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牛すね肉の蒸し煮

昨日の牛すね肉の蒸し煮を温め直して食べる。一日たったら味がなじんだのか、昨日よりもおいしくなっていた。

蕎麦の実のサラダに、パプリカ切っただけ。パプリカは、久しぶりにオレンジ色のを買ったけど、色で味が全然違うのが改めて分かって、結構面白い。

ちょっと甘いものが欲しくなって、大分前に大分から送って貰っていた武蔵屋総本店の蛤志るこを開ける。

蛤型の最中に直径2センチほどの穴を開けて、そこに勢いよくお湯を注ぐと、ぴょっと千鳥の最中が飛び出てくる…というはずなんですが、これが結構難しい。だもので、ポーンときれいに出た瞬間は、かなり嬉しい。

さらりとした葛湯で、寒い日にはことのほか嬉しい味です。

この日は夕刻に、文科省が大規模イベントの開催中止/延期の要請を行ったとのニュースがあり、対応の早いところではもう速攻でイベント中止の報道が出ていて、ああ歌舞伎も例外じゃないんだろうなぁ…と思ったり。ぼちぼち海外ニュースでは耳にしてきたロックダウンも、なんとなく現実のものになってきたのかも…。

豊国畜産 ぶんごや

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中津と言えば、ハモか福沢諭吉(の出身地)ですが、最近だと「から揚げの聖地」としてのほうが有名なんじゃないでしょうか。確かに、中津市内にはから揚げのお店が妙にたくさんあります。

ホテルで買った「からあげガイドBOOK」という小冊子を見ると、中津市内だけで28軒。中津って、結構大きな市ですが、それでも28軒って多いと思います。

作り置きというか、揚げ置きってのは一切なく、お店で注文したら揚げあがるまで待つ、もしくは電話予約して引き取りに行くのが基本。だいたいどこの家にも行きつけの店ってのが1~2軒あって、昼ごはんや晩ごはんの時間に合わせて買いに行くのだそうです。私は揚げ物はそんなに苦じゃないたちですが、それでも、揚げ物は外で買うという習慣は、いいなぁ…と思います。合理的。

大分最後のご飯は、お義母さんが一番気に入っている「ぶんごや」のから揚げ。

注文する際は、グラム(キロ)指定でも、値段指定でもよし。今回は1000円分と注文していましたが、それでもかなりの量がありました。値段指定って、便利だなぁ。

中津から揚げの基本はにんにく醤油味で、いくつか塩味のお店があるそうですが、塩系は亜種というか、まぁそういう感じのようです。店によってにんにくやしょうゆの利かせ具合が違うわけで、その辺が激戦区たる所以でしょうか。ぶんごやのから揚げは、にんにく控え目であっさりした味付け。ご飯にも合いますが、お酒のアテにもいい。さすが、お肉屋さんがやっているお店だけあって、臭みが全然なく、柔らかくておいしかったです。

奥は、太刀魚のお刺身。スーパーに行ったら見かけたので、買ってもらいました(どこまでも図々しい嫁)。太刀魚はこの辺ではよく食べる魚のひとつだそうで、夫は塩焼きでよく食べたと言っていましたが、刺身でも食べられるんですねぇ。イメージしていたより脂がのっていて、すごくおいしかったです。雰囲気はカワハギに似てるかな、という印象。好みの魚だなぁ。

そういえば、この辺では舌平目(ベタ)もよく獲れるそうで、煮つけやから揚げにするんだって。舌平目は時々近所の魚屋に出るから、今度うちでもやってみよう。

 

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帰りは大分空港からなので、車で送ってもらうことに。この日はえらく寒くて、高速は凍結のため一部通行止めになってしまい、途中で一般道に降りる羽目に。

で、余裕があったら杵築の方を回っていこうか…となったらしいのですが、私が後部座席でぐっすり居眠りしていたので、何処にもよらず空港へ(スイマセン)。本当に何から何までありがとうございました。今度は、大相撲かプロ野球のシーズン中にいらしてください。私も頑張ってルールとか選手の名前とか覚えますんで。

左は大分空港内にあった、内川聖一展。大分の至宝という言葉が眩しい。大分空港は6年ぶりくらいでしたが、お土産屋さんエリアが拡張されていてちょっとびっくりした。右は、乗ってきた飛行機。いつの間にか、スカイネットアジア航空がソラシドエアという名前に変っていました。

