コンビニめし

コンビニめし by nekotano

今日は七月大歌舞伎の昼の回を観に行く。「正札附根元草摺(しょうふだつきこんげんくさずり)」という舞踊をやった後に、「夏祭浪花鑑」で、お鯛茶屋、住吉鳥居前、三婦内、長町裏、団七内、同屋根上までの通しで上演。

団七が海老蔵で、三婦が左團次、義平次が中車なうえに、お梶が玉様とくれば、楽しみに決まっている…と、ワクワクで出かけましたが、微妙に消化不良だったような気もする。海老様の団七は相変わらず素敵だったし、徳兵衛の猿弥さんとの絡みもグー。だけど、全体的になんか、たるっとした雰囲気だったなぁ、と(まだ前半だからしょうがないのかも)。中車さんの義平次、台詞があるうちはすごくよかったのですが(嫌らしいのにとぼけた味わいが感じがすごくよかった…)、後半の立ち回りのシーンになると、少し間延びした印象を受けたのが、自分でも驚く。ここのシーンは誰がやっても面白い場面…と思っていたのですが、そういうわけでもないんだなぁ。歌舞伎って、バレエやダンスのような、身体芸術の側面もあるんだな…と思ったのでした。ともあれ、玉様、海老様の美しいお姿、お顔を拝見できたので、もう十分満足です。

で、劇場内のポスターに、もう、9月の秀山祭の演目が出ていて、ええ、もう、9月の予定を立てねばならんのか…と、なんだかアワアワする。

きょうは、コンビニのおにぎり2個入りパック(ツナマヨ、鮭)で簡単に。集中して芝居を見るには、これくらいの量のほうが丁度いいのね。まわりはみんな立派なお弁当を食べているので、ちょっとさびしい気持ちもなくはないんだけど。

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