コンビニめし

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六月大歌舞伎の夜の回を観に行っていました。先週は、夫の素敵な計らいにより超久々の1等席での観劇でしたが、自腹で見る今週はもちろん3等席。

3等席、観る分にはなんの不便もないのですが、しかしですよ、いくらなんでも足下の幅は狭すぎだよ…とは、いつも思います。かなり小柄な私ですら「狭いなぁ」と思うのですから、相当だと思って頂いていいと思います。それに、3等席というのは基本庶民がほとんどなわけですが、庶民ってのは大概荷物が多いもの。だから余計に「狭くて不便」に拍車がかかる。せめてロッカーを用意してほしいですが、なぜかロッカーは地下なのよね(3階にもあるけど少ない)。で、そんなに狭くて不便だと自席で弁当を食べるのもいろいろ不都合があるので、ロビーのソファを使いたいのですが、これがまた少なくてすさまじい争奪戦。日生劇場並にとは言わないまでも、もう少しソファがあるといいのになぁ…とはいつも思うんですよねぇ(どうにもなりませんけどね…)。

というわけで、今日は激しい争奪戦に打ち勝って、幕間は、ソファでコンビニ飯。汁たっぷりの野菜担々麺。具を入れたり、汁を入れたり、混ぜたりすすったりと、色々手順の多い食べ物だったので、お席で食べなくて良かった…。

演目は、「新薄雪物語」の広間・合腹・正宗内。キリは「夕顔棚」という、芝居舞踊。今月は、午前に「新薄雪物語」の花見・詮議を上演していて、昼夜で通し上演という形を取っているのですが、正直無理があるなぁ…と感じました。そんなことは上演する方も百も承知なんでしょうけどねぇ。個人的には、正宗内を初めて見れたので良かったです。ただ、決して後味のいい話ではないので、キリの「夕顔棚」のばかばかしさが、なんだかありがたかったような気もしました。

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