豚もやし梅えのき

カテゴリー: 夕食 | 投稿日: | 投稿者:
豚もやし梅えのき by nekotano

「ぶたもやしうめえのき」って、なんじゃこら、料理名かー、と自分で突っ込みたくなりましたが、まぁでもそれ以外に言いようがないねぇっていう料理。正確に言うと、「もやしぶたうめえのきしそ」なのか。最後に「蒸し」くらいは付けてもいいかも。

蒸し器にシリコンペーパーを敷いて、もやし、豚肉(ロース薄切り)の順に並べ、そこに、ざく切りにして梅肉だれ(梅干し2個、みりん大さじ1、梅種しょうゆ小さじ1)で和えたえのきを乗せたら、強火で7~8分ほど。最後に千切りの青じそ。ものすっごく簡単だけど、おいしい。

今日使った梅干しは、だいぶ昔に八戸に行ったときに買ってきた、八助(はちすけ)のしそ漬け。冷蔵庫の奥から出てきて、賞味期限は豪快に切れていましたが、なにせ塩漬けなので大丈夫だろう…と開けてみたら、問題なかったので使っちゃうことに。

正確には梅干しじゃないのですが、まぁほぼ梅干しと言っていい味わい。八戸の市場ではこの八助を使った商品が沢山あったのですが、そもそも八助って何だろう…と思って、売店のおばさんに「八助ってなんですか」と聞いたところ、「八助は八助だァ」と言われて終了した、苦い記憶を思い出しました。

ここから先は自分で調べて知ったことですが、八助というのは、ご当地では八助梅とも言われるのですが、実は杏の一種です。南部梅と桑の実を交配して偶然できたものだそうですが、なんせできたのが江戸時代なので、誕生秘話は諸説あるようです。杏なのに、梅とほぼ同じ用途で使うところが他県の人間からすると不思議な感じがしますが(普通の梅干しと比較すると、相当大粒)、当然ながら、ご当地の人はそう思うことは無いわけで、そのギャップが面白いよなぁ…と、思い返したのでした。

シロさんひじき煮、味噌汁の具は大根。夫にはご飯を出しましたが、私はパス。

豚もやし梅えのき」への2件のフィードバック

  1. イワクラ

    平仮名で書かれるとどうしても 「うめえ」 というのが目に留まり、名前だけで美味しそう…。暑いこの時期にさっぱりと頂けそうですね。いくらでも食べられそう。

  2. nekota 投稿作成者

    イワクラさん、こんばんは。お久しぶりです。
    といいますか、去年の夏のコメントに今更返信していて、ホントすいません。

    ひらがなで書くと、わけのわからない名前ですね。文字だけ見ると、
    落語に出てきそうな怪しげな食べ物に見える…。
    でも、実際は、相当美味しいです。蒸し料理なので、冬場でもイケるハズ。
    忘年会続きで、胃腸が重いのよ…というときに、ぜひお試しください。

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