きょうもビビンバ

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昨日のビビンバがまだ残っているので、今日もそれで晩ご飯。とはいえ、少しずつ量が足りないので、ほかの山菜たちと同じ日に買った雪下人参で炒めナムルを作って追加。

雪下人参って、上越地域の名産品の一つですが、ものすごく甘いか…と言われるとよく分からず。ただ、身の決めはかなり細かくて歯ごたえを残して炒めている割に、シルキーな食感だなぁと思いました。スープにしたほうがより美味しさをい引き出せたのかも。とはいえ、人参のナムルは私は大好きなものの一つなので、もちろん美味しく頂きました。

昨日あく抜きしたわらびですが、若干、あくが残っているような…そんな気もかすかにしたので、今日はおかかマヨネーズ和えにしました(ほんのちょっと薄口)。これが大正解。ジャンキーっぽいけど、意外にわらびと合っているし、美味しい。

なんたって豚の角煮』の中に、佐渡に移住した著者(土屋敦さん)が、移住した当初は山菜の季節になると、ありがたがってせっせと食べていたところ、数年たったころには山菜を食べると具合が悪くなり、見るのも嫌になってしまっていた…という話があります。土屋さんによれば、都会の人がありがたがる山菜特有の苦みはあくであり、それは毒なのである。だから地元の人は、グダグダになるまでゆでたり、ド甘な味付けをしたり何て食べ方をするけど、それは山菜を長く食べ続けるための生きる知恵なのだ…と。

このエピソードは本筋の角煮の話並みに印象深かったのですが、おかげで、山菜をマヨネーズで和えて食べることも全く抵抗なく実行できるようになりました。無理せず美味しくいただくことも、大事なこと、ですよね。

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