ジャムパン

ジャムパン by nekotano

軽井沢と言えば…連想されるキーワードはたくさんあると思いますが、「ジャム」もそのひとつではないでしょうか。

やたらとジャムの店が多いなーとは思ったのですが、あっちゃこっちゃ試食できるところは試食した結果、試食した中で口に合ったのは「沢屋」のジャムでした。ここでいくつか瓶詰を買ったあと、もう1軒気になる店がね…と行ってみたのが、「中山農園」というお店(「中山のジャム」とは、違うお店です)。

倉庫みたいなお店で、店番しているお店の人も無愛想な中年男性で一瞬ひるみましたが、置いてある瓶詰の素材を見ると、どれもうっとりするものばかり。後で知りましたが、創業が明治20年代後半で、軽井沢の中でもかなり古いお店のひとつ。ジャムのレシピは、外国から来た宣教師に習ったものをほぼ変えずにいるそうです。どおりで、なんとなく、外国の雰囲気を感じたと思いました。

ラベルがね、また、レトロで素敵で。まぁ、とりあえずは、1つか2つか…と、目についたナナカマドとコケモモを買いました。ナナカマドの実って食べられるんだ…、酸っぱいのかな…と、お店の人に聞いてみたら、「酸っぱくはないけど、堅いし、そんなにおいしくないよ」といわれて、益々興味がわいてしまったので購入。

まずはナナカマドから開けてみましたが、確かにおじさんの言う通り、実が堅い。でも、おいしいじゃん、これ。酸味は全然ないのですが、甘みもそうあるわけじゃなく、というとおいしくない感じですが、妙にうまいのですよ。炊き方がいいのでしょうか。

こんなおいしいんだったら、変わりダネだけじゃなく、定番っぽいものも買ってくればよかったな…、思わず後悔してしまったほど、美味しい。これはまた、軽井沢に行かねばな。

パンは、フランスベーカリーで買ってきたちぎりパン。懐かしい味わいです。

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