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じゃがとろ

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メトロミニッツ8月号(「真夏のじゃがいも料理」)で見かけた、「じゃがとろ」と言う料理がずっと頭に残っていて、なんとなくの想像で作ってみる。

『メトロミニッツ』というのは、メトロで配布している月刊のフリーペーパーなのですが、食べ物にフォーカスしていて、やたらとテキスト量の多い蘊蓄たっぷりの冊子でして、昔のdancyuみたいな感じが楽しく、配布日の20日は割に楽しみにしつつ地下鉄に乗ります。

で、「じゃがとろ」ですが、これは、小岩にある四川料理 珍々(ゼンゼン)というお店の裏メニューだそうで、ドラマ「孤独のグルメ」(Season2第6話)で紹介されて、広く知られることになったようです。「じゃがとろ」だけで検索しても、実際にお店に行った人のレポや、テレビ観て見よう見まねで作ってみた人の記事が山ほど出てきます(そして、私もその仲間入りをするわけです)。簡単に言うと、マッシュポテトの上に、甘辛い優しい味の挽き肉入りの餡がたっぷりかかったもので、ご飯に乗せてもグーという代物のよう。見るだけで美味しそう。

マッシュポテトの堅さをどれくらいにするのかが悩みましたが(ドラマを観てないので)、餡となじむ程度の柔らかさは必要だろう…と判断。餡の味付けは、うち好みに、甘さ優先の甘辛味で。包丁で叩いた豚バラ肉に、刻んだ高菜漬けを加えてよく炒め、紹興酒を加えて蒸発したら、ケチャップマニス、オイスターソース、醤油。鶏ガラスープの素を溶かしたお湯を注いで少し煮込み、水溶き片栗粉でゆるくとろみをつける。

見よう見まねで作った割に、夫に大好評。確かに、これは、ご飯にも合うだろうなぁ。勿論、ビールにも合いましたよ。奥は、緑も必要だろうと、わけぎ炒め。