おせちが一段落した段階でシフォンケーキを作るのは、毎年のことになりつつあるような気がする。理由は、柚子を使い切りたいから。
雑煮の吸い口には柚子皮が欠かせませんが、中身を使う機会はない。といって皮だけちびちび剥いて捨てるのは、あまりにももったいない。なので、なかしましほさんの『おやつですよ』にある、「みかんシフォン」のレシピにあるみかんを柚子に変えて作るのです。
レシピでは全卵4個を使いますが、今年は冷凍庫に3個分の卵白がある(きんとんを作った際に余った)。せっかくだからこれも使い切ってやれと、卵を足すのは1個だけにして、卵黄1個、卵白4個で作ってみることに。あと、柚子の絞り汁の足りない分はリキッドレモンで調整。
結論から言うと、問題なくシフォンケーキでした。ただ、すっごく酸味が強い。これはこれでおいしいけど、こんなに酸味が強いと思わなかったので、最初に食べたときはビックリした。卵黄1個だけだと、酸味を包みきれないのね(リキッドレモンを足さなければちょうどよかったのかも)。勉強になりました。
それ以外は問題なし。包丁で切り分けるのが難しいほどのふわふわな生地はまさしく、なかしまさんのシフォン。粗熱が取れた時点で、夫と1/4ずつ食べました(夫は夕方も、1/4切れ食べたみたい)。
わたしも夕方に1/8切れつまんだんだけど、酸味が落ち着いておいしかったです。生クリーム添えたら、きっとぴったりだろうな…と思いましたが、めんどくさいのでやらず。