● ぶんごや豊国畜産【からあげ】
● 中津のからあげのご紹介 | 中津市

ホテルの朝食

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ホテルのバイキング。ほぼ前日と同じ。レタス、プチトマト、わかめ。自家製豆腐。スクランブルエッグにから揚げ1個。ご飯に梅干し。

夫はクロワッサン3個とジュース。このクロワッサンが気に入ったようで、この後、コーヒーと一緒に6個も食べてた。トータル9個。よく食うなぁ…。

割烹 丸清

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双葉の里を出てから、おじいちゃんち(夫の祖父)に寄って挨拶し、義父母の家に戻る。今回の帰省の最大のミッションは、義父母宅のパソコンの調子を見る(夫が)だったのですが、どうにもこうにもパソコンの動作が重い最大の原因はメモリがあまりにも非力だった…ということが分かったので、即ヤマダデンキへ。256MBって、相当厳しかったと思います…。

家電量販店でパソコンを買うと、「設置サポートもやりますよ」みたいな案内がされるのですが、ふとそのメニューを見ると、さほど、パソコンに強いわけではない私でも自力でやれるなーってことが列挙されてて、そのいちいちの作業料金の高さに驚く。全部頼むと、激安のパソコンが買えるんでは…というくらい…。そりゃ、夫がやるほうがいいに決まってる。

で、夫がパソコンをあれこれいじっている間、私はテレビ見たり新聞読んだり落語聞いたりとうだうだしており(夫の実家にもかかわらず)、キリのいいところで晩御飯に。この日は、「丸清」というお店で、ハモをご馳走していただきました。連日ご馳走ばかりで、こんなことでいいのでしょうか。ちなみに、ハモは中津の特産品のひとつです。

なお、上の写真はお料理の敷紙です。「なかつ鱧音頭」の歌詞が印刷されております。検索したら、中津市のHPに楽譜がありました。

 

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まずは、お造りと湯引き。お造りの身は甘く、湯引きにするとふくよかな印象。やっぱり梅肉だれがよく合います。大分と言えばかぼすですが、もう少しまあるい酸味のほうが合うのか、添えられた酸味はすべて橙でした。

お酒は軽くビールを飲んだ後、西の関を燗で。

 

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お椀に茶わん蒸し。もちろんハモ入り。いい出しです。

 

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続いて天ぷら。柔らかく炊いたごぼうを芯に、ハモの身と海苔で巻き、衣をつけて揚げてます。ふわっと柔らかくておいしい。次は、ハモしゅうまいと蒲焼。蒲焼は、ハモと言われないと気付かなかったかも。お酒を飲む人間にはちょうどいい量で進みます。

 

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ホントはここでメインなんですけど、その前に、「関サバが食べたいです」という私のド厚かましいお願いによって、関サバの姿造りを注文していただきました。うひー、このピカピカした姿が眩しい。

橙をキュッと絞って軽くお醤油をつけて、もう、超うんまい。名前こそサバですが、この歯ごたえはサバじゃない。しっかりしまった身と、たっぷりなのにさっぱりした脂がたまらなくうまい。やっぱり関サバはサバの王様だと思います。ホントにおいしかったです、ありがとうございました。

 

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関サバを堪能した後に、メインのハモしゃぶ。(ハモの)コラーゲン入りの汁の中で2回ほどゆすると、身がくるんと反り返るので、そうなったら食べ時。淡泊ながら滋味深い味わいは、関サバとは違う魅力でこれも美味。だしが出た汁で野菜を食べ、お料理は終了。

ご飯とみそ汁香の物。最後にデザート(黒糖風味の蒸し菓子)でシメ。あー、どれもこれもおいしかったです。ごちそう様でした。

 

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店先の水槽にいたハモさんたち。

割烹 丸清
Lodging maLL ロッジングモール | 名物 郷の名産物 大分県郷自慢中津市の名産物

ラ・テラ

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お昼もわたくしめのリクエストで、「ラ・テラ」というイタリアンレストランに連れて行ってもらいました。というのも、昨年の10月に新宿伊勢丹の催事でここの料理を食べておいしかったからです。

