かつおのたたき

かつおのたたき by nekotano

私はかつおの刺身は、どっちかというと、秋の戻りがつおのほうが好きなのですが、歌舞伎だ落語だと初鰹の話をするものですから、やっぱり、早いうちに1回は食べようかな…なんて気分になります。

とはいっても、江戸っ子ではないので、ある程度値が下がってようやく「食べようかな…」と思うわけで、わが家の初鰹は、若葉の頃も過ぎ去ったこんな時期。しかし、最近、かつおの時期が少しずつ後ろにずれている気がするのですが、気のせいでしょうか…。

かつおのサクは、塩を振って出てきた水けをふきとって、また軽く塩をふったら、カンカンに熱してサラダ油をひいたフライパンで表面に焼き目をつけ、ジップロックに入れて、急いで氷水に浸けて冷やす。今日はうっかり火を通しすぎたのだけど、夫は「よいよい、生臭いよりは、火が通っているほうがいいんだ」というので、まぁよしということで。

大振りに切り分け、新玉ねぎのスライスの上に並べて、青じそ、みょうが、しょうがのせんぎり。にんにくは(私が)苦手なので、すりおろして、脇に添える。ポン酢で食べます。

かつおがダメだったときのために、保険でたたみいわしの炙ったのも出し、きゅうりとかにかまのサラダ、カリカリ豆鼓豆腐(『豆腐料理日韓中の100レシピ』)と、脇も夫の好みで固める。

でも、今日のかつおは「美味しかった」だってさ。うー、よかった。

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