イングリッシュマフィン

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表紙の美味しそうなイングリッシュマフィンサンドの写真に惹かれて『料理通信』7月号を購入していました。特集タイトルはズバリ「家でも、店でも、自家製しよう! Vol.2」。前年11月号に引き続いての第2弾のようですが、うかつなことに第1弾の存在には気づかず…。

ともあれ、表紙に引きつけられてぱらぱら読めば、冒頭で紹介されたお気軽自家製のススメで、長尾智子さんのマスタードが紹介されていたり、以前からやってみたかった自家製ワインビネガーや自家製バター(発酵バター風味)の作り方が紹介されていたりと、盛りだくさんだったので、即購入し、実践できる機会をうかがっていました。しかし、ものすごく久しぶりに購入しましたが、昔は消費税を入れて900円弱くらいだったような気もしていましたが、もはや1000円超えてるのね。驚きつつも、中途半端に安くて物足りなさが残るくらいだったら、ぱっと見がちょいと高くても読後の満足感を優先ししたいところです(もちろん財布的限界はありますが…)。ええもちろん、買って良かったです。

美味しそうだなぁ…と思ったイングリッシュマフィンサンドは、東中野にある「ビスポーク」というパブのオーナー・野々下レイさんが作ったもので「ハムとイングリッシュマフィンのサンドイッチ アップルマスタード添え」というもの。お店ではすべて自家製だそうですが、雑誌では、イングリッシュマフィンの作り方が紹介されているのでした(ハムのレシピもごく簡単には紹介されている)。ちなみに、野々下さんのブログを見ると、この『料理通信』の表紙写真が載っており、その下に「最高の表紙ができました」と添えられていました。作ったご本人も納得の1枚(1皿)なのだから、そりゃ、美味しそうオーラが出ていて当たり前ですよね。

おひとりでやられているお店とのことで、省けるコツはなるべく省くようにしているようで、こね作業はフードプロセッサーを使っているそう。ちょうど家にもあるわ、よっしゃ。てなわけで、数年ぶりに、フードプロセッサーにパンこね用の羽を付け替える。順々に材料を入れてスイッチオン。水分の多い生地なのでなかなかひとつにまとまらず、機械を使っているというのに、ちょっと(だいぶ)苦戦したのが意外でした。まぁ何とかまとまったけど、べとべとで成形するのにまた苦戦。ただ、こんなに水分の多い生地を自力でこねるのは無理だったろうなぁ…と思うと、文明の利器には感謝せざるを得ない。

野々下さんのレシピは、オーブンで焼く前に、フライパンで焼くのが特徴(たぶん、フライパン焼きでカリッと、オーブン焼きでふわっと、させたいのではないのかと)。炙るんじゃなくて、もうフライパンの段階でほとんど火を通してしまうのです。これがね、結構、大変でした。うちのガスレンジは弱火調整があまりできないので、焦げるのよ…。イングリッシュマフィンは、白く焼き上げるのが鉄則(焦げ目は食べる前に焼くときに付ける)。なんですが、ぐんぐん焦げ目がついて行くよ…。あああ、と思いつつ、オーブンで最後の仕上げ焼き。ここでさらに表面に色が付く…。あああ…。

お手本には遠く及ばずの出来でしたが、まぁ、家で作って食べることに意義があるのです…。意外に、中はもっちりしていて、噛み応えのある生地。今日はスクランブルエッグを挟んで食べましたが、確かに、ハムやベーコンなど、肉類の方が合っているような気がしました。

初めてなので色々手間取りましたが、もう少しコツをつかめばぱっと作れそうな気もします(なんというても、こねるのが機械にお任せなのが大きい)。もうちょっと練習して、マントウ、ピンに次ぐ、我が家の粉モノに育ってもらえればいいなぁ…と夢は膨らみます。それにしても、自家製●●を作る作業ってのは、どうしてこんなに楽しいんでしょうね。色々やりたいことはあるのに、時間と体力が追いつかないのがもどかしい。

イングリッシュマフィン」への2件のフィードバック

  1. nekota

    何に対して仰っておられるのかわからないのですが、ありがとうございます。
    また、いらしてくださいね。

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