レイズンウイッチ

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帰宅すると、なぜか、代官山小川軒のレイズンウイッチの箱が! なぜ!? と聞くと、仕事で代官山に行ったので、なんとなく買って帰ろうか…と思って、と。おおー、よくぞ、「代官山」に、「小川軒」があって、「レイズンウイッチ」が売っている、ということを覚えていましたね! しかし、予約もせずに夕方にふらっと行って、よく買えたね。

夫が手土産を持ち帰ること自体珍しく、それだけで十分ありがたいのですが(酒井順子さんの『ひとくちの甘能』というエッセイの中にレイズンウイッチを書いた一篇がありますが「(レイズンウイッチは)自分で買うのではなく、人からもらうから嬉しいお菓子」とあって、本当にそう思う)、まぁしかし、さすが小川軒。とても美味しくて、ありがたい気持ちはより増し増しに。

さっくりしっとりが程よく同居するビスケットに、さっぱりしたバタークリームが薄く塗られ、かすかに独特のシブを残しつつも品良く漬け込まれたレーズンがたっぷり挟まれていますが、この3者のバランスがすばらしい。一口食べるごとに「おいしいなー」と思い、それを繰り返しているうちに、いつの間にか食べ終わっている。そしてもう1枚手が伸びる…(2枚で我慢しましたが)。

以前、百貨店で限定販売しているのを買って来たことがありましたが、その時食べたのと今回のはまるで別物。この違いっぷりは何なんでしょう…、本店で出しているものとは違うってことなのでしょうか。まぁ、とにかく、美味しかったです。ありがとう!

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