日別アーカイブ: 2017/04/18

マイルドなぶりカレー

IMG_20170418_190012_resized_20170418_070055386.jpg

先日食べた京橋屋カレーで、改めてスパイスの力を思い知ったのですが、となるとやはり自分でも作りたくなる。弁当のおかずの材料を買いにスーパーに行った際に、ブリの切り身がベラボーに安かったので、以前作って美味しかった長尾智子さんの「マイルドなサバカレー」(『あなたの料理がいちばんおいしい』)をブリで作ろうと思い立つ。本によると、元々は、知人の店でブリカレーを食べたのを参考に、サバで作ってみたそうなので、ブリでも問題ないわけです。

まずは魚の臭みとり。塩を振って出てきた水をぬぐい(このときに骨も取っておく)、レモン汁をたっぷり振りかけて一晩おく。水分を拭き取って、サラダ油を熱したフライパンで表面をこんがり焼く。ここまでが魚の下処理。正直に言うとこんなに手数をかけなくても…と思いましたが、でも、魚が苦手な人にとっては、誠実なレシピだなと思います。やっぱり、苦手な人に合わせて作るのは、大事だと思うの…。

カレーベースはナッツです。カシューナッツと白ごまを合わせて水を加えつつフードプロセッサーでペースト状に。ただ、今回、カシューナッツがなかったので、アーモンドと松の実で代用。案外問題なかったです。ここにターメリックを塩を加えると、カレーペーストっぽくなります。ターメリックパワーでフードプロセッサーが黄色に。すごくいい機材を使っている人は、フープロにターメリックを入れるのは止めた方がいいかもしれません。ターメリックって、ホントすごいわ。

ホーススパイスは、クミンとフェネグリーク。サラダ油で香りが出るまで加熱したら、しょうがのすり下ろし、青唐辛子の輪切り、パウダースパイス(コリアンダー、赤唐辛子粉、ほか2種類ほど)を加えてなじませ、玉ねぎスライス、ブリを入れ、カレーペースト。玉ねぎがしんなりして、全体がなじむまで加熱。で、以前と同じ失敗をやらかしているのですが、どういう順番でフライパンに入れていけばいいのかがちょっとわかりにくく、今回も間違える。勘違いの原因は、レシピの途中で材料の表記を変えているからなのですが、ここは注意深く読まない私が悪いのか、勘違いしやすい表現をする本が悪いのかは、なんとも微妙…。ただ、玉ねぎの投入時期を違えても美味しくできるので、重要な問題ではないとも言えます。

唐辛子を結構入れているので実は辛いはずなのですが、ナッツのおかげか、確かにマイルドな感じでもあります。でも、食べるとじんわり汗ばむような気もして、ああカレー食べたなーと言う気持ちになれます。ブリも美味しかったです。サバよりも脂がすくなくて肉っぽいので、夫も無理なく食べれたようです。たぶん、これ、血合いと皮を外して使えば、ホントに肉だと勘違いする人もいるだろうなーと思いました。

レシピではご飯もスパイス炊き込みご飯でしたが、うちは玄米で。玄米とカレーってよく合います。白いご飯より合うと思う。

サラダほうれん草のざく切りに、マスタードシードオイルに漬け込んだうずら玉子を散らして、叙々苑ドレッシング。もちろん、美味しいけど、個人的には、叙々苑ドレッシングは、キャベツがいちばん合うのではないか…と思いました。

トースト

カテゴリー: 朝食 | 投稿日: | 投稿者:

IMG_20170418_051426_resized_20170418_051649195.jpg

昨日の「デリカ」をトーストに。

私はカリッと焼いてバターを塊でぽとんと落として食べるのが好き。夫はふんわり焼いて、バターは薄ーく全体に塗りひろげるのが好き。真逆だな。