豚天

カテゴリー: 夕食 | 投稿日: | 投稿者:
豚天 by nekotano

猛烈にチープな揚げ物が食べたくなったのだが、それが何かが微妙に思い付かない。チープな揚げ物の筆頭といえば、やはり、竹輪の磯部揚げか。と思ったが、ちょっとボリューム的にごつい。もうちょっと、軽いものでないのか…と考えて、そうそう、紅生姜天なんかいいじゃない、と思ったのだった。

どこで覚えてきたか忘れましたが(多分、どこかの飲み屋だと思う)、これは好きですねぇ。そもそも、紅生姜が好きなので、嫌いなわけがない。ただ、やっぱり、晩ごはんのおかずなので紅生姜だけで作るのも気が引ける、ので、豚バラ肉と一緒に一口サイズのかき揚げ風にして揚げる。

そもそも、私は、豚肉のから揚げも大好きなので、不味いわけがない。豚肉には味を付けずに(紅生姜があるから、肉に味を付けなくても何も問題ない)、物足りなければウスターソースをちょいとつけて食べます。このソースが、チープ感が増してなおよいよいという感じ。見た目はアレですが、美味しかったです。

副菜がてらに、小松菜のさっとゆで。お湯でゆでて、水にとってよく絞って、食べやすく切っただけ。小松菜は、全く味付けなしでも美味しいなぁと思います。

奥はにらの大入り汁。週刊文春に連載中の平松洋子さんのエッセイで覚えてきた食べ物ですが、最近出版された単行本(『ひさしぶりの海苔弁』)の中にも収録されておりました。ふたりで1束のにらがペロッと食べらるし、身体は温まるし、とてもおいしいし、それに臭くないですよ(臭くならないコツは、エッセイの中で紹介されています)。

なかなか日常に戻れず、今日の支度もだいぶ手間取ってしまったのですが、ようやく少しずつ戻りつつあるような気がする。

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