どぶろく

カテゴリー: 間食 | 投稿日: | 投稿者:
どぶろく by nekotano

大分の義父母が持たせてくれた、杵築にある白鬚田原神社のどぶろく。何度も何度も「振ってはいけない、箸でかき混ぜてから飲みなさい」と言われていたので、栓を抜くのがちょっと怖かったんですが、大丈夫でした。っていうか、箱から出したら、栓が緩んでいて少し噴出したような跡があったので、あれ、酵母がまだ生きてるのか、と。

いくつか調べてみると、毎年10月17、18日に行われる「どぶろく祭り」で配られるものだそうで、あるホームページには「奇祭」と紹介されていましたが、そんなに変わったお祭りなのでしょうか。昔は神社で飲むしかなかったそうですが、こういうご時世なので飲酒運転させるわけにもいかんと、近年はお持ち帰りもできるようになったそうで、わざわざ取って置いてくれたのでした。すいません、大分で一緒に飲めればよかったんですけど。

和銅3年(710年)から途切れることなく続けている作り方で作られているそうで、思った以上にどろっとしています。最初の一口は酸味が強いなと思いましたが、飲み干すと確かにお酒でした。アルコール度数はさほど高くなく、意外と癖になる味。昔の人もこれを飲んでたのかと思うと、ちょっと楽しい。おいしかったです、ごちそうさまでした。

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