じゃがいもグラタン

カテゴリー: 夕食 | 投稿日: | 投稿者:
じゃがいもグラタン by nekotano

ホントは、ご飯に味噌汁、おかずという晩御飯にするつもりだったのだけど、あんまり寒かったので、グラタンを作ることにした。

ただ、家にはロクな材料がなかったので、グラタン ドフィノワを作る。じゃがいもだけのグラタンです。

ふと、夫に「ドフィノワって何?」と聞いたら、「知らんわ」という(料理関係の言葉って、日常用語じゃないんだなぁ…と、いつも思う)。「っていうか、どうして疑問に思ったときにすぐ調べんのだ」と言われたんですが、私から言わせると、夫のように、家の中でもiPadを持ち歩いて(iPad買う前はパソコンでした)、何か疑問が浮かぶ毎にすぐ検索するほうが、少しおかしいと思うぞ。確かに、今回の疑問は、疑問に感じた瞬間に、すぐに(自分で)調べるべきでしたが。

ちなみにですね、ドフィノワとは、フランスのドーフィネ地方(スイスに近い)のことであり、つまりは「ドーフィネ風のグラタン」という意味なんだそうです。なぜ、じゃがいもだけのグラタンが「ドーフィネ風」なのかは分かりませんが、とりあえず、この地の郷土料理という認識でいいのかな、と。

こちらのブログによると、じゃがいものスライス、にんにくのみじん切りを器に入れ、生クリーム、牛乳を注いで窯の脇でゆっくり火を入れながら煮るのが、古典的な作り方だそうで。現在は、にんにく、ナツメグと一緒に牛乳で煮てから器にうつし、チーズをかけて焦げ目をつけるように焼く、のが定番の作り方(なのかな)。

私のは、「グラチネ」というよりも、ごく普通の「グラタン」的な作り方で。

じゃがいもは皮ごと1時間弱蒸し器で蒸して、皮を剥いてスライスする。蒸し器には、一緒に、皮を剥いたにんにく1個分も一緒に入れて蒸しておく。蒸している間に、ゆるめにホワイトソースを作っておく(バター30グラム、薄力粉30グラム、牛乳400cc、ナツメグ、塩)。

耐熱皿に、ホワイトソースを塗り、じゃがいもを並べ、隙間ににんにくを詰め、ホワイトソースをかける。これを繰り返して器に入れ、一番上に、溶けるスライスチーズをちぎったもの、ペコリーノのすりおろしをかけ、200度のオーブンで25分ほど。

じゃがいもは、きたあかりとノーザンルビーを混ぜて使いましたが、それぞれ食感や味わいが異なるので、混ぜて正解でした。それにしても、ホワイトソースとにんにくって、相性がいいこと。絶対残る…と思って作りましたが、全部食べちゃったのでした。美味しかったなぁ。

奥は、ジャガイモを蒸している時に一緒に作っていた、長ねぎのマリネ。

長ねぎは、3センチ幅に切り分けて耐熱容器に入れたら、蒸し器に入れる。柔らかくなったら取り出して、器に直接、ホワイトバルサミコ、塩を加えて、直接味付けし、冷めるまで置いておく。

メインがクリーム系なので、酸味が妙に美味しく感じました。

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