鳴ちゅるうどん(なるちゅるうどん)」を求めて、駅前をふらふら。早く気づけよって話なんですが、鳴ちゅるうどんって、実は鳴門市のご当地グルメ。徳島市内もないわけじゃないけど、少ない。

駅前のそごう(アミコ)の地下に、舩本うどんの支店があることが分かったので、そこで晩ご飯。鳴門うどんにわかめトッピング。

うー、これ、すごく好きだな。やわらかくて不揃いで平べったい手打ち麺、あっさり澄んだお出しに、刻み揚げとネギ少々。優しい味で、身体に染みる。私、麺にコシはそんなにいらないタイプなので、このうどんはかなり好き。おいしいわー、毎日でもいいなー。

阿波踊り会館で阿波踊りの夜の公演を見に行くというチョイスもあったのですが、体力的に無理そうだったので、そごうのデパ地下でちょっとお惣菜を物色して、ホテルでゆっくり。

夫がわざわざ見晴らしのいい部屋を指定して取ってくれていたので(結婚記念のお祝いを兼ねての旅行なので、少し奮発してくれたようです)、カーテンをあけるとぐるりと駅前が見渡せて、ちょっといい感じなのです。ありがとう、夫。向かいに見える駅ビルの屋上のビヤガーデンが大盛況で、夏なんだなぁと思いました。

徳島旅行(2日目)

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フェリーの中で目覚める朝。雨が降っていたけど、すでに、先週の時点で旅行期間中はずっと雨の予報が出ていたので、諦めはついていたのもあって、あまり残念感はなかったです。船は揺れるのかしら…とそっちのほうが気になっていましたが、全く揺れず、ああよかったと。

こんな感じで代り映えのしない景色が続くのですが、ぼんやり見ていても全然飽きない。個室にしてよかった。

朝ごはんも自動販売機から。さっぱりめの食べ物は…と、かき揚げそばに。添付のつゆと指定の量の水を注いでから、レンジでチン。駅そばを思わせる味わいで、これはこれで好きだな。

部屋で食べてもよかったけど、エントランスホールで。たるっとした雰囲気がたまらなくよい。

夫は、「クリームパン」と書かれたパンを買ったのだけど、いわゆるカスタードクリームが入ったパンではなく、「生地にクリームを入れています」という意味でのクリームパンだったようで、具なしのパンだったそうです。残念でしたね…。

部屋に戻って、お風呂。24時間自由に入れるし、窓があるので、海を見ながら風呂に入れるのもいい。まぁ、今日は天気がよろしくないのでそこは残念でしたが、明るいお風呂で気持ちいいです。ちなみに私は、お風呂は2回行きましたが、誰にも遭遇しませんでした。

せっかくなので、艦内探検でぶらぶら。フォワードロビー。

天気が良ければ、さぞや気持ちのいい空間だったろうなー。

雨が落ち着いてきたので、展望デッキにも行ってみることに。

当たり前だけど、誰もいない。しかし、ここも、天気が良ければさぞや気持ちのいい場所だったでしょうね。ちょっと2時間ドラマ的雰囲気もあり、よい。

かなり風が強いので、こういう看板を見ると、ちょっとドキドキしてしまう。風で飛ばされるような体格ではないんですが…。

緊張しながら海面を覗き見たけど、海自体は穏やかでした。こうやって肉眼で海を見ていると、船は結構なスピードで進んでいることが分かります。

上陸前の小腹満たしに、助六をチョイス。冷凍食品の太巻きってどうなんだろ…と思ったけど、意外とおいしかった。温かくても、問題ないんだなぁ。

エントランスホールは結構広いのですが、カウンター、二人席、四人席、もうちょっと大人数で座れる席と、意外とバランスよく配置されています。テレビもありますが、テレビの前の席が一番人気かも知れません。

カウンター席も、結構人気。常に誰かしら人がいます。意外と、他の船の姿を見ることがあまりないので、これくらいの距離で船が見えると、ちょっと「おお」という気分になります(ここに写っている方は、乗客のどなたかで、夫ではありません)。

沖洲に近づいてきました。ずっと海ばかりだったので、陸地が見えると、ちょっと不思議な気持ちになります。入港に際して、タグボートで寄せるのかなと期待して待っていたのですが(タグボートが大きな船を引っ張るところを見るのがなんとなく好きなのです)、使わなかったようです。

