新宿から浅草に移動し、新春浅草歌舞伎の2部を見てきました。今日の演目は、「博打十王」、「新口村」、「屋敷娘」「石橋」の4本。新口村以外は舞踊なので純粋にお芝居は1本だけなので、わりに気楽に観れました。

今年の浅草は、1部の「義賢最期」もそうだったけど、愛之助さんが本当によかった。「新口村」では壱太郎さんの梅川とのコンビで忠兵衛をやっていましたが、さして好きでもない話なのに面白く観られて大満足でした。どの舞台を拝見しても思いますが、愛之助さん、今、ノリノリだなぁと感じます。

「博打十王」は亀治郎の会でも観たことがあるのですが、理由は分からないのですが、個人的には前回観たほうが記憶に残った。それだったら、若手だけで踊った「屋敷娘」「石橋」のほうが印象深かったなぁ…というのが正直な感想。しかし、来年の浅草はどうなるのかなぁ。お年玉挨拶は亀鶴さん。お客さんいじりが若干滑っていて、やり難そうでした。それでもこなしちゃうところが、ベテランだなとは思いましたが。

幕間に手製のおにぎりで遅いお昼。ソフトクリーム食べてから来ているので、これでちょうどいい。