松島屋の栗蒸し羊羹

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先月末に予約して以来、まだかまだかと楽しみにしていた松島屋の栗蒸し羊羹。昼休みにいそいそと引き取りに行く。1本2300円。

店の奥では、ぎっしりとむき栗が入った巨大なボウルが火にかけられていて、ゆっくりと茹でられており、さらにその奥には、お店のおばさんが切り分けられた栗蒸し羊羹をひとつずつ包装している姿が見えました。まさに金の延べ棒が積み上げられたかのように、山に重ねられた羊羹たち。うーん、スゴイ量だ…。でも、あれらも、あっという間に、どこかへ行ってしまうのだろうなぁ。ちなみに、この日は12時15分頃に行ったと思うのですが、看板の豆大福は既に売り切れていました。だんだんと、あんこのお菓子の季節になってきたなぁ…と実感します。

食後に、ウキウキしながら切り分ける。羊羹部分はやや柔らかめ、栗部分はかすかに歯ごたえを残した絶妙なゆで加減。栗の入った羊羹は断面をみるのがまた楽しみだから、よく切れる包丁で迷いなくすぱっと切り分ける。今年も素敵なデザインにお目にかかれました。

うーん、ホントに、この栗蒸し羊羹は美味しいっ。口当たり良くコクのある羊羹、あっさりと炊きあげた栗のバランスがすばらしい。あんまり絶品とか逸品という言葉を使いたくないのですが、これは我が家では数少ないそういう品なのです。

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