割烹 丸清

R0013978 by nekotano

双葉の里を出てから、おじいちゃんち(夫の祖父)に寄って挨拶し、義父母の家に戻る。今回の帰省の最大のミッションは、義父母宅のパソコンの調子を見る(夫が)だったのですが、どうにもこうにもパソコンの動作が重い最大の原因はメモリがあまりにも非力だった…ということが分かったので、即ヤマダデンキへ。256MBって、相当厳しかったと思います…。

家電量販店でパソコンを買うと、「設置サポートもやりますよ」みたいな案内がされるのですが、ふとそのメニューを見ると、さほど、パソコンに強いわけではない私でも自力でやれるなーってことが列挙されてて、そのいちいちの作業料金の高さに驚く。全部頼むと、激安のパソコンが買えるんでは…というくらい…。そりゃ、夫がやるほうがいいに決まってる。

で、夫がパソコンをあれこれいじっている間、私はテレビ見たり新聞読んだり落語聞いたりとうだうだしており(夫の実家にもかかわらず)、キリのいいところで晩御飯に。この日は、「丸清」というお店で、ハモをご馳走していただきました。連日ご馳走ばかりで、こんなことでいいのでしょうか。ちなみに、ハモは中津の特産品のひとつです。

なお、上の写真はお料理の敷紙です。「なかつ鱧音頭」の歌詞が印刷されております。検索したら、中津市のHPに楽譜がありました。

 

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まずは、お造りと湯引き。お造りの身は甘く、湯引きにするとふくよかな印象。やっぱり梅肉だれがよく合います。大分と言えばかぼすですが、もう少しまあるい酸味のほうが合うのか、添えられた酸味はすべて橙でした。

お酒は軽くビールを飲んだ後、西の関を燗で。

 

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お椀に茶わん蒸し。もちろんハモ入り。いい出しです。

 

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続いて天ぷら。柔らかく炊いたごぼうを芯に、ハモの身と海苔で巻き、衣をつけて揚げてます。ふわっと柔らかくておいしい。次は、ハモしゅうまいと蒲焼。蒲焼は、ハモと言われないと気付かなかったかも。お酒を飲む人間にはちょうどいい量で進みます。

 

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ホントはここでメインなんですけど、その前に、「関サバが食べたいです」という私のド厚かましいお願いによって、関サバの姿造りを注文していただきました。うひー、このピカピカした姿が眩しい。

橙をキュッと絞って軽くお醤油をつけて、もう、超うんまい。名前こそサバですが、この歯ごたえはサバじゃない。しっかりしまった身と、たっぷりなのにさっぱりした脂がたまらなくうまい。やっぱり関サバはサバの王様だと思います。ホントにおいしかったです、ありがとうございました。

 

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関サバを堪能した後に、メインのハモしゃぶ。(ハモの)コラーゲン入りの汁の中で2回ほどゆすると、身がくるんと反り返るので、そうなったら食べ時。淡泊ながら滋味深い味わいは、関サバとは違う魅力でこれも美味。だしが出た汁で野菜を食べ、お料理は終了。

ご飯とみそ汁香の物。最後にデザート(黒糖風味の蒸し菓子)でシメ。あー、どれもこれもおいしかったです。ごちそう様でした。

 

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店先の水槽にいたハモさんたち。

割烹 丸清
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