花巻と酢豚

カテゴリー: 夕食 | 投稿日: | 投稿者:
花巻と酢豚 by nekotano

一口カツ用の豚もも肉で酢豚を作るつもりでいたので、そのお供は、ご飯よりも花巻のほうがいいだろうと、超久しぶりに作る。いい具合の気候だったので、発酵は楽だろうねと踏んで作り始めましたが、予想以上に快調に発酵してくれて有り難し。一次発酵が、常温30分で済むとは。

二次発酵でも気持ち悪いぐらい膨らんで、蒸し上がった時には、花巻か? と云いたくなるような荒々しい見てくれになってしまいましたが、生地そのものはものすごくよく出来ていて、驚く。汁気の多いものと食べても負けることは無いであろう、しっかりしたコシのある生地で、見た目以外は満点の出来でした。

酢豚は、ウーウェンさんの『黒酢でおかず』にある、一番シンプルな酢豚のレシピを参考に作る。長芋を加えているのは、祥龍房の黒酢酢豚の真似です。かさまし要員ともいえますが、しかし、長芋って、酢豚の具として素晴らしい食材なのも事実。酸味と長芋って、合うんだよなぁ。

あとは、ゴーヤの白和え。ゴーヤ1/2は、ワタを取って内側に味噌を薄く塗り、表裏共に軽く焦げ目が付くまで網で焼く。これを1センチ幅にスライスしたものを具にし、貝割れ菜と一緒に、合え衣(水切りした絹ごし豆腐、白ごまペースト、薄口しょうゆ、胡椒)で和える。

今日は花巻の出来具合が良かったうえに、献立のバランスも、量もばっちりだったようで、まぁいわゆる「完璧」だったそうです。年に数回、こういう日があるんですよねぇ。せめて、月に数回くらいの頻度になると嬉しいのですが、まだその域ははるか遠く。

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