もともとは中津市内にあったそうですが、今は豊後高田のほうに移転しており、車がなきゃ、絶対にいけないところ。夫はもちろん、義父母も「あんなところに、イタリアン?」という反応だったし、義父は私たちを連れて行く前に偵察しておこうかと、ちょっと前に行ってみたそうですが、案内板もぜんぜんなくて見つけられなかったそうで。確かに、行ってみると、軽く流したくらいでは絶対に見落とすね…と納得するようなところにありました。

ちなみに、グーグルマップで見ると、こんな感じ

ただ、店内に入ったら、平日なのにお客さんが多くてびっくり。義母によると、地元のフリーペーパーでも紹介されていたそうで、人気店なんですね。私は車を持っていないので街中にないと不便だな…と思ってしまうのですが、よく考えたら、普通は車を持っているのが当たり前ですから、車で行けるところにあるんだったら、どこだって問題ないんだよな、と。

 

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私はパスタランチで、パスタは3種類から選べますが、私は辛いソーセージとモッアレッラとパプリカのトマトソース。これに、フォカッチャとサラダ、前菜、食後にデザート(コーヒー風味のパンナコッタ、だったかな)とコーヒーがついて1000円。パスタは他に、オイルベースとクリーム系のものがありました。

サラダも前菜もパスタも味付けがやさしくて、とてもおいしかったです。久々に、おいしいフォカッチャ食べました。

 

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こっちは、夫が注文したピザランチの、ピッツアマルゲリータ。一切れ貰ったけど、モッチモチでおいしかったー。こういう気楽なイタリアン、うちの近所にもあればいいのにな。ごちそう様でした。

 

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食後に、「双葉の里」という資料館に寄りました。

現在は、大分が誇る大横綱、双葉山の記念館となっており、今年は生誕100周年だそうでイベントが目白押しのようです。いわゆる記念館なんですが、意外と面白かったです。いろいろ写真を撮っておけばよかったんですが、例によって使えないものばっかりでして、唯一使えそうなのは、コレだけ…。

「超六十連勝力士碑」にある双葉山の手形に私の手を合わせてみました。これ、人の手か? って感じですね。すごいなぁ。

● 昭和の大横綱『双葉山』~生誕100年記念~ 
● asahi.com:「60連勝以上の碑」 双葉山の地元、大分・宇佐に完成 – 社会 

ホテルの朝食

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今回は、義父母が近くにホテルを取ってくれました。もちろん、義父母の家にお世話になってもよかったのですが、泊まるたんびにいろいろ問題を起こすので(私が)、今回はこうしてみよっか…ってことで。おかげさまで、酔いつぶれることもなく、変な腹痛を起こすこともなく、無事に朝を迎えました。変な気を遣わせてしまってスイマセン…。

朝ごはんはホテルのバイキングで。レタス、プチトマト、わかめ、スクランブルエッグ、から揚げ1個、自家製豆腐、ご飯に梅干し。なぜ、朝からから揚げがあるのかというと、中津はから揚げが名物だからです。

夫は、サラダにスクランブルエッグにベーコンにクロワッサン。どこに行ってもぶれない男。

 

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ご飯食べてから義父母の家に行って少しのんびりしてから、宇佐神宮に連れて行ってもらいました。いつも、国道10号線を通るときに見える「宇佐神宮」の大きな看板を見るだけでしたが、想像していたよりも広大な敷地を持つ神社でした。右の写真は大鳥居。

 

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せっかく、携帯じゃないカメラを持っていたので、いろいろしゃれっ気を出して撮ってみましたが、後から見返すとどうでもいい写真ばかりでした。いつものことですが…。

左から、神橋から寄藻川を望む、大鳥居を下からあおって撮る、春宮神社の近くにあった変った形の石灯籠、若宮神社の脇にあった「警察犬警戒中」の看板(警察犬に会えるのかと期待しましたがいませんでした)。

だいぶ歩いたつもりでいましたが、HPの境内の案内を見ると、全体の1/3ほどしか見てない感じです。また行く機会があれば、もうちょっとちゃんと見ようと思いました。

 

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宇佐神宮は、ざっくり分けると上宮と下宮に分かれており、両方お参りするのが基本だそうです。上宮はいわゆる御祭神を、下宮は御饌宮(みけみや)とも言われ、農業、産業に関するお祈りをするところだそうで、伊勢神宮と似てるなぁ…と思いました。

上宮は比較的小高い場所に作られていて、ちょっとばかし疲れます。手前から一之御殿、二之御殿、三之御殿とあり、それぞれ八幡大神(応神天皇)、比売大神、神宮皇后が祭られています。参拝は、一之御殿から順番に、二礼四拍手一拝。出雲大社と同じです。昔は4回手を叩くのが当たり前だったのでしょうか。

ただ、めんどくさがり屋の私は、一之御殿だけ参拝して、あとはパス。お義母さんはちゃんと全部にお参りしていたので、きっとお義母さんにはいいことがあるに違いありません。

● 八幡総本宮 宇佐神宮

日本料理 本格懐石 味の雅 椿

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夫の実家に行く際、義父母に「何が食べたい?」と聞かれておりまして、すかさず「ふぐと関サバとから揚げ」と言った図々しい嫁。その話を母にしたら、「アンタ、自分が食べたいものばっかり言うたらアカン」とたしなめられましたが、ダメ嫁ってことでそこはお許しください。

そんな図々しい嫁のために、初日は「椿」というお店でふぐのコースをご馳走していただきました。

最初は、八寸と皮の湯引き。たっぷりご飯を食べたいので、ビールは軽めに、そそくさと日本酒(銘柄を失念)を頼む。でも、ソニックの振動が体に障ったようで(ソニックって上下振動を強く感じるので私は少し苦手)、軽い乗り物酔いを起こしており、あんまり飲めなかった。

 

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ふぐ皮をちびちび食べてたら、てっさが登場。どう補正してもきれいにならなかったのですが、身はもっとおいしそうな色をしていました。私は、てっさはそれほど好きってわけじゃないのですが、理由はあんまり味がしないから。食べた気がしないっていうのかなぁ。

でもそれは、あんまりおいしくないふぐばっかり食べてたからだ…ということがよく分かりました。ちょっと厚めにそがれた身は歯ごたえがよく、うまみが強い。ものっすごいおいしい。義父母も夫も「どんどん食べないさい」と自分の分まで勧めてくれるので、私一人で2.5人前くらい食べました。すいません…。

ちなみに、お皿の上にいるのは肝。ふぐの肝…、ちょっと怖いなぁと思いましたが、食べてみるとトロッとクリーミィーで、なんていうのかなぁ、さっぱり味のラードみたいな感じ。正直に言うと、かわはぎの肝のほうが味としては上かな…という気がしましたが、なんといっても初体験ですから印象深い味。

 

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で、ですね、うっかりものの私は、メインディッシュの鍋の写真を撮り忘れたわけなのですが、ぶつ切りにされた身は、だいぶ長い間ピクピクしていてかなりグロテスクだったので、写真にとらなくてよかったような気もしてます。

まずはふぐだけ鍋に入れて先に食べます。わりにすぐに火が通るので、さっと引き上げてポン酢につけて食べます。実がプリプリで、もんのすごくおいしー。ふぐを食べ終わったら次に野菜。ほとんどしゃぶしゃぶした状態にもかかわらず、鍋の汁にはふぐのだしがしっかり出ていて、野菜だけでもいい感じ。

で、最後にお楽しみの雑炊。私はふぐを食べるときは、全部すっ飛ばして、雑炊だけでもいいくらいこれが好きなんですけど、今日のはことにおいしかったです。ごちそう様でした!

● かぼすタウン » 日本料理創作懐石 味の雅 椿 

筑紫亭

以前に、何らかの雑誌で見かけて以来「行ってみたいなあ」と思っていた筑紫亭という日本料理の店に連れて行ってもらいました。もう、今日は何から何までごちそうになりっぱなしです。ホントにスミマセン…。

創業明治34年という老舗なうえ、中津は空襲を受けていないので当時の佇まいがそのまま残っており(邸内には中津城の堀の一部だったという水路まで流れている)、建物もお部屋もお庭もホントに素敵でした。

もちろん、お料理もかなーり、おいしかったです。こんな真面目な和食を食べたのは久しぶりでした。今回は、ほぼ全部のお料理を写してきたので、せっかくなのでアップしておきます。

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突き出しはウニが乗ったごま豆腐でしたが、撮り損ねました。続いて、八寸、鱧のてまり寿司。これ、好き。

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鱧、ずいき、ごぼう、じゅんさいの吸い物。私はこれが一番好きだったかも。ずいきが好きだから…ってのもありますが。

鱧のお造りに続いて、名物の鱧しゃぶ。沸騰した出汁に浸すとくるんと丸まり、生で食べるより弾力とうまみが増します。残った出汁にポン酢を少々加えたおつゆはびっくりの滋味。

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ピーマン(万願寺か?)、冬瓜、なす、鴨の炊き合わせ。ふたを開けると青柚子の香りが華やか。これもおいしかったなぁ。

この辺で十分おなかいっぱいだったのですが、続いて揚げ物。ユキノシタとタラノメに隠れていますが、下に梅肉、きゅうりを芯にした鱧の海苔巻風の揚げものもありました。

お料理の最後は鱧の湯引き。生や火を通したものとはまた違う食感でささみの生肉みたいな感じ。ポン酢でさっぱりと。

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ごはんとしじみの味噌汁を食べ、果物(スイカ、ビワ、サクランボ)。

最後にこの店のもう一つの名物「巻蒸(けんちん)」でシメ。見た目は具入りの羊羹ですが、食感はういろうに似ているかな。義母は「なつかしい」という反面、夫は全く知らなかったそうですが、江戸時代からある中津の郷土菓子なんだそうです。山葛をベースに、きくらげ、銀杏、十六豆を混ぜ込んだ蒸し菓子で、薄茶とともにいただきました。

せっかくなので、今回は美食系ブロガーさんのまねをして全部書いてみましたが、結構大変でした…。

でも、このお店は、ホントーにおいしかったです。全体的に地味深い味ばかりなので、お酒よりもお茶とともにゆっくりいただくのが合っている…と感じました。

ちなみに、このお店は「美味しんぼ」71巻、大分味めぐり編にも登場しております。

美味しんぼ (71) (ビッグコミックス)

美味しんぼ (71) (ビッグコミックス)

中津で朝御飯

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やや朝寝坊。夫の実家は優しいので、嫁が朝寝坊しようが、二度寝しようが、ちっとも怒られない。ありがたいことである。朝ごはんの手伝いもまったくしなかった。いや、まぁ、本当にぐうたらな嫁である。

中津では朝ごはんでは必ず焼いた明太子が出てくる。これは、夫の家がそういう習慣なのか、それとも夫の好物なので気を利かして毎回出してくださるのか、後者のような気がするが、とにかくこれまで朝ごはんで明太子が出ない日はないのでした。納豆はずうずうしくも私が「朝、食べたい」といい、昨日買ってもらったもの。おいしかったでござる。

夫は、実家に帰ると気が楽になるのか、毎回ごはんのおかわりを所望。うちでは1膳しか食べないのだが…。

中津で晩御飯

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豊後高田の帰りにおじいちゃんちに寄って軽く挨拶。私は自分の祖父母すらほとんど会ったことがない(電話すらほとんどない)ので、ちょっと緊張する。夫は無精ひげを生やしているせいか、おじいちゃんに「なんだか、イチローに似てきたな」といわれていた。似てるのはひげだけです、おじいちゃん。

で、夫は「今日は家でご飯食べたい」というのでスーパーに買出し。「あんたはエビ天ととり天、どっちがいい?」と聞かれ、即座に「とり天」とこたえたものの、うっかりその前に「夫はエビは好きだ」という話をしてしまったため、両方購入してくれる義母なのでした。ちなみに、義父は最近、男前豆腐がマイブームだそうで、毎日食べているそうだ。この日も出たが、確かに、おいしかった。

ビールを飲み、その後お決まりの焼酎(二階堂)のお湯割を義父がせっせと作ってくれる。しかも、中途半端に酒が残っていると「ささっ、はよ、あけんね」といわれます。初めての訪問ではそれで酔いつぶれ、二度目の訪問ではもろもろで神経性の腸炎を発症しているので、夫も義母も「あんまり飲ますな」と制してくれるのですが、どこ吹く風って感じ。

まぁ、できる限り付き合いたいと思っているのですが、義父の作るお湯割りは7:3なので、ちょっと私には厳しい…(こちらでは25ではなく、20度が定番なので濃い目に作るのがお約束なのです)。できれば5:5にしてくれるともうちょっとじっくりお相伴できるのですが…。