フェリーは何度も乗っているベテランおじさんの話を何とはなしに聞いていたら、どうやらこのフェリーは基本タグボートを使わずに接岸するそうで、すごく天気が悪い時だけ使うようです。夫は昨年、同じフェリーからタグボートを見ているそうですが、それって、レアケースだったってことなのかなぁ。

ギャングウェイをのばしているところ。明るいせいか、有明から乗り込んだ時のようなありがたみはあまり感じませんでした。実は、私は、これが四国初上陸。

夫からは、Wi-Fiも入っていないし、かなり時間を持て余すよと聞いていたので、一応、分厚めの本を持ってきていたんですが、ご飯食べたり、風呂入ったり、艦内をぶらぶらして、窓の外を眺めているだけで、十分時間がつぶれてしまった。個室なので部屋にもテレビがあるのですが、それも一切つけず。

やっぱり、個室に窓があるっていうのが大きくて、海を眺めているだけで十分リフレッシュ感がありました。今度は九州まで行ってみようかしら。34時間半かかるけど何とかなりそうな気がする。

阿波踊りのポスターがお出迎え。やはりパワフルです。

市営バスで、徳島駅前まで移動。20分くらいでしょうか。駅前に大きなヤシの木がいっぱいあって、ちょっとびっくり。やっぱり四国って、南国なんだな。べたりと肌にまとわりつくような蒸し暑さで、これも南国ゆえか…と思ったのですが、旅行から帰宅後に関西の人にその話をしたら、「いや、ただ単にその時期ものすごく暑かっただけだよ」といわれました。そういえば、関東は今年の夏の前半はやや冷夏気味で、まだ今年はここまでの蒸し暑さを体感していなかった…。

ホテルにチェックインして、何か軽く食べましょうということで、まずは徳島ラーメン。ホテル近くの麺王というお店に入りました。徳島ラーメンに、わかめをトッピング。驚くほど山盛りのわかめが乗っかってきてビックリしましたが、正直嬉しい。こんなにたっぷり乗せてくれるなんて、さすが、わかめの国。

徳島ラーメンって初めて食べましたが、うーん、美味しい。すごく好きな味です。

徳島ラーメンは、現在は、白系、黄系、茶系の3系統に分かれているようですが、古くは茶系のみだそうで、豚骨ベースのスープ+濃い口しょうゆ、細めのストレート麺、甘辛く味付けした豚バラ肉、の3点が特徴のようです。色は濃いけど、意外とさっぱりしているし、小盛りが基本なので(たくさん食べたい人は替え玉をする)、私でもすっきり食べられる。一口食べた感想は、和歌山ラーメン(井出商店)に似てるなぁ、でした。

店内は学生さんが多かったですが、それも納得。1杯500円なんですよね。学校帰りに食べるには量も値段もちょうどいい。これくらいのラーメン屋さんが近所にあったら、私ももうちょっと、気楽に食べられるのにな。うらやましい。

旅行前には、何かしら1冊はガイドブックを買うんだけど、徳島単独のガイドブックってないんですよね(「ことりっぷ」になかったのは軽くショックだった)。他の県のような観光案内所を兼ねた物産館も近くになく、最終的に今回一番参考にしたのは、「おでかけコロカル」の徳島編。徳島市内の喫茶店を紹介してくれていたので、いくつかチェックしていました。

ということで、その中のひとつである、たかしまコーヒー店に行く。

夫はレギュラーコーヒー、私はイタリアンローストコーヒー。

お店の人に、「イタリアンは苦いですよ」といわれたのでちょっとドキドキしましたが、飲んでみると、すごくおいしい。パンチがあるけど、後口がきりっとしていて、久しぶりにおいしいコーヒーを飲んだなーという気分で嬉しくなった。レギュラーコーヒーもすっきりふくよかでおいしかったです。カップもかわいい。

コーヒーのお供にロールケーキ。ふわっふわでおいしかった。

サンドイッチメニューが豊富なことでも有名だそうです。これはすごい、目移りするなぁ。そういえば、店内の本棚に大杉漣さんとお店の人が映った写真が飾られていました。徳島県小松島氏の出身なんですね。

徳島市街を歩いてすぐに感じたのは、すごく、歩きやすい街だなということ。視界が広く、道幅も広い。なんでだろうと思ったんだけど、ひょっとして、阿波踊りがあるから? なんでしょうか。

あと、歩道を歩行者と自転車に分けるのはどこの町でもやっていますが、市民の皆さんの浸透度が深いなと思いました。とにかく歩きやすい街で、さらに好印象。

街のあちこちに、阿波踊りのモニュメントがあるのですが、これは、新町橋のタイルアート。夜になるとライトアップされて、ちょっと遠目から眺めると、とてもきれいなようです。

阿波踊り会館に行ってみました。逆台形の形状が異様な迫力があって、遠目からでもかなり目立つ建物です。

1Fには、徳島県物産観光交流プラザ「あるでよ徳島」が入っているので、そこを1周しつつ、なると金時おいもアイスキャンディーを食べてひと休み。

2Fに阿波踊りホールがあって、あの阿波踊りが生で見られるのですが、今回はパスして5Fの眉山ロープウェイへ。徳島市街が一望です。吉野川がバーンと流れて、遠くに見えるのが紀伊水道。海、川、山が揃った街なんだなぁということが分かります。

眉山にはいろんなモニュメントがありましたが、これはモラエスの像。明治後期、ポルトガルの軍人として日本に赴任し、神戸総領事になったあと、職を辞し、徳島に隠遁していくつものエッセイを故国に送り、日本で亡くなった人だそうです。この視線は、ポルトガルへ向いているそうです。

徳島ゆかりの作家といってもあまりピンとこず、瀬戸内寂聴と海野十三くらいかと思っていたら、賀川豊彦も出身とのことで、立派な文学碑がありました。徳島についてから、文学館(徳島県立文学書道館)があることに気付きましたが、寄る時間が取れなかったので、また今度。

急に山頂の開けたところに、東南アジア的な建物が見えたので何だろうと思ったら、パゴダ平和記念塔だそうです。第二次大戦の戦死者慰霊塔で、徳島県のビルマ会(旧ビルマからの帰還兵によって作られた会)によって建設されたこともあって、シュエダゴン・パゴダをモデルにしているそうです。この周辺が展望台になっていて、徳島市街を一望できます。なかなかの絶景で、夜はさらにいい景色だろうな。

入場料200円で内部を見学できるようですが、この日は閉っていて見られず。

展望カフェと無料休憩所があるので寄ってみる。パコダもそうだけど、これもかなりインパクトのある建物です。

展望カフェは「マチ☆アソビ」とコラボした「マチ☆アソビCAFE 眉山」というカフェだそうで、アニメグッズがいっぱいありました。無料休憩所にも声優さんの手形がいっぱい飾られていたけど、もう、アニメは全く疎くなってしまって、何が何やら全然わからない…。徳島県はアニメとのコラボレーションを積極的に行っているそうで、どおりで、行く先々でアニメの看板が多いわけだと合点がいきました。

慰霊碑とか、アニメカフェとか、かんぽの宿もあるし、各種インフラの鉄塔もにょきにょき立っていて、眉山山頂はなかなかカオスな場所なのですね、と思ったのでした。

ロープウェイで登って降りて、サクッと済ませるはずが、思いの外歩いてしまったので、ロープウェイから見えた天神社にも寄ってみる。徳島眉山天神といって、天神さんなんだけど、縁結びにもかなり力を入れているようです。後で知ったのですが、ここの御朱印は独特の美しさで知られているようでして、確かにホームページで見ると、カラフルできれい。やっぱり、旅行に行くときには、御朱印帳も持参せんといかんね。

徳島市街は、やはり阿波踊りモニュメントが多い。編み笠モチーフは、至る所で見かけました。

紺屋町のバス停にある、阿波おどりカラクリ時計。

ふーんと通り過ぎただけだったんですが、後で、徳島市のWebサイトを見たら、10時から20時までの間に2時間おきにカラクリが動くそうです。しかも、18時、20時の回は7色のLED照明の演出付きだそうです。後日、Youtubeにアップされているのを見ましたが(「阿波おどりカラクリ時計」で検索すると、いくつか出てきます)、バス待ちの間にこれが流れたら結構シュールだろうな、と思いました。

新町川にかかる両国橋の欄干。

徳島市街は橋が多くて、本当に水の街なんだなと、実感します。

徳島に行くならぜひ食べたい、と思っていたものが3つあって、ひとつは徳島ラーメン、もうひとつはお好み焼き、3つめがなるちゅるうどんでして、早速、2つ目をクリアするべく、はやしへ行く。徳島市街は、お好み焼き(鉄板焼き)やさんがあちこちにあって、どこもレビュー数も星の数も多い。お好み焼きは日常的な食べ物ということなんでしょうか。

晩ご飯より少し早めの時間に入ったつもりだったんですが、もう満席だし、私たちの後も途切れずにやってきます。持ち帰りの人も多いし、なんかもう、勢いだけで結構当てられた気分です。

なんで、徳島に来てお好み焼きなのかというと、徳島のお好み焼きには甘く煮た豆が入ったものがあると聞いたからです。ということで、私は、いか玉天に豆をプラス、夫は豆玉を注文。

中央の大きな鉄板でお店の人が焼いたものを、目の前の鉄板においてくれるというシステムです。マヨネーズは別料金で、基本、ソースだけで食べます。ソースはウスターっぽいピリッとした感じで、お好み焼きは小麦粉じゃなくて片栗粉を使っているのかな、という感じの生地で、結構食べ応えがありました。

肝心の豆ですが、私は、「うん、甘いね」とアクセント程度に感じるくらいで、まぁこんなもんか…という感想だったのですが、それを伝えたら夫が「俺のとは違う! そんなかわいらしい甘さではなかった」と、珍しく丁寧に食べた感想を教えてくれました。

曰く、豆天は、これでもかと甘い豆が入っていて、食べても食べても甘い豆、そこにソースが加わって、俺はいったい何を食べてるの? 豆? お好み焼き? それともそれ以外の何か? といった感想が頭に流れ、何とも言えず独特の波状攻撃を感じたとのことでした。「まずくはない、すごい」だそうで、これは体験しないとだめだ、と言われたのですが、残念ながら、この後お好み焼きを食べる機会は訪れなかったのでした。これは、次の宿題にします…。

数年前の阿波踊りのポスターが貼っていましたが、やはり強い。パワーがある。

食後に駅前をぶらぶらしながら、ちょっと面白い看板などを撮影。旅先だとこういうのが楽しい。撮影しても、サーバの肥やしになるだけなんですが…。

これは、駅前のビルで催されていた阿波踊りの写真展の入り口。「殿様漣」という名前がすでにインパクト強いですが、写真もパワフルで強い。写真展自体は、しまっていたので見られなかったけど、これを見るだけで、なんかもう十分満足な気がする。

ところで、駅前商店街のポッポ街を歩いていたときに、店頭にかかしを並べたシュールなお店があったのですが、タイミングを逸して写真が撮れず、店名も忘れてしまって、心残りでした。ただ、帰宅して適当なキーワードで検索したら、私と同じようにかかしに興味を惹かれて、ブログにリポート記事を書いている人がいて、びっくり(こちら)。さすがインターネット。「けんど茶屋」という郷土料理のお店だそうで、改めて店名で検索したら、そこそこ知られたお店でした。今度行く機会があれば、ぜひに寄ってみたい(ということで、ブログに書き記しておく)。

タリーズで、まったりし、

ホテル近くのコンビニに久保田のアイスがあったので、お風呂上がりのおやつに食べる。

今回は、天然温泉があるということで、ホテルサンルート徳島に泊ったんですが、この温泉がなかなかよろしくて、嬉しい誤算でした。

徳島旅行(1日目)

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3泊4日で、徳島まで旅行に行っていました。実はそのうちの1泊はフェリー泊。昨年夫がひとりでフェリー(東九フェリー)をつかって九州まで行った話を聞いて、いいなぁ、楽しそうだなぁと思ったので、今年は私もチャレンジしてみることにしたのでした。

ただ、いきなり、東京(有明)から北九州(新門司)まではハードルが高いので、今回は中間の徳島(沖洲)までということにして、必然的に旅行先も徳島になったのでした。

下り便は、基本、19時半に有明を出港し、翌13時5分に沖洲着。14時20分に沖洲を出港し、翌朝5時半に新門司に到着します。これが祝日になると、有明18時発、新門司翌々朝6時半になるので、さらに2時間半ほど乗船時間が長くなります(スケジュール)。

長時間フェリーに乗るなんて、うんと昔に、東海汽船で竹橋から伊豆大島まで行って以来です。といっても、8時間ほど。寝て起きたら、もう着いたという記憶しかありませんが、今回は18時間近く乗船しますし、とにかく初めてなので、色々ドキドキしました。

普通、フェリー移動というと自家用車なんでしょうが、うちは車なしなので、国際展示場駅から東京港フェリーターミナルまで、無料の送迎ワゴンで連れて行ってもらいます。ワゴンに乗ったのは、私たちだけでした。

なんで、ここの建物、全体的に薄暗いのかしら…と思ったのですが、そもそも、徒歩でフェリーに乗りに来る人なんて、ほぼいないってことなんですね。終始、間違ったところに来たんじゃないか感がぬぐえず、ドキドキしました。

阿波踊りのポスターを見て、やっとホッとする。行く先で、様々なポスターを見かけましたが、阿波踊りのポスターは、写真もコピーも、総じてレベルが高いなぁと思いました。もともとの素材がパワーがあるってことなのかもしれません。

チケット手続きして、搭乗口へ向かうも、ホントに無人感すごい…。

3階ロビーの一角に飲食スペースがありましたが、これ、天気が良かったら最高だろうなという感じでした。ただし、ここの施設では、飲食を販売する店舗がありません(カップラーメンの自動販売機はありました)。

あんまり人がいないので、ロビー全体を撮ってみるなど。あまりに何もないので、早く到着しすぎると本当に暇ですが、BGMも人声もないので、もうすでに非日常感覚を味わえてすごくいいです。

出航5分前になって、ようやく声を掛けられます。

建物と船を繋ぐ筒状の橋、外から見ると不思議というか、ちょっと異形な形状に見えて、それだけで何となくワクワクしちゃうのでした。ちょっと検索してみたら、ギャングウェイというのだそうで。日本語だと舷門(げんもん)とか、人道橋というそうですが、語感的にギャングウェイを採用したい。

人がいないので、ギャングウェイの内部も、何となく素敵に撮影できました。なんだか、どこか違う世界に行くような気分になって、ちょっと気分が上がる。

フェリーびざんに乗船です。乗船すると、たちどころに日常感に引き戻される感じも、またなんだかいい。乗船したら、それなりに乗客もいたので、少しホッとする。皆さん、フェリーの旅はお手の物って感じの人ばかりでした。

移動途中にちらりと見えた、2等洋室。夫は昨年、これで乗船したそうですが、それなりにプライバシー性は確保されているそうです。ただ、2段ベッドなので、上の段の人は、いろいろ気を遣うことが多そう。

今回は、私も一緒ということで、2名個室です。MAXで3名まで入れるので、本当は3人で泊まったほうがお得です。

右側に取っ手の付いた白いものがありますが、これがベッドです。プルマン式で、布団は自分で敷きます(3人目は床で寝ます)。床はじゅうたんが敷かれており、ここでゴロゴロできます(これが最高)。2等洋室と違って、窓があるのがすごくいい! あと、テレビもあります。ただし、Wi-Fiはありません。電波(4G回線)は通っているので、一応、インターネットはできます。

救命胴衣を入れた棚が、それなりのスペースを占めているところが、いつもと違う乗り物に乗っているんだなーという実感をわかせてくれます。

フェリーに貼っていた、阿波踊りのポスター。これまたパワフルなデザイン。

お風呂(24時間好きな時に入れる)に入ってから、さて、ご飯。フェリーには、食堂がありません。エントランスホールに冷凍食品の自動販売機がずらっと並んでいて(メニュー表【PDF】)、それ買って、レンジでチンして食べます。このエントランスホールが、集会所という感じで、ちょっとスーパー銭湯のような雰囲気もあります。

隅から隅まで自動販売機を眺めてから、うーんと悩んで、塩ホルモン。なぜって、事前に、焼酎とウーロン茶だけは買って持ち込んでいたからです(ビールとチューハイは売っています)。

思っていたよりもたっぷり入っていて、ボリューム満点。お酒にもよく合う。暗い海を眺めながら食べるのは、なかなかオツです。東京湾を抜けると、海は本当に真っ暗で、それがまた旅情をそそるといいますか、不思議な感慨があります。

夫は、昨年も食べていた、プルコギビビンバ丼。フェリーの自販のご飯の中では、一番のヘルシーメニューな気がします。

当然もつ煮だけではお腹が空いてくるので、今度はカツサンド。単純に、冷凍品ってどんな感じなの? という興味だけで選びましたが、普通においしい。

意外と、まだまだ飲めるな…ってことで、いいつまみはないかな…と自動販売機をしつこく見ていたら、しょうゆ豆という気になるものを見かけたので買ってみる。これは、香川で昔からある料理だそうで、干したそら豆を炒ってから、しょうゆ、砂糖、唐辛子入りの甘じょっぱい汁に漬けたもの。

もそもそした食感に、甘辛で、ほんのりと後から唐辛子のスパイシーさが漂う(辛くはない)、不思議な味わい。いわゆる煮豆を想像して食べると、え⁉ って感じですが、これが、何ともいえずハマる。気に入ったので、いくつかまとめ買いしちゃいました。

旅先というのは、普段買わないようなものもついつい買ってしまうもので、まぁ、こんなもの(ゾンビスナック)まで。「この世限定」とか、いろいろ笑わせてくれます。

どんなもんかいなーと思いながら袋を開けたら、思いの外、青くて笑った。焼き肉味かどうかは微妙だけど、よく考えると、シュールだな。

こんな感じで、だらだらしながら、フェリーの旅を楽しんでいるのでした。

日付が変わる前に慌てて撮った、乗船記念パネル。

秋川渓谷に行ってきました(2日目)

いつもの朝ご飯。いかにもご飯が進みそうなおかずばかりなのだが、ここで調子に乗ってご飯を食べると後がしんどいので、「ご飯は半分でお願いします」ということが大事。それでも、やや盛りがよく出てくるうえ、いつも申し訳なさそうに、ホントにこれで足りるのかと何度も念押しされるのだけど、実をいうと、これでも、ちょっと多いんです…。

足りないくらいのほうがいいっていうのは、食べ物屋さんをやっている人にはなかなか理解しがたい感覚なのはよくわかるので(もともと食べるのが好きで食べ物屋をやっている人が多いはずで、満腹=善と思うのは、当然だと思う)、何とも難しいのね。

いつものといったけど、くらげの酢の物や、カリカリ食感の明太子といったニューフェイスがいたり、じゃがまるくんの入っているお椀は、今日はロールキャベツだった。どれもおいしい。

満腹で部屋に戻って、ぐっすり朝寝して、慌てて風呂に入って、チェックアウト。あと1カ月もすればもっと瀬音も大きくなって、緑が鮮やかになるのかな。

いい天気だなー。暑いくらいだよ…。ホントこの時期の着るものって、難しい。

駅前に戻って、山猫亭で紅茶とクッキー。お店を立て替えて新しくなったはずなんだけど、レイアウトもお店の中に大量にあった本たちもそのままなので、新しくなった感じが全然しない。店主も相変わらずのやさしい雰囲気のままで、全てが以前のままだった。デザートもおいしそうだったんだけど、おなかいっぱいなので、また今度。

駅の売店で買ってきた、ARTISAN BISCUITSアーティザンビスケッツ)の「My Favourite Bear」シリーズのMUDDY BEAR(チョコレート味のビスケット)で、ほっと一息。これ、おいしかったので、他のも食べてみたいなー。

秋川渓谷に行ってきました(1日目)

好天に恵まれて、武蔵五日市の駅に立つ。いくら多摩でも、もうさすがに、ダウンじゃないわなと、ブルゾンでお出かけしましたが、十分でした。いい青空。

いつもなら、寿庵忠左衛門で一杯…ですが、今日は定休日なので、ほうとう佐五兵衛でお昼。厨房の人数が少なく、しかし、それに比してお客は多く…という感じだったようで(厨房に近い席だったのでドタバタがよく聞こえた)、ちょっとカオス気味でしたが、ほうとうはおいしかった。

今日は、納豆ほうとうで。基本の野菜ほうとうに納豆が入っただけなのに、妙においしい。

隣の、割烹 佐五兵衛のお品書きを撮影。メニューを見るだけで、春だなぁと感じる。メニューを見るだけで食べた気になって楽しめる便利な脳味噌です。

毎度、瀬音の湯にチェックインして、ぐっすり昼寝して、風呂に入り、お食事どころ(だいにんぐ川霧)で軽く一杯。メニューは前回と変わりなかったようだったので、とりあえずあっさりしたものをということで、焼きナス。これって、自分で作るのは嫌だけど、でも、食べたいのよねーという代表的な料理だと思う。これっぽっちかと思ってはいけない。焼きナスを作るのは、本当にめんどくさいのだ。

かんぱちのカマ焼き。だいぶ待ったのだけど、待った甲斐はありました。しっかり焼かれていて、大変おいしかった。なんならもう1皿食べたいくらいおいしかった。

部屋に戻って、売店で調達したお惣菜で飲みなおし。浦野八重子ってシールのはられたお惣菜、酒の進む味で、結構おいしいのだ。秋川国際マス釣場のにじます塩焼きもおいしい。

秋川渓谷に行ってきました(2日目)

朝ご飯を食べに食後に行ったら一番乗りだったので、誰もいない食堂をパチリ。ついさっきまで猿が5匹ほどで喧嘩をしていたそうで、お客さんが来る時間までに終わってよかったわと言っていました。こんな施設のすぐそばまで来るんだなぁ。

朝ご飯は、いつもの通り。いつも、ご飯と味噌汁を配膳してくれる女性が、メニューを簡単に説明してくれるんですが、今回は「もう、説明はいいですかね」と言われてしまった。

でも、いつものじゃが丸君かなと思っていたお料理(写真右上の椀に入ったもの)は、実は違っていて、タラのすり身が入った真薯風の蒸し物だったそうです(となりの人に説明しているのを漏れ聞いて知った)。かかっていた餡も、ちょっといつもとは違う感じだった。やっぱり、もうええわと思ってはいかんな。

ところで、今回はレイトチェックアウトを利用したけど、すごくよかったなぁ。1時間遅くできるだけで、こんなにゆったりできるとは。ありがたい。

いつもなら、瀬音の湯からバスに乗ってしまうが、今日は頑張って歩く。秋川の水量は少な目だったけど、釣り人はいた。何が釣れるんだろう。

私たちが秘かに「心臓破りの坂」と呼んでいる急坂。なぜ、ひいひい言いながらこんなに苦しい坂道を歩いているかと言えば、お焼き屋さん(乙訓おやき店)に行きたかったから。

にもかかわらず、お店は無情にも、お休みの札。どうも、寒い時期は開けたり開けなかったり見たいです。仕方ないですね。お焼き店の駐車場から見える景色をぼんやり眺めながら、少し休む。次来たときは、満開の桜だろうなぁ。

 

バスを待つ間、近隣のお宅の庭先の立派な梅を見る。昨日とは一転、いい天気なので、青空に梅が映える。

今回の旅のシメに、五日市ほうとう佐五兵衛で、お昼。いつも、美味しそうだなーと思いながら、通り過ぎていたのです。ようやくタイミングが合いました。

ほうとうと掲げるだけに、ルーツは当然、甲斐。武田氏滅亡の折、八王子方面に落ち延びた人たちがもたらしたのが根付いて、五日市ほうとうとして今に至る、とされています。小上がりの木の食卓が、なんだか落ち着く雰囲気です。

ぎりぎりまで納豆ほうとうを食べる気満々だったのですが、メニューに「五日市ほうとうきのこ入り、きのこほうとうには、天然いくち茸が入っています」の文言につられて、あっさり撤回。きのこほうとうを注文。夫は野菜ほうとう。

いくち茸とは、検索してみると、アミタケともいうそうで、キノコ界では比較的ポピュラーなキノコのようです。

いくち茸ってこれかな? 意外と大きくて、なめこときくらげを足して2で割った感じでした。しゃきしゃきしたじゅんさいって感じでもあり、不思議な食べ物でした。

おつゆは味噌ベース。ほうとうは、ほうとうというよりも、うどんに近くて、食べやすい。あっさりした汁によくなじんで、美味しかったです。

食後は、自家製アイス(キンカン)でシメ。いかにも自家製って味わいで、素朴でおいしい。

メニューもパチリ。実は、もつ煮ほうとうも悩んだんだよね…。豆乳ほうとうも気になるし。そういう私を夫は、「色々悩みがあっていいね」と言います。それっていいことなのかな。

ちょい飲みメニューも充実。こういうお店が近所に欲しいんだけどなぁ。

佐五兵衛は、もともと割烹のお店で、ほうとうのお店の奥にお店があります。入り口から、なんだか雰囲気あるなぁ。

メニューが出ていたので見たら、とっても春っぽい。こうやって季節をいっぱい盛り込むのが、日本料理ってことなのかもしれないなぁ。

秋川渓谷に行ってきました(1日目)

武蔵五日市の瀬音の湯に行く途中、寿庵忠左衛門でお昼。

メニューを見たら、まだ「首つり」があったので、頼んでしまった。喜正でおなじみの酒蔵、野崎酒造のお酒ですが、ごく少量しか作らないので地元でも限られたお店にしか置いてないお酒なんだそうです。ふわっと華やかな香りが広がって、とてもおいしい。ちなみにこれ、1合で1800円。普段飲んでるのは1升で1800円なので、おぉーと思いながら飲む。

おつまみは、ふきのとうとタラの芽の天ぷら。おいしい。

かわいらしいプレゼンテーションで持ってきてくれたので、全体像も撮る。これ、梅かしら、桃かしら。どっちにしろかわいい。花見をしながら飲む気分。

おつまみを控えめにしたので、おそばを貰ってシメ。このお店、もともと寿見屋という製麺所なので、お蕎麦もおいしいのです。

私は、料理屋さんのメニューって大好きで、つまみなしでこれを眺めながらでも、1時間ほど飲める。ここのメニューは季節ごとにいろいろ変わるので、いつも楽しみなのです。芽キャベツの天ぷらも、美味しそうだな…。

芹と油揚げの煮びたしってのも、いいね…。

瀬音の湯にチェックインして、ごろごろしてから、食堂で一杯。ホタルイカと菜の花酢味噌掛け、イカ焼き。お酒は喜正の本醸造を冷やで。

以前、川海老の唐揚げを頼んだら、居酒屋風の天盛りで来ると思いきや、料理屋風の上品な盛り付け出来てびっくりしたので、イカ焼きってどんな感じなのかな…と頼んだら、こっちは居酒屋風だった。

牛すじポン酢。徹底的に脂っこさや臭みが取り除かれていて、なんかびっくりした。写真だと牛すじが隠れちゃっていますが、下のほうにごろごろいます。じわっとおいしかった。

ここの食堂も、季節ごとにメニューが変わるので、それを眺めるのもいつも楽しみなのよね。実をいうと、今日はアイスクリームを食べる気満々だったのですが、食べたいと思っていたメロンがなかったので、諦める。また今度ね。

セットメニューは食べないんだけど、いつもおいしそうだなーと思っていて、家のご飯の献立の参考がてらに撮る。カレイの唐揚げかぁ、美味しそうだな。

部屋に戻って、もう少し飲む。売店では、地元の人が作った惣菜が売られていて、これがまた、結構おいしいのだけど、今日は買いに行く時間が遅すぎて、ほとんど残っておらず残念。

夫は山菜おこわ、私はいぶし庵のくんせいチーズで、千代鶴の純米。

シメに寿見屋の煮込みうどん。これねー、前行ったときに、やってみたいと思っていたんです。アルミ鍋はIHで使えるのか…とドキドキしながらスイッチを入れると、あー、大丈夫そう。IHで梅雨が沸いていく様を見るのが面白くて、最後までつきっきりでジーっと見てしまった。

うどんもおいしかったです。部屋であったかいものを食べられるのって、なんかいいなぁ。売店で買った烏骨鶏の玉子も入れて、贅沢仕様。

冬だから川の水量も少ないせいで、いつもよりもさらに静か。自分でもびっくりするほど、よく眠れました。

練り物で一杯

2018-07-15 21.14.21

帰宅して、小田原駅構内の売店で買ってきた練りもので少し飲む。夫の好きなぷちかまと伊達巻(メーカーを忘れた)。うまい。鈴廣の紙袋ってかわいいなぁ。

小田原駅でもらってきた「箱根ジオパークへようこそ」のフライヤーが楽しくてじっくり